手帳の選び方から……婚活のコツを学んだ
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記事:はやみん (ライティング・ゼミ)
「ねえ、ねえ、今どんな手帳使ってる?」
毎年10月くらいから、いや……私の場合、年中この台詞を言っている気がする。
しかし、私は来年用のベストな手帳を見つけてから……
「どんな手帳使ってる?」と周囲に聞かなくなった。
手帳との付き合いは、大学生の時からおそらく始まった。授業の予定とバイトの予定、後は友達との約束などを忘れない用に記入していただけだったと思う。
そのため、使っていた手帳は、マンスリータイプ、後はかわいいかどうか? がこの時点の私の手帳の条件で、それ以外にはとくにこだわりもなかった。
手帳にこだわるようになったのは、周りの影響である。
20代から30代前半の頃、自己啓発ソフトの営業の仕事をしていた。その時に、手帳は単なるスケジュール管理のための道具ではなく、自分の未来を作る道具であり、時間管理をするものだと考えるようになった。
そうここから私の手帳放浪記……が始まった。自己啓発業界では定番のフランクリンプランナーから始まり、そこからほぼ日手帳を繰り返し、挑戦してみるのだが、どうも私には1日1ページのタイプは合わず、ほとんど記入しない日が増えてくると、重たいだけの手帳が邪魔になり、処分し、見開き一週間1ページ、それもバーチカルタイプを購入するのである。しかし見開き一週間1ページの定番の手帳は高橋のビジネス手帳や日本能率協会のNOLTYのような定番に乗り換えるのだが……次にマンスリーとウィークリーが一緒に見る事ができない、マンスリーは使うけど、ウィークリーは使わない。もしくは逆の現象が起こるのである。そうすると今度はちょっと変った形、超手帳術の手帳など書籍の著者が作った手帳に走ってしまうのであるが、結局その手帳術の術が使えず……シンプルなのがいいと手帳は高橋のビジネス手帳や日本能率協会のNOLTY戻ってみたり、気まぐれにほぼ日手帳に戻ってみたりと、これからは手帳ではなく、デジタルということでGoogleやアプリなど使ってみるが……入力が面倒で結局、紙の手帳に戻ってしまっていた。記憶にあるかぎりでは私は手帳一冊を最後まで使い切る事なく途中で買い替えることが、ここ数年続いていたのである。
そんな手帳放浪記中のわたしが、運命の手帳と出会ってから、いまこの手帳を来年使う事が楽しみなのである。
この運命の手帳との出会いは、今年の10月頃である。そのとき気まぐれにほぼ日手帳を使っていた。ほぼ日手帳の半年サイズが出たのを知り、半年サイズなら……軽いし! 今度こそ使いこなせるかもと思い、購入したのだった。半年サイズで軽いからといってもやはり1日1ページタイプの手帳にはかわりないため、相変わらずなにも書かれていないページが目立っていた。そのため、今度購入する手帳の条件として、1日1ページというのは選択肢からはずれたのである。1日1ページの手帳を使っていて不便に感じていたこととして、一週間のうち、どのくらい時間自分が自由に使える時間があるのかがパッとみて分からないことだった。1日1ページタイプだと手帳の最初の方にマンスリーがついているが、マンスリーだと一日の予定を書くところのサイズが小さいため簡単に予定を書く事しかできず……ということから考えると、マンスリータイプだけの手帳は、今回の手帳の購入条件から外れたのである。ここで私が手帳に求める条件がはっきりしてきた。
まるでこれは……結婚相手を探すと時と似ているのではないか?
つまり、自分の譲れない条件を明確にしておく、わたしは結婚相談所に入会して婚活をしたことがないが、登録の時に、結婚相手に求める条件を事細かく書くらしいということは知っている。なんだか私にとっての手帳探しが婚活で結婚相手を探すのと同じように思えてきたのである。
次に見開き1週間バーチカルタイプが候補にあがってくるのだが、この手帳……ここからはもう彼と呼びたい気分なのだが(笑)一つ気になることがあるのである……見開き1週間のバーチカルタイプだとマンスリータイプが一緒についているためマンスリーページを見ながら、ウィークリーページをみることができない 。そのため、マンスリーページに書いている予定を、ウィークリーページに書き写すことが実は面倒、無駄な事をしている気になって嫌いなのである。
どこかにこの長年の問題を解決してくれる手帳は……と思っていたところ、このわたしの面倒、嫌いを解消してくれるタイプの手帳に出会ったのである。そう彼(手帳)に一目惚れしたのである。その彼(手帳)はマンスリーとウィークリーが同時に見る事ができるセパレートタイプの手帳である。
彼(手帳)は来年1月からスタートだけど……いま私のかばんの中にはこの彼(手帳)が常に入っている。今から彼(手帳)を使う来年が楽しみで仕方がないのである。
うん……
もしや婚活の時に、相手に対する条件を自分なりにもっておく事はもちろん大事だけれども、条件が明確になれば、あとは自分が相手と一緒にいる未来に対して、ワクワクできるか? 楽しみに思えるのか? が大事なのかもしれない。そして、その運命の出会いは突然やってくるのかもしれないということを私はこの手帳放浪記から学んだのである。そして、運命の出会いは、残念ながらまだ、訪れていないのである。
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