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アラフォー母は知った!子どもたちに性教育が必要な理由


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記事:鈴木かおる(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「性教育って興味ある?」
 
ひょんなきっかけで、友人から声がかかった。
ある助産師さんと一緒にやっている、幼児~高校生の親向け性教育講座が、
コロナの影響で対面でできなくなったから、
オンラインでやってみたいと思ってるんだけど、どうかな、という話だった。
 
現在、5歳と2歳、2児の母の私。
 
そういえば最近、子育て仲間たちのあいだでは、
「性教育は、やるなら小さいころからのほうがいいらしいよ!」
なんて耳にするようになってきて、
ネットニュースやテレビでもちょこちょこと目にするようになり、
もしかして世間的にも注目されてきているのかな、と、漠然と思っていたけれど、
それをどんなタイミングで、どんな内容で、誰がどうするのがいいのか、
全然イメージがわいておらず、そのまま放置していた。
 
そんな折、渡りに船!その友人の誘いに「興味ある!」と即答。
 
アラフォーの私にとって、性教育は、謎の多いもの。
 
おぼろげな記憶をひもとくと、小学生だったか、中学生だったか、
教室で冊子が配られ、先生から生理の話を聞かされたような……。あの時、男子はいたのか、女子だけだったのか、あまり思い出せないし、
先生が誰だったのかすら、覚えていたない。そして、それ以前も以降も、
学校や、ましてや家で何か性教育的なものを教わるということはなかった。
 
考えてみれば、どうやって子どもができて生まれてくるか、
高校生くらいまできちんと知らなかった気がする。
いや、なんなら妊活する30代まで、あやふやな知識しかない状態だったかもしれない。
自分の身体がどんなしくみになっていて、卵子の数は生まれる前から決まっていて、
出産が高齢になるほど母体にも子どもにもリスクが高いなんてこと、
教わった記憶がない。
 
いわんや、性行為については、面白おかしく、
ときに恐怖をもって大げさに、
マンガとか、友人からの話とかで、
いわゆる「噂話」的に知る、という感じだった。
そして、親からは全く持って、なんの話もなかった、と思う。
 
それくらい、私の中で「性教育」はふわふわしているものだった。
 
そんなことを思い出しながら講座の日を迎えた。
どんな感じの会なのか……。やや緊張しながら、助産師さんの話を伺う。
私の緊張をよそに、その場は、ざっくばらんに、質疑を交えて進む。
 
「性教育ってきいて、どんなイメージを持ちますか?」
 
自分自身があやふやな記憶だからか、なんだか口ごもってしまう。
恥ずかしいもの、大きな声で言えないもの、という印象が強く、そう伝える。
今の日本では多くの人の印象がそういう感じなのだと彼女。
 
「じゃあ、性教育って、誰がやるといいと思いますか?」
 
学校の先生?助産師などの専門職の人?親?親戚?友達?インターネットの情報?
 
「正しい知識で、色んな人がやるといいのかな」と、私が答えると、
「そうですね、その中でも、私は親や最も近しい保護者からの教育を、
いちばんお勧めしています」と、彼女。
 
え!私親から1秒も聞いたことないけど!
 
しかし、彼女の言う、
親がやるといい理由は、とても納得のいくものだった。
 
あなたは奇跡的に生まれた大切な命だと伝えられること。
自分にとって、とても大切な存在だと伝えられること。
そして、何かあったとき、親にこういう話をしていいんだ、という信頼関係ができること。
「性教育って、命の教育なんです」
 
彼女は言う。
 
そして、子どもたちに、
「性教育を受けたことがある?どんなものだった?」ときいたとき、
「受けたことあるよ。わたしの命がとても大切で、奇跡だっていう話」
皆がそう答えることが夢であり、それを目標に、この活動を進めているのだと。
 
そこには、私がいままで持っていた恥ずかしい、暗い、こそこそした印象は、
ひとつもなかった。
 
めちゃくちゃわかりやすいビジョン!
 
画面越しでも伝わるキラキラとしたまなざしと、熱い口調。
その情熱に心を打たれた。
 
私も、親として、子どもたちへ、
命の大切さを、伝えていきたい、と、素直に思えた。
生きていることが奇跡だから、あなたの存在自体がすばらしい、と。
 
性教育は、「生」を大切にするための、「生教育」だったようだ。
 
幼いころから正しい情報に触れ、
知識をもつからこそ、犯罪や病気を抑制できるし、
自分の身体や周りの人を大切にできるのだと思えた。
 
性教育は、恥ずかしい?
 
そんなことない。
 
自分の命は奇跡で、とても大切なもの。
周りの人の命は奇跡で、とても大切なもの。
子どもたちが、自分を大切に、自分の力を信じて生きて行けるように、
豊かな未来をつくることができるように、
いま、私たちの世代から、変えていけるといいな。
 
親として、ひとりの大人として、思うのだった。
 
《終わり》
 
 
 
 
***
 
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2020-09-13 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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