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メディアグランプリ

実は少々、焦っている。但し、表には出せない。しかも、そう感じているのは、多分、たった一人だと信じているから。


記事:山田THX将治(マーケティング・ライティング実践講座)

 
 
食品、それも生物(なまもの)を扱う家業だった。
在庫が、最も恐怖となって植え付けられてきた。
 
一般に使われることはないが、日持ちがしない生物を“日配品”と表する。毎日生産し、当日に卸し、小売店や飲食店で完売させなければならないという意味だ。
連日計画生産を強いられ、タイムシフトが厳しい。しかも食品というものは、天候に大きく左右されるといった特色がある。
生産計画が中(あた)れば、きれいに完売し、外れれば莫大な在庫を抱えてしまう。
現金化が早いので、運転資金に苦労が無く、粗利率も高めに設定する事が可能だ。
一方で、単価が安いので、グロスで測ると大きな‘利益額’にはならなかった。
その為、業界内には大きく成長した事業所は無く、実際、上場企業は一社も無い。
 
連日強いられる計画生産の為、労働環境も整わず、従業員も集まりづらいのが現実だった。
また、日配品はタイムシフトが厳しく、受注生産は不可能だ。しかも、足が早い(日持ちがしない)製品の為、常に在庫を持つことが出来ない。
卸し切れなかった製品は、即、不良在庫となる。次の日では、消費期限が切れて、商品として成立しなくなるからだ。
不良在庫は、廃棄処分の憂き目にあう。
ただ、食品の事業所での廃棄には、別途コストが掛かる。
即ち、生産計画を誤ると、ダブルでコストロスが起こり、莫大な損失となってしまうのだ。
 
よって、目の前に在庫が存在すると、居ても立ってもいられない感覚が、‘勝手に’湧き上がってしまう。
 
現在、絶賛発売中の雑誌『READING LIFE』。
天狼院が責任編集どころか、発刊までしてしまった肝入りの雑誌だ。
内容に関しては、Web天狼院を始め、SNS等で数々拡散されている通り、読み応えのある雑誌になっている。
特に刊頭特集の“「本」の再定義”は、三浦店主直々の執筆記事で、それだけで充分、『READING LIFE』の定価分のコストをリターン出来ていると断言する。何故なら、今までどこにも出ていない‘説’であり、それが、注目気鋭の書店主自らの執筆であるからだ。
この記事は多分、“本”や雑誌に関わる全ての者、ライターだけなく編集者やデザイナーといった、出版物で禄を食(は)む者にとって、必読の記事と信じて止まない。
それは、書店主だけでなく、ライターや編集、企画や販売(書店の)コンサルといった、数々の側面を知っている、三浦店主ならではの発言なので、信じるに値すると考えるからだ。
 
さて、その『READING LIFE』だが、天狼院書店の店内には、まだ在庫が在る。積み方の工夫も有るし、次々に追加しているからだろうが、全く減っているようには見えない(実際は、順調に売れているらしいのだが)。
持ち前の気の小ささで、どうしても売れ残りを心配してしまう。
『READING LIFE』は、書物なので足が長い。
『READING LIFE』は、当初より発行部数を計画されている。
『READING LIFE』は、優秀な編集者(天狼院スタッフ)とライター(天狼院ライティング系ゼミ生)によって作られている。
従って本来は、在庫の心配はいらない。しかし、『READING LIFE』の束が、いつ天狼院に行っても目にしてしまうと、分かっていても心が騒いでしまうのだ。
 
では何故そこまで、心配するほど責任を感じてしまっているのか、不思議がる向きも有るだろう。実は、今回の『READING LIFE』の編集会議に出席してしまったのだ。ライターとしても、ライテクングゼミ・ゼミ プロフェッショナルコース受講生として、資格だけは持っていた。
『READING LIFE』を御覧頂けると分かるが、一文字たりとも記事として出ていない。企画だって、縁もゆかりもないものばかりで、参画出来ていないことは一目瞭然だ。
しかし、『READING LIFE』には何故か、‘企画’として奥付に名前が載っている。正確には、何故か載ってしまっていた。
何にもせずに、この記念すべき雑誌に名前が載るとは、意外を通り越して恐れ多い事だ。残された可能な事といえば、少しでも売り上げに貢献することだ。
そう考えたまでである。
 
『READING LIFE』は既に、次の号が計画されている。事実、その編集会議も発足し、現在はゼミとして次号の編集企画を出し合うところまで来ている。
今回(次号)も、勢いで編集会議に出席している。また、斬新なコンテンツを、間近で見ることが出来るところまでは来ている。
問題は、現状では前回と同じ結果となりそうなことが、既に見えている。間隔が短く、何らかの進歩をする間合いが無かったからだ。
しかも、編集長である三浦店主直々の発言に「次の次には、予約で完売する」とあった。これは、『READING LIFE』がコンテンツとしての質が高まる事であり、現在の勢力(編集者とライター)で、そこまで行けるとの判断ともいえるのだ。
 
これは、うかうかしている暇はない。
時間を掛けて、筆力を伸ばしている間はない。
経験に基づく、勝手な心配などしてはいられない。
 
今一度、『READING LIFE』をざっくり読み返してみた。
確かに、想定以上の読み応えは確認出来ている。
既に、コンテンツとしての質の高さは担保されている。
そして店主の想定としては、‘伸びしろ’も保証されている。
 
そうなると、私の心配を他所(よそ)に、今号の『READING LIFE』も売り切れることが現実となってくる。
実際、私の所にも友人知人から「買ったよ」との連絡が来ている。確実に売り上げが伸びている証拠だ。
 
ここは一つ、ひれ伏して御願いなのだが、今後の『READING LIFE』の成長を見る為にも、また、限定品の貴重さ加減からも、購入を御検討頂けないだろうか。
特に、編集者やライターの方々は、新企画の参考として、購入を御検討頂けないだろうか。
既に購入済みの方も、保管用または、ヤフーオークション等での値上がり期待としても、今一度、購入を御検討頂けないだろうか。
 
平に平に、御願い申し上げます。
 
無駄にならないことは、手にして頂ければ直ぐに分かりますから。
 
 

【雑誌『READING LIFE』予約する際の注意と通信販売について】
いつもありがとうございます。雑誌『READING LIFE』副編集長の川代でございます。
『READING LIFE』は3,000部作りますが、発売日にお渡しできる分の数に限りがございます。確実に手に入れたい方はご予約をおすすめ致します。初回限定特典として、ご予約先着順にて、雑誌『READING LIFE創刊号』(2160円相当)を差し上げます。この創刊号のお渡しは、なくなり次第終了となります。ご了承ください。
また、万が一予約が殺到した場合、予約順でのお渡しとなりますのでご了承くださいませ。

店頭、お電話、メール、下の問い合わせフォーム、Facebookメッセージなど、あらゆる方法で予約受付致します。

 雑誌『READING LIFE2017夏号』2,000円+税
6月17日(土)19時から東京天狼院、福岡天狼院、京都天狼院各店にて発売開始・予約順のお渡し

今回は通信販売も同時に受付開始します。通販での受付も予約受付順の発送となります。PayPalでの決済完了時間が予約受付時間となります。
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通信販売分は、発売日より、予約順に順次発送致します。

《一般・店舗受け取り》*雑誌『READING LIFE創刊号』つき
雑誌『READING LIFE2017夏号』2,000円+税





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雑誌『READING LIFE2017夏号』2,000円+税
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