それぞれの絶対麗度のカタチ《絶対麗度ライティング》
*この記事は、「絶対麗度ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【2年生になりました】
記事:kaori
今年の3月をもって絶対麗度2年生になりました。
初めて秘めフォトに参加したのは、確か昨年の3月。写真が苦手なことを克服したく参加を決意したはずだった。写真に撮りなれるために洋服を脱ぐ必要はなかったのかもしれないが、自分に自信を持つためにもよい効果があるといわれ、自分に欠けている部分を補うにはいいのかもしれないと説明を聞いて申し込んでいた。
約1年参加して、撮りなれたかというとそれはまだYesとはいえない。ただ今までにこんなに自分の写真を撮ったことはなかったし、まじまじと自分の身体を見ることはなかった。自分で粗はたくさん見つけられる。表情が大切なのだろうけど、元々の「写真が苦手」というのは未だ克服はできていない。いつもみんなの表情を見るたび、羨ましいと思ったり、綺麗と思ったり、かわいいと思ったり、そうなりたいと思う自分がいる。
でも、ここに参加すると来た時よりは確実に元気に前向きになって帰っていける不思議なパワーは感じている。それだけでも参加する価値は十分あるのだが、1年経ってみて、当初の目的は果たせていないこともあり、もう1年続けてみようと思った。
先日、2か月のお休み期間を経ての久しぶりの撮影だったが、やはりリセットされている感は否めず、また緊張して参加していた。ただ思ったより緊張が早く解けたのは少し進歩したと思いたい。
少なくとも撮影に参加して写真を撮り、みんなと会うことで、自分の見た目や体型を意識するモチベーションにはなっているので、このまま年齢に抗っていきたい気持ちは続けられそうだ。この1年は写真に撮り慣れること、あとは、ぱっと見ではわかりづらいらしい自信のなさを克服すべく、ライティングなどにも取り組んでいこうかなと思っている。
今年になり、気持ち的に前向きになっているのでこのままいけばよくなっていく気がしている。
みなさままたよろしくお願いします。
【裸の女神】
記事:紬野 しずく
「上手に歌わなくていい、あなたの歌を歌えばいいんですよ」
「自分らしくって、一番難しいんだけどね」
ジャズボーカルのレッスンで、先生がそう言った。
「自分らしく」
よく聞く言葉なのに、そのときわたしは、少しドキッとした。
わたしの歌を歌う。
わたしらしく。
先生は続けた。
「自分のこころに正直にいることですよ。なるべくね」
——なるべく、ね。
その言葉が、やけにやさしくて、現実的で、胸に残った。
わたしらしくいるのは、思っているよりずっと難しい。
「わたしらしさとはなんだろう」と考え始めた途端、
その輪郭は、するりとほどけてしまう。
社会人としてのわたし。
母としてのわたし。
親しい友達と過ごすわたし。
恋人と過ごすわたし。
そして、秘めフォトのときのわたし。
どれも確かに、わたし。
だけど、どれも少しずつ違う。
一体どれが「本当のわたし」なのだろう。
そう考えるたびに、わからなくなる。
人は生きていく中で、
関わる相手や場所によって、自然とさまざまな自分をつくっていく。
求められる役割に応え、
その場にふさわしい自分を差し出しながら、
いつの間にかそれを自分の一部として取り込んでいく。
そうやってわたしたちは、
いくつもの顔を持ちながら生きている。
ある意味で、人は
いくつかの人格を内に抱えているのかもしれない。
「個性的」という言葉は、
“ひとつの自分を強く持っていること”だと思っていた。
でも、もしかしたら違うのかもしれない。
母であるわたしも、
誰かに愛されるわたしも、
ひとりで静かに過ごすわたしも、
秘めフォトのわたしも。
そのどれもが、削る必要のないわたし。
揺れながら、変わりながら、
いくつもの自分を引き受けていること。
それも、わたしらしさなのかもしれない。
秘めフォトでカメラの前に立つとき、
わたしは、誰かのための役割ではなく、
ただ「素のわたし」に戻っていく。
肌を覆う面積の少ない布をまとい、
もう逃れられない、と覚悟を決めて光の前に立つ。
少し照れながら、
でもまっすぐにレンズを見る。
その瞬間、なぜか自然と、
今の自分と向き合うことになる。
「ああ、わたし今、調子いいんだな」
「ちょっと最近、肩に力入り過ぎてたな」
写真を撮られているのに、
とても静かで、不思議な時間。
そこにいるのは、わたしだけ。
自分をどう思うかも、わたしだけ。
そんな感覚になる。
そして、声をかけてくれる仲間たちの言葉に、
ふっと力が抜ける。
「ああ、これでいいんだ」
「このままのわたしでいいんだ」って。
隠しようのない、裸のわたしを、
まるごと肯定されているように。
だから、どんなわたしも、大丈夫。
上手に歌えなくてもいい。
整っていなくてもいい。
そのときのわたしのままで、歌えばいい。
「なるべく」こころに正直に。
そうやって今日も、
いくつものわたしを抱えながら、
わたしはわたしの歌を歌っていく。
それでも、そのどれもが、ちゃんとわたしなのだから。
【まず書いてみる、考えるのはそれからだ】
記事:伊藤美那
3月のはじめに、上司に呼ばれ新年度の体制について話をされた。
一瞬、本気で耳を疑った。
何を言ってるの? どういうこと??
一応、最低限のコンプライアンス意識はあるつもりだから、ここで詳細は書けないのが残念。
とりあえず6月まで何とかすればそれ以降は改善されるらしいが、それにしても。
浴びるほど呑みたい気持ちをこらえつつ、文字通り頭を抱えて帰宅すると、自宅のデスクに水色の表紙のノートが待っていた。
そうだ、私にはジャーナリングがある。
ゆっくりお風呂に入って身体をほぐしてから、大好きなラベンダー色のボールペンを手に取る。
上司に言われたこと、今後の不安、自分の中にある苛立ち・・・
頭に浮かぶがままにとりあえず書きなぐる。いつも以上に乱れた字でも、今は気にしない。
とにかく今日は書く、書く、書く。考えるより先に、まずは手を動かそう。
息を止めていたんじゃないか、と思うくらいの集中から覚めて、ふと視線を下に落とす。
心や頭の中に淀んでいた【何か】が、インクの染みという形で目の前に定着している。
夜遅いけど今日は自分を甘やかそう、とホットミルクをのんびり飲みながら改めて読み返してみた。
なるほど、なるほど。
ずいぶん大上段に振りかぶってるなぁ、自分。
書かれた内容を見ると、自分に関わる問題が意外と少ないことに気づいた。
世界情勢は不安だし業務業績への影響は大きいけれど、当然私がコントロールできることじゃない。
本社の方針、これも私にはどうしようもないこと。
他部署の状況。目に入れば気になるし私に降りかかる影響もあるけれど、結局のところ私の権限外だし気にし過ぎ。
こう考えていくと、自分の問題の本質、自分でコントロールできる部分が見えてきた。
なんだ、これだけのことか。
結局、自分が大変になるのがイヤで誰かに労わってほしかっただけ、かも。
ただの構ってちゃんかー。
気づいたことを追加で書きながら、更にどんどん考えていく。
でも、ここをこうしたら少し負担は減るんじゃない?
この部分は多少簡略化しても問題なさそうだ。
書く、読む、気づく、考える、そしてまた書く。
思考や悩みとも言えないようなモヤモヤしたものが、目に見える形になると、できること・やるべきことがハッキリしてくる。
新体制で自分が大変になる現状は変わらなくても、書きだす前より頭が整理されてくる。
いざという時、誰に頼れば良いかも見えてきた。これは大事。
気づけば日付も変わっていたが、あのモヤモヤした状態でベッドに入ってもきっと寝付けなかっただろう。
だったら多少遅くなっても心が晴れやかになった方がよっぽど良い。
ペンを置き、ノートを閉じて、大きく伸びをする。
とりあえず明日からしばらくは、何かあった時のヘルプ体制を整えるべく根回しからだな。
頼りになりそうな数人を思い浮かべ、どう籠絡するか悪だくみ。
そして今。新体制発足から1カ月弱。
様々なトラブルや困りごとはあれど、だいたいジャーナリングで整理した範囲に収まってくれている。
ほどほどの大変アピールも上手になり、周囲の助けも得やすい状況を作り上げることにも成功した。
これからも仕事やプライベートでいろいろあるだろうけれど。
私にはジャーナリングがある。
水色のノートとラベンダー色のボールペンを相棒に、戦略的に生き抜いていこう。
***
この記事は、天狼院書店の「絶対麗度ライティング」にご参加の方が書いたものです。
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