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チーム天狼院

雑誌『READING LIFE』のクリエイティブ・インターンを募集します!《編集・ライターなど出版業界志望の学生向け》


 

 

みなさまこんにちは、『READING LIFE<文章特集号>』担当の川代です。

 

いよいよ、本格的に天狼院書店でつくる雑誌『READING LIFE』の制作がスタートしました。

7月前半には印刷会社さんやデザイナーさんとお打ち合わせをすすめ、徐々に雑誌のフォーマットやテーマが決まってきたところです。

 

いやー、まだはじまったばかりですが、雑誌づくりって本当にワクワクしますね!

しかも、今回は私が大好きな「文章」がテーマ。

いろいろな企画を練っているのですが、やりたいことが多すぎて……

一冊におさまるのか、そればかりが不安でございます。

 

というわけで、これから具体的な企画案を組み立てたり、記事の制作に入ったりするわけですが!

制作に携わってくださるインターンの方を募集したいなと思っております。

 

私が担当する次号の特集が「文章術」なので、「書くことが好き」「本が好き」「出版業界に興味がある」という学生さんにぜひ参加していただきたいなと。

とはいえ、せっかく参加していただくのであれば、ここでしかできない経験・ここでしか得られないものをもって帰ってほしいなと思いますので、人数は私がじっくりやりとりできる5名限定にさせていただきます。

 

私にできることも限られてはいますが、心が揺さぶられる文章を書けるようになりたい・文章や言葉についてとことん研究したい・ライターになりたい……などなど、そういった目標がある方々にとってヒントになるようなものを、この雑誌編集作業を通してお伝えできたらいいなと思っています。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします!

 

雑誌『READING LIFE』とは?


「READING LIFEの提供」をコンセプトにしている次世代型書店「天狼院書店」が発行する雑誌です。

これまでに2号発行されていて、

前回のものは2017年夏号。

(もう4年も間が空いてしまいました……。大変お待たせいたしました)

 

しかし、せっかくつくるのであれば前号、前々号の「熱狂度」をはるかに超える雑誌をつくりたいと思っておりますので、

ぜひご協力いただければと思います!

 

 

11月8日発売文章特集号について


現在、私が制作している11月8日発売号のテーマはずばり「文章術」特集。

「文章」や「書く」ことをテーマにしていることは間違いないのですが、

具体的にどんな企画についてやるのかはまだ確定してはおりません。

 

ただ、私がいま個人的に「絶対にこれだけはやりたい!!」と思っている企画は、

・接続詞フェチ委員会!

・ライティング中毒者の集い

・「変わらない主人公」VS「変わる主人公」〜ヒーローズ・ジャーニー徹底研究〜

・あまりにも美しすぎる「出だし」研究会

・スカッとするカタルシス展開「裏切りの水戸黄門理論」

・名探偵コナンはなぜ面白いか? 本格ミステリとして読み解く「名探偵コナン」

・書かなくていいなら、書かないほうが幸せだ〜それでもなお書いてしまう執筆者たちの苦悩〜

・東京ベスト「執筆カフェ」ランキング

・文豪変態図鑑

などなど。

本当に個人的な趣味全開の企画ばかりですが笑、せっかくやるのならば自分が超超超大好き!! と思えるものをやりたい! ということで、このようなラインナップになっております。

 

もちろんこれ以外にも企画は募集中ですので、

「文章術」テーマでこんなことがやりたい! というアイデアがある方も大歓迎です。

 

 

インターンのみなさんにやっていただきたいこと


雑誌編集に関わる作業を担当していただきたいのですが、

とはいえ、役割についてはその方の適性によって考えられればなど。

 

というのも、当初、雑誌『READING LIFE』の編集作業は、

編集担当川代+外注ライターさん(ライターズ倶楽部所属の方)だけでやろうと思っていました。

学生インターンさんなどにお手伝いしていただくつもりはなかったんです。

 

なぜかというと、編集作業って、本当にいろんな、いろーーーーーーんな作業が次から次へと出てくるので、

「絶対にこれができます!!」とお約束するのが難しいんです。

 

もちろん、

・取材

・記事のライティング

・校正作業

・企画・編集

・雑誌を売るためのマーケティング戦略の立案

 

とか、仕事内容を書くことはできるのですが、

こう書くと、ぶっちゃけ、こう……ものすごくかっこいいクリエイティブな仕事をイメージしてしまうじゃないですか。

 

別にそれがいいとか悪いとかの話をしているわけじゃなくて、単純に、

「編集」とか「ライティング」とかの言葉って、こう、カフェの広い机に座って原稿を広げ、おしゃれな万年筆を持って深煎りコーヒー飲みながらチェック入れるみたいな、そういうかっこいいイメージと結びつきやすいじゃないですか(知らんがな)。

 

で、私も大学生のときめちゃくちゃそういうイメージを持っていて、だからこそ事前にお伝えしておきたいんですけれども、

編集・ライティングの作業って、

もう、まじで、

死ぬほど大変です。

本当に大変です。

というか死にます。

 

私も今でこそフリーのライターとしていろいろな原稿書く仕事をしていますけれども、

正直なところ、1日に250回くらいはパソコンを叩き壊したくなります。

締め切りがやばいのに全然いいアイデアが浮かばないわ、徹夜しすぎてカフェインも足りなくて目も血走ってるし顎にニキビできるわ、

もう脳みそのシワというシワが全部なくなってつるつるになっちゃうんじゃないかという気すらしてきます。

 

で、私はひとつの原稿を仕上げるまでに平均10回くらいは「あーもうライターになんかならなきゃよかった」と後悔しているので、

おそらくこの雑誌『READING LIFE』も、仕上がるまでに何回後悔すればいいんだろうと今から恐ろしくて震えています(大丈夫か)。

 

……とまあ、なぜこのように脅しのような言葉をたくさん書いているかというと、

ライター・編集者といった仕事は、基本的に「成果物至上主義」なところがあるからです(もちろんすべての仕事がそうだとは思いますが、この仕事はとくにそういう印象があるというお話です)。

 

クライアントが求めるクオリティにならなければ、

とりあえずの原稿料はもらえるかもしれないけれど、次から仕事がこなくなります。

 

50時間かけてつくろうが、1時間で仕上げようが、

誰も「○時間仕事した」という事実は評価してくれません。

 

あくまでも評価されるのは仕上がった原稿がいかに面白いかであって、

どれだけのエネルギーを費やしたかというのは関係ないのです。

 

 

今回私も編集担当として雑誌『READING LIFE』を面白い雑誌に仕上げ、赤字にならないようにちゃんとお客様に買っていただかなくてはならないという責任を負っていますから、

ひとつひとつのライターさんに依頼した原稿についても、ものすごく細かくチェックするだろうと思います。

 

必要であれば、何度も修正を依頼することもあるかもしれません。

 

……というようなことを鑑みると、

「それだけのクオリティの記事を仕上げろ!」というのを

学生の方に依頼するのは、ちょっと責任が重すぎるだろうし。

就活とか授業とか試験とか他のバイトとかがあるなかでその作業をすすめるのは厳しいだろうな、と思ったのです。

 

そういった経緯があり、今回、学生インターンは募集しない方向で……と考えていたのですが、

ただ、私自身も、学生時代に雑誌編集や書籍編集のお手伝いをちょっとやらせていただいたことがあって、それがすごく楽しかったことを思い出したんです。

 

もちろんきちんとした成果物を生み出すことはできなかったけれど、あの経験があったからこそ、出版業界で働きたい、という気持ちが強いものになった。

 

歯を食いしばって粘って作業し続ける、そんな泥臭さも含めてこの仕事って素敵だなあ、かっこいいなあと思ったんです。

 

なので、そういった体験を学生のみなさんに提供できるのであれば、

そして、この経験を通して天狼院のことが好きになってもらえるのであれば、

ぜひやってみたいなあと。

 

それに、私自身も、学生さんたちに刺激を受けたいな、新しいアイデアをいろいろと教えていただきたいなと思いまして。

 

とまあ、長くなりましたが、そんなもろもろの心の葛藤があり、学生インターンを募集することにいたしました。

 

 

参加してくださった方のために私ができること


そもそも「インターンシップ」とは「就業体験」を目的とした活動ですから、せっかく参加していただくのであれば、何かひとつでも得てほしい、持って帰っていただきたいなと思っています。

 

そこで、今回の編集作業のお手伝いをしてくださった方のために、何ができるか考えてみました。

 

・文章のフィードバック

┗担当原稿(書いていただくことに決まった場合)のフィードバックはもちろんのこと、ブログやエッセイ、就活中の方であればエントリーシートの文章もOKです(卒論などは専門外ですので無理です)。

 

・就活相談

┗出版業界限定にはなりますが、私の知っている範囲でお答えさせていただきます。いつかフリーランスで働きたい、という方の相談にもある程度はのれると思います(ある程度ですが!)。

 

・雑誌や本ができるまでの手順

┗ステップごとに、どのようにして本ができるのか、出版するまでに何が必要なのかはお伝えできます。作業に同席していただければ、仕事の空気感なども体感できると思います。

 

ほかにも、「文章術」がテーマということもありますので、参加された方の努力次第では、ぐんと文章力をアップさせることもできるかもしれません。

「面白い文章が書けるようになりたい!」という方のお手伝いなら私も喜んでさせていただきたいので(むしろそれくらいしかできることがなくて申し訳ないですが)、ぜひご相談ください!

 

 

手伝っていただきたいこと


それとはべつに、みなさまにお手伝いしていただきたいこと、教えていただきたいことも書いておきます!

 

・大学生の間で何が流行っているのか

┗私も卒業してからしばらく経っているので、空気感などを教えてほしいです。

 

・SNSの活用

┗こちらも私はあんまり得意ではなく……。SNS使うのめっちゃ得意! という方いたらぜひいろいろ教えてほしいです!

 

・雑誌の編集作業

┗こちらはざっくりした内容になってしまい恐縮ですが、主に想定しているのは企画を進めるうえでの調査・資料集めなどです。たとえば「接続詞フェチ委員会」という企画では、いろいろな接続詞を調べたい(めちゃくちゃレアな接続詞とかあればそれも)ので、言葉が好き! という方は向いているかもしれません。

あとは「東京ベスト『執筆カフェ』ランキング」という企画では、執筆作業に適切なカフェを探したいので、その調査などを手伝っていただけると助かります。

 

最後に


なんかおもってたんとちがーーーーーう!! と思われてしまうのが私としてもいちばん心苦しいので、予防線というか(おい)、いろいろぶっちゃけて書かせていただきました。

とはいえ、雑誌の編集作業やらライティングやらなんやら、やればやるほどに面白みが見えてくると思うので、その楽しさをお伝えできたらなあ……と思っています。

つらいこともしんどいこともたくさんありますが、それでもやっぱり、自分が心血を注いだコンテンツが世に出ていくのは、何ものにも代えがたい喜びがあります。参加していただいた方には、その面白さを精一杯お伝えできればと思っています。

 

それでは、みなさまにお会いできるのを楽しみにしております!

どうぞ、よろしくお願いいたします!

 

❏担当者:川代紗生(雑誌『READING LIFE<文章特集号>』担当)

ツイッター:https://twitter.com/kawashirosaki

プロフィール&自己紹介:https://tenro-in.com/articles/team/165597/

本インターンについてのお問い合わせ:

kawashirosaki(at)gmail.com/川代個人メールまたはTwitterのDMで直接お送りください ※ (at) は @ に置き換えて下さい

 

概要/エントリー締め切り:7月31日(土)23:59


・期間:8月〜11月(発売までの4ヶ月間)

・稼働時間:応相談(週1〜3日、締め切り直前は週5日とかを想定していますが、強制ではありません)

・募集対象:大学生、大学院生(天狼院書店への新卒入社を検討しているという方も大歓迎です!)

なお、編集・ライティング経験のありなしは一切問いませんので、どなたも遠慮なくご応募ください。

・勤務地:東京・池袋

・人数:最大5名

*なお、今回の学生インターンでは時給は発生しません。ひとりのライターとしてクオリティの高い記事を仕上げてくださった場合(1本記事を担当してみたいという場合は、どんな企画をやりたいのか・どれくらいのスキルがあるのかも合わせて教えてください)、原稿料をお支払いしますが、時給は出ませんのでご了承、よろしくお願いいたします。

理由は上に書かせていただいたとおりですが、今回は仕事としていろいろやっていただく、というよりも編集作業の体験をしてもらえたらいいな、というイメージですので、もし有給でちゃんと稼ぎたい、という方は、有給のほう(スタッフ募集)から申し込みをしてください!

<スタッフ募集/採用情報はこちらからどうぞ>

https://tenro-in.com/bosyu/150619/

 

□応募の流れ〔エントリー方式〕


1.以下のフォームにアクセスし、 必要事項の記入【7月31日(土)23:59締め切り】

<READING LIFE学生インターン応募フォーム>


2.担当者から「合・否」をメールで通知します。



3.面接(必要に応じて2次選考)



4.決定

【天狼院書店へのお問い合わせ】

お問い合せフォーム
TEL:03-6914-3618


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