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メディアグランプリ

人生後半 自分だけの物語を編んでいくこと


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:のもちゃん(ライディング・ゼミ12月コース)
 
 
最近、みんチャレアプリの読書グループのメンバーが読んでいた
「50代からは3年単位で生きなさい」(諸富祥彦著)を手に取って読んでみた。
 
内容は、人生前半45歳までの課題は「同世代の人と同じことをしていく」こととあり、
例えば、学校や仕事、あるいは結婚、子どもを産んで育てることなどを行っていく、とある。
 
そして、人生後半からの課題は「自分にとって必要なことをする(個性化)」
他の人とは違う「自分にしかなれない自分」になっていく。
それを3年単位で繰り返し考えていき、後悔のないよう生き抜いていく。
そういうことが書かれていた。
 
自分にとって必要なこととは一体何なのか。
自分がこれから3年間でやりたいことは何なのか?
自分にしかできないこととはどんなことなのか?
 
そう考えたとき、ライティングがその一つだと考えた。
 
私は学生の頃から本が好きで読書はよくしていたが、
文章を書くのはけっこう時間がかかるため、
書くことはあまりしてこなかった。
 
けれど、ここ3年ほどアウトプットをしてみたいという気持ちがずっとあった。
夫の病気やコロナ禍で、自分や家族、世の中に急激な変化が起こり、
今のままの受け身な自分のままでいいのか……?
という不安な気持ちに捉われるようになった。
 
そして本やネットなどを通してインプットを多くするよう時間を作っていった。
インプットの時間を重ねるごとに、
アウトプットの重要性が理解できるようになってきた。
 
しかし、私は口下手で話すことがうまくできず、
また書く方もすらすらと文章になって出てこない。
特別に秀でた才能もないため、
アウトプットすると言っても今一つ自分の納得する表現方法がわからなかった。
 
たまたま昨年秋頃に、ライティング・ゼミのことを知った。
そうか、文章を書くのが苦手なら学べばいいんだ!
そう考え、やってみたい! とすぐに受講を申し込んだ。
 
ライティング・ゼミの毎週2000文字の課題提出は、
今まで文章を書く習慣がほとんどなかった私にとってはけっこう大変な作業で、
毎回、課題提出にかなりの時間をとることになり必死だった。
課題を書き上げるために睡眠を削ることも多かった。
 
しかし、私にとっては決して安くない受講料を支払っているということもあり、
必ず書き上げて提出したい! という気持ちがあった。
そして何より書くことが今の私には必要だ! という思いもあった。
 
課題提出の締め切りまでに完成させて提出する、という強制力のおかげで、
いつもギリギリだったが、何とか毎週課題を提出することが出来た。
スタッフの方々からのフィールドバックがあることにも励まされた。
 
これが一人でブログに書き連ねるだけであれば、
テーマも構成も文章も時間的余裕がないのを理由に、
さほど必死になって考えず中途半端のまま、
たとえ書き上げても達成感を感じず、
いつしか途中で書くことをやめてしまっていただろう。
 
私にとってライティング・ゼミでの課題提出は、
自分の中から湧き出た思いや考えを、
真正面から取り組んで書き出していく作業だった。
これまでの私の半生、過去にまつわる出来事を書くことが多かった。
 
しかし、過去についてのそれまでの思いなどを書き出していくことで、
自分の吐き出せなかった思いや出来事を、
ライティングを通して表現することができ、
混沌としていた頭と心の中がずいぶん整理されるようになった。
そして最近は「過去」から「今」、そして「未来」へ思考の方向の向きが変わってきたように思う。
 
そうなると書く内容も、現在そして未来へと向けて自然と変化していった。
書くことが私にとってのセラピーであり、セルフカウンセリングの効果をもたらしたのだと思う。
 
ライティング・ゼミでの4ヶ月間、
苦労しながら毎週課題提出した積み重ねは、
自分の中でこれまでにない自信につながった。
 
特別文章がうまくなったとか、面白いコンテンツが早く書けるようになったとか、ということはない。
むしろそのあたりは、最初の頃とそれほど変わらないような気がする。
 
もともと継続することが苦手で、
新しいことを始めても中途半端でやめることが多かった。
だけど得意とはいいがたいけれど、
四苦八苦しながらも続けてこられたのは、
やはり書くことが好きであり、自分にとって必要なことだと考えていたからだ。
 
冒頭の本を読んでいるとき、「3年単位くらいの小さな野心、そして小さな夢」
という一文が目に留まった。
 
書くことのスキルを学び意義を実感したことで、
以前とは違った自分の中から出てくる考えや感情を書き綴ってみたい。
 
書き続けることで、自分の中にどんな変化が起きるのか。
 
あえて具体的な目標を持たずに、
状況に応じてゆるく変化していく自分を楽しみながら、
そしてこれからも大切な人たちとともに幸せを分かち合いながら、
歳を重ねて生きたい。
 
そうすることで後悔のない自分だけの人生を生き切ってみたい。
人生後半戦、このライティング・ゼミの受講を終えてからが本番だと思っている。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2023-04-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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