メディアグランプリ

待っていました! 日本編


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記事:山田THX将治(リーディング俱楽部)
 
 
以前、本項で紹介したことがある本に、私がピローブック(寝入り端に読む本)として重宝しているシリーズがある。
文饗社が3年前程から出し続けて大ヒットしている『1日1ページ、読むだけで身につく』と題されたシリーズがそれだ。これまで、『世界の教養365』『同・人物編』『同・現代編』と三冊出版されている。
作者はいずれも、アメリカの起業家デイヴィット・S・キダーと、同じくアメリカのニュース製作会社社長のノア・D・オッペンハイムという方だ。日本語訳は、小林朋則氏によるものだ。文饗社の担当編集も、同一人物だ。
 
この本は、1日1ページ読むだけで、曜日別に配された、“歴史”“文学”“芸術”“科学”“音楽”“哲学”“宗教”の7つの分野の知識が得られる構成に為っている。
『人物編』ではそれが、“指導者”“哲学者”“革新者”“悪人”“芸術家”“反逆者”“予言者”に為り、『現代編』では、“人物”“文学”“音楽”“映画”“社会”“スポーツ”“大衆文化”に変化している。
 
1日1ページ読めと言われても、その文章量は一般向けなので大した量ではなく、ほんの数分で読める量(1,000字程度)だ。
欲張りな上に読書スピードが速い私は、一晩で2・3か月分読んでしまった。
正確には、読むことが出来たと表現した方が良いだろう。何故なら、この『1日1ページ、読むだけで身につく』シリーズは、翻訳者により大変読み易い日本語文にされているからだ。
また、二人の著者がセレクトしたトピックはどれも興味深く、意志の弱い私には途中で止めること等、到底出来ない面白さだった。
結局私は、半月ほどで3年分の教養を読み尽くしてしまった。
その効果は、テレビのクイズ番組等で、存分に発揮することとなった。別に私が出演した訳では無い。自宅でクイズ番組を観ていると、『1日1ページ、読むだけで身につく』で得た教養で、難問をたちどころに正解する私を、カミさんが呆れて見ているだけだ。多分、
「マッタク、無駄な知識ばっかり付けて」
と、嘆(なげ)いているだろうからだ。
 
この『1日1ページ、読むだけで身につく』には、ちょいとした欠点があった。
それは、二人の著者がアメリカ人なので仕方が無いことなのだが、記されている教養が、西洋のものに偏(かたよ)っていることだ。
これではまるで、世界史だけを勉強して日本史に全く手を付けていないのと同じだったからだ。
 
昨年秋、同じ文饗社・同じ編集者によって、『1日1ページ、読むだけで身につく』シリーズに待望の日本編が出版された。前シリーズの人気からか、私は入手に少々手間取って、年を跨(また)いでしまった。
『1日1ページ、読むだけで身につく 日本の教養365』と題された日本編は、明治大学文学部の齋藤孝教授が監修されている。
内容はといえば、“自然”“歴史”“文学”“科学”“芸術”“伝統文化”“哲学思想”分けられている。
特記すべきことは、この『1日1ページ、読むだけで身につく 日本の教養365』も、前シリーズに負けない読み易い本に為っている。しかも、各トピックが日本国内のことに限定されているので、どれもが馴染(なじ)み深く一度はどこかで見聞きしたことがあるものばかりなのだ。
 
それ以上に、前シリーズにも増して平明な文章で綴られた『1日1ページ、読むだけで身につく 日本の教養365』は、何故だかゆっくり熟読したい感じがするのだ。
もしかしたらこれは、齋藤孝教授による20年前の名著『声に出して読みたい日本語』(草思社・刊)の影響かも知れない。どことなく、一文一文音読してみたくなる文章だ。
 
惜しむらくは、前シリーズの影響からか横組み左開きで作られている『1日1ページ、読むだけで身につく 日本の教養365』だが、通常の日本語書籍の様に縦組み右開きで作られていたなら、もっともっと、日本テイストを強調出来たのではと感じた。
書かれている内容も、前シリーズとは一味違ったのではとも思ってみた。
 
結局私は、前シリーズ同様『1日1ページ、読むだけで身につく 日本の教養365』を4日で読み終えてしまった。1日1ページで、1年掛けろという編集さんの意図を踏みにじってしまったのかもしれない。
しかし、せめてもそのお詫びとして、1年間掛けて何度も読み返してみようと思った。
 
400ページ近い厚さにもかかわらず、手頃な価格の『1日1ページ、読むだけで身につく 日本の教養365』。
読み終えると、しっかりとした教養が身に付きます。
また、高学歴な方々には、最適な復習となることを保証します。
 
一度、手に取ってみて下さい。
 
 
 
 
***

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2021-05-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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