プロフェッショナル

『プロフェッショナル仕事の流儀』佐藤オオキ 世界をもっと、心地よく


こんばんは、チーム天狼院の榮田です。

今日のプロフェッショナルは、デザイナー佐藤オオキさんです。

佐藤オオキさんの新刊『ウラからのぞけばオモテが見える』

天狼院に置いているので、最近私は佐藤オオキさんのことが

気になっていて、今日の放送をとても楽しみにしていました!

 

佐藤さんは最年少でデザイン界のアカデミー賞といえる

EDIDAデザイナーオブザイヤーを受賞、

その後ロッテガムACUO、エステー「自動でシュパッと消臭プラグ」

などをデザインしヒットさせるなど華々しいご活躍をされているという印象を

持っていました。

デザインという仕事をされていることもあり、スマートですいすいと仕事を

こなされる印象。

しかし、今日の放送を見て、佐藤さんの仕事の質の高さは

「絶対的な量」に裏付けられた不断の努力によるものなのだな、と

気づかされました。

 

今では大変多くの仕事を同時にすすめる佐藤さんですが、

仕事を始めた当初、約10年前は不遇の時期でした。

EDIDAデザイナーオブザイヤーを最年少で受賞したものの、

仕事が来ないのです。

そんな中、ミラノで出会った

ジュリオカッペリーニ氏に認められるため、

貯金をはたいてミラノに通い、

毎月10以上のデザイン案をカッペリーニ氏に見せ続けました。

そのとき学んだことは、

「アイデアよりもセンスよりも考え続ける情熱が大事」、

「自分が120パーセントを出さないと相手には100パーセントは伝わらない」

ということです。

今でも、顧客へのプレゼンの際には顧客から依頼された以上のものを提示します。

(実際に依頼された商品だけでなく、もっと包括的なものや、ビジョンに基づいた

将来的な展望など)

ある顧客へのプレゼンが終わった際、佐藤さんが発した言葉は

「やっぱり疲れますね」。

すばらしい提案をし、顧客が心から喜んでいても、佐藤さんはスマートにそれを

やっているわけではないのだな、と思いました。

いつでも必死で、プレッシャーと隣り合わせなのではないか、と。

 

佐藤さんのデザインの力により、出来上がった商品や空間はとても美しく

人々のライフスタイルをより豊かにするものとなるでしょう。

しかし、その裏では絶え間ない努力がある、ということを知りました。

 

天狼院にある、佐藤オオキさんの新刊『ウラからのぞけばオモテが見える』

発想術、仕事術としてとても面白く有用な本となっておりますので、

ぜひご一読ください!

天狼院をのぞけば…新しい「何か」が見えるかも!?

 

天狼院への行き方詳細はこちら


2013-11-25 | Posted in プロフェッショナル

関連記事