【マツコデラックスについて研究しています】「何の勉強しているの?」社会学部生が大学で学んでいることはとにかく面白い。《スタッフ山中のつぶやき》
「いったい、なにをやっているの?」
大学生として過ごす中で。何度この質問を投げかけられたことでしょう。
社会学部社会学科。学校内でシャカシャカと呼ばれる私の学部は大学内でも特殊な学科だと思います。
法学部は法律について学ぶ。
経済学部は経済について学ぶ。
経営学部は経営について学ぶ。
多くの学部はその名称からあらかた学べる内容が予想できます。
しかし、社会学部は別。
社会学部 って結局何を学ぶ学部なの?と二言めには質問されることなど、日常茶飯事です。
ひとことで言ってしまえばやっぱりその他の学部と同じように、名称そのまま 社会 について学んでいるのですが、しかし
”社会について学ぶ”とはなんぞや。
当学校のHPには
社会学部
ー社会と個人緒関係を様々な角度から検証するー
私たちの暮らす社会は、さまざまなからくりでできています。いったいどんなからくりで動いているのかを見えるようにする道具箱、それが社会学です。まずは好奇心のアンテナを張って「問題」を発見してください。
とありました。あれ、余計ににわからなくなったかも。
そもそも社会学って何なのでしょう?
社会学(しゃかいがく、英: sociology)
社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズム(因果関係)を解明するための学問である。その研究対象は、行為、行動、相互作用といったミクロレベルのものから、家族、コミュニティなどの集団、組織、さらには、社会構造やその変動(社会変動)などマクロレベルに及ぶものまでさまざまである。思想史的に言えば、「同時代(史)を把握する認識・概念(コンセプト)」を作り出そうとする学問である。(wikiより引用)
研究対象は様々。その対象を検証する視点も様々。
様々。様々。
言ってしまえば、もう。なんでもあり。社会学部とはそんな学部なのです。
wikiの説明を見ればなんだか小難しいことをやっているのでは?デカルトやらカントやらをひたすらに研究している学部?という印象を受けるかもしれませんが、実際は全く持って違います。
例をあげるならば私の所属しているゼミ。毎年学部内でも競争率1、2を争う人気のあるゼミで、入るためにレポート提出。次に教授との面談。となにやら就職活動のような選考が行われることでも有名なのです。
そんな苦闘をしてまでなぜこのゼミに入りたかったのか。理由は簡単。ズバリ研究内容があまりにも楽しそうだから。
地域コミュニティ。対人関係。比較社会。他のゼミがいかにも”社会学部”として研究をしている中で、私たちのゼミは異質。
”メディアに出ている人気者”を研究するのです。
テレビ、ネット、ラジオ、雑誌…メディアに登場し、人気を博している者に対して
どのメディア で どの層の人たち に なぜ人気があるのか を研究しているのです。
「え?どうゆうこと?」 この説明をしてもこう聞き返されることにも慣れました。
人気者であればまさに何でもあり。
それが
ジャニーズ事務所に所属しているのようなアイドルでも
一本のレギュラーより、一回の伝説をとる芸人さんでも
梨汁ブッシャーなゆるキャラでも
人気があればそれでいいのです。
その人気こそが研究対象なのです。
こんなゼミが楽しくないわけがありません。
具体的なゼミの内容は、ゼミ内でペアを作り、研究対象について発表。YouTubeなどで参考資料をみつつ、人気の秘密を探って行くというものでした。
研究するのも楽しいし、みんな研究発表を聞くことも楽しくて、ゼミの日はいつもわくわくしてしまいます。
私自身は何を研究対象にしたかというと、、、
ペアの友人と相談した結果 中田ヤスタカ について発表しました。
中田ヤスタカ みなさまご存知でしょうか?(名前をクリックするとWikipediaにとびます)
今や世界中で旋風を巻き起こしているジャパニーズテクノポップ。そんななかでPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅなど多くの有名アーティストのほとんどの楽曲プロデュースしているのが 中田ヤスタカ なのです。
研究して行く中で私たちは彼の旧ライバルには小室哲哉、現ライバルとしてはヒャダイン(ももいろクローバーZのプロデューサー)をあげ、彼の人気の秘密に迫りました。
彼の人気の理由とは!!!
・・・と、長くなったので内容はまた次回。
なにやら楽しそうなことやっているなと思った方はぜひお話聞きに来てくださいね。
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