文章を書きながら女装が好きなんだなと感じた話
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:くろたん(ライティング・ゼミ日曜コース)
「えっ! もう2500字も書いてた!」
女装して外出した文章を楽しく書いていたら、気づいたらそれだけの字数になっていた。
私は天狼院書店のライティングゼミというのを受講している。
全8回三浦先生の講義をオンラインで聞く事が出来る。
三浦先生のお話はすごく面白く、楽しく受講する事が出来ている。
そして、このライティングゼミでは毎週2000字程度の文章を書いて、Facebookの専用ページに投稿する事が出来る。投稿には、最低でも1800字が必要になる。
天狼院書店の方にその記事を読んで頂き、面白いと思ったら天狼院のホームページに掲載されるのだ。
知り合いが記事をSNSに投稿しているのを見て、面白そうだなと思って受講する事にした。
8月に2回の講義をオンラインで受講すると、早速記事を書き始めた。
お盆休みにTVゲームの動画をたくさん見た事から、TVゲームの話を書き始めた。ある程度書きたい事は、書けたと思って現在の字数を確認する。
「えっ、まだ600字なの……」
2000字のあまりの長さに絶望した。
何とか思い付いた事を2000字くらい書いて、Facebookに投稿した。
しかし、他の人が読んでも良く分からない思い出話になってしまい、ホームページには掲載されなかった。
2回目は、マラソン大会に出た話を書く事にした。
これも、なかなか最低限必要な1800字に到達せず、苦戦した。
前回が分かりにくかったので、伝わるよう意識して書いた。
しかし、内容は伝わったがコンテンツというよりは個人的な思い出話になってしまった。これもホームページには掲載されなかった。
そして、3回目の課題投稿。
ここまでの2回は、面白い文章を書くというより、1800字を埋めるゲームみたいな感じになっていた。
無理矢理1800字を書いている。これでは、面白い記事になるはずが無い。
そこで、私が1番大好きな女装の事を書くことにした。
私の中では切り札となるネタである。
記事を書き始めた。2回目と違って、書くのがもの凄く楽しい。
「ミニスカートで外に出て、すっごくドキドキしたな!」
「手荷物を持ち上げたら、ミニスカートがめくれそうになった事も書きたい!」
楽しくどんどん書き進める事が出来た。
一通り書き終えたので、字数を確認する。
なんと、2000字を超えていた。
必要最低限の1800字を埋める事すら苦労した過去2回と違って、
女装の事を楽しく書いていたら2000字になっていた。
私って女装が本当に好きなんだなって改めて感じた。
何か魔法が掛かったかのように、楽しく書けた。
そして、その記事は好評で、ホームページに掲載された。
知り合いにも記事を拡散した。
たくさんの人に読んで貰えて嬉しかった。
これまで10回記事を書いて、4回ホームページに掲載された。
掲載された記事はいずれも、楽しく書いていたら2000字を超えていたという記事である。
字数上限の3000字にいきそうになった事もあった。
その時は、カチューシャをプレゼントしてくれた話を、泣く泣く削る事にした。
掲載されなかった6回は、いずれも必要な1800字がなかなか埋まらず苦戦したものである。
女装して外出した話も尽きてきて、今ではネタを考えるのにも苦戦している。
女装以外の事も書いてみたいのだが、1800字も書けるようなネタが思いつかない。
この記事を書く前にたくさんネタを考えた。
女装以外のネタも候補に挙がったが、やはり女装の記事を書く事にした。
この記事も割とスラスラと楽しく書けた。
コロナワクチン接種2回目を受けた直後で、腕の筋肉痛がきついが、頑張ってキーボードをカチカチしている。
イングという可愛いアパレルショップで買った、お気に入りのマーメイドスカートを履きながら。スカートを履いているだけで、気分が上がるものだ。
ライティングゼミの課題投稿もこれが11回目。
全16回だから、後半戦に入っている。
最初は良いネタが後押ししてくれて、ホームページに掲載される事が多かった。
しかし、ここ3回は掲載されていない。
ネタが無くなってきている事が影響しているが、まだ真の文章を書く力が身についていないという事だろう。
ここからが、本当の勝負なのかもしれない。
今回は記事を投稿するのを諦めようかと何度も思ったが、何とか記事を書く事ができた。
この記事を投稿すれば、あと5回になる。
終盤戦が近づいている。
三浦先生が最後の4回中3回掲載されれば、合格点だとおっしゃっていた。
正直、今の感じだとそのノルマを達成する自信は無い。
それでも、ここまで来たら最後まで記事を書きたいなとも思っている。
2000字を書く難しさや楽しさを体験するための舞台を用意してくれた、天狼院書店の方々には、感謝している。
***
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
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