水シャワーで人生を楽しむことを学んだ
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記事：エミリー（ライティング・ゼミ超通信コース）
みなさん、「水シャワー」ってやったことありますか？
水シャワーとはその名の通り、冷たいお水のシャワーを浴びることです。
ぬるめではなく冷たいお水です。
頭や首の下の部分に浴びるのがオススメです。
時間は慣れていない人は30秒程度でOKですが、慣れたら3分程度が良いです。
もちろん心臓疾患のある人などはやめておきましょう。
私は、1年中ひざかけとレッグウォーマーが手放せない寒がり＆冷え性なので、水シャワーなんて考えたこともありません。
温泉に行ってもサウナと水風呂を見ては、「うわ、水風呂寒そう、こんなの入るなんてもの好きだな〜」と思って通り過ぎるタイプでした。
そんな私が変わったのは、青木千草さんという方のオンライン瞑想会に参加したことがきっかけでした。
朝5時から30分間を21日間開催されました。全国の参加者400～500人をZOOMで繋ぎます。
青木千草さんはヨガの講師であり、CITTA手帳をプロデュースした方です。
私はヨガにはあまり興味がなく、手帳に興味があり参加しました。
ついでに「瞑想ってなんか良いって聞くけどどんなもんかなー」という感じでした。
この瞑想会では、瞑想の前にヨガ哲学や健康に関することなどを青木千草さんが話されます。
そこで2日目に言われたのが、
「体がだるい人は水シャワーをするといいよ」でした。
その時はまだ真冬の2月。
「いやいや、寒いし、絶対やらないし」
と思って、もちろんやりません。
3日目に参加したときに、「水シャワーやった人〜？ 」という問いに何人も手が上がりました。
「え、嘘でしょ。みんなすごいな〜。もう少しあったかくなったらやろうかな」と私には他人事でした。
でも
「水シャワーはいらないものを洗い流す、浄化になるよ」
「朝でもお風呂のあとでもいいよ」
「人混みに行った日にやるとスッキリするよ」
「冷え性に効くよ」
など毎日毎日少しずつメリットを伝えられました。
「まあ朝は無理だけど、お風呂のあとならいいかな〜」
「冷え性改善したら嬉しいな〜」
「いや、でも冷たい水は無理だ〜」
と心の中で葛藤していました。
そんな私がやろうと決心したのはこの言葉でした。
「水シャワーはアトラクションだと思ってやってね。楽しんでやらないと肩こったり、息がつまるよ」
「『楽しい、わーい』ってエンジョイしてやってね。水シャワーだけじゃなくて全てのことに対してエンジョイしてね」
「そっか、それなら楽しんでやってみるか！」とやっと決心した私。
お風呂上がりにやってみようと思いました。
その日、お風呂から子どもたちを出した後、シャワーから水を出してみました。
最初はお湯の残りの生ぬるい水が出てきます。
「これならそんなに冷たくないな〜、楽勝楽勝」
と思っていたら、
どんどん冷たくなってきました。
「きゃ〜、冷たい冷たい。無理無理」
「じゃなくて、楽しむんだった。あはは〜、楽しい水遊びだ〜」
と無理矢理自分を奮い立たせました。
背中のところを中心に、まずは30秒。
「は〜、寒かった……」
でも体を拭いてパジャマを着ると
「ホントにポカポカしてくる〜、楽しい！」
になりました。
そして、それからはほぼ毎日続けることができました。
特に電車に乗った日などは念入りに。
そして、3分の水シャワーにも挑戦しました。
「3分は長い！ そしてやっぱりすごく冷たい！」
でも、歌を歌いながらとかストレッチしながらでもいいと聞いたので、
歌を歌いながら、そしてせっかくならと習ったフラダンスの振り付けを思い出しながら、最後は半ばやけになりながら水シャワーを浴び続けています。
水シャワーはアトラクションと言われたけど、アトラクションの中でもジェットコースターだなと思います。
ジェットコースターは「怖い」と思っていたら、乗っても肩が凝るだけだし、そもそも乗らないかもしれない。でも乗らなかったら楽しさや爽快感がわからない。
私は水シャワーだけじゃなくジェットコースターも怖いです。
でも、この経験があったので、もし子どもが「ジェットコースターに乗りたい！」と言ったら楽しんで自分も乗れると思いました。
ジェットコースターに限らず怖い・無理と思っていてやらないことって人生でたくさんあると思います。私も「自分にはそんなことできない」「めんどくさい」「つまらなそう」などやらなかったことって色々あります。
でも、人からオススメされたり､チャンスがきたものはとにかく楽しんでやってみる！ そうすると新しい世界が見えてきて楽しい、そんなことを水シャワーに挑戦することで学ことができました。
＊＊＊
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