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キャッシュレス今昔


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記事:生駒 希(ライティング・ゼミ平日コース)
 
「えーとね、6人だから、ひとり3818円ね! 3800円で良いよ!」
 
ありふれた飲み会の終わりは、幹事の次の一言でありふれたものではなくなった。
 
「できたらPayPayか、LINE Payでちょうだいね」
 
自分で言うのもなんなんだけど、結構キャッシュレスには強いと思っていた。スマホにはクレジットカードと連携してオートチャージになっているモバイルSuica、楽天カードを作ったタイミングでスマホは楽天モバイルにした。引き落としは元々楽天証券の口座を開設したときに一緒に作った楽天銀行の口座からにした。楽天のポイントも効率的に貯まる! この楽天ポイントを楽天Edyにチャージして利用する! 完璧! と思っていたのにも関わらず、新しい波はすぐそこまで迫っていたのだ。この飲み会のために久しぶりに財布を持って歩いて、銀行に寄り道してお釣りがでないようにわざわざ1000円札多め、コンビニでグミを買って100円玉を作ってきたというのに。
 
昔は流行に乗らないことを格好良いと思っていたけれど、流行に乗ることは勇気がいる。波乗りは風を読むことが大切だといわれているらしい。新しいキャッシュレスの波も、乗り遅れると損をする、らしい。このときはまだ半信半疑だった。
 
「アプリをダウンロードして、銀行の口座登録するだけでできるよ」
 
え? それだけ?
 
「今PayPayで買い物すると20%オフになるし、こないだコンビニ行ったら全額戻ってきたよ」
 
なにそれ。逆にそこまでできすぎてるはなし、怖いんだけど……。しかし時は2019年5月。PayPayの100億あげちゃうキャンペーン第2弾のの真っ只中だったのだ!
 
「私も結構キャッシュレス化してると思ってたんですけど、まだあったんですね」
 
正直に自分の気持ちを伝える。
 
「クレカとかICカードのやつって、割り勘できないでしょ? 飲み会のときはPayPayとかのほうが便利なんだよ。残高も戻ってくるし、財布軽くできるし、割り勘も便利だし、すごく良いよ! オススメ!」
 
なるほど。私がキャッシュレス化に対応していると思っていたけれど、また新しいものが続々と世に出回って、古いものになっていくようだった。そう聞いて、すぐにPayPayをダウンロードして、チャージした金額から割り勘にした。ちなみに登録するだけで500円分の残高をもらえた。ちょっとした事件である。
 
既に10年以上前の話になるが、実は一度仕事を辞めたあと、普段通りクレジットカードを使い続けてうっかりカード破産しかけたことがある。クレジットカードは現金がなくても買い物ができる、分割払いなどの支払い方法を選ぶことができるなど、メリットはたくさんある。ゴールドカードなどの、良いカードを持っているひとは優待が受けられる、マイルを貯めて飛行機に乗るときに、空港のラウンジを利用するひともいるだろう。ただ、私のように使いすぎてしまって、知らない内に限度額いっぱい、あわやカード破産、なんていうひともいるので注意が必要だ。
また、SuicaやPASMOなどが代表的なICカードは、事前に現金をチャージすることができるので使いすぎを防止することが可能。私的にはすごいメリットだと思う。会計時のスピードも、小銭不要でピピッとするだけなので、とても早い。駅のコンビニは専らSuica専用レジを使うようにしていて、普通のレジを待っているひとたちをすり抜けてピピッとする快感をいつも味わうことができている。
 
キャッシュレスは四次元ポケットみたいに広がっていって、生活が便利になっていくんだろう。
 
PayPayやLINE PayなどのPay系アプリは銀行口座やクレジットカードの連携が必要で、チャージをして使用するところはICカードの電子マネーと一見似ている。しかしなんといっても還元率が高い、スマホひとつで決済が可能で、お得で便利、というメリットが大きい。PayPayはキャンペーン時にセキュリティトラブルが発生し不正利用があったとのことだが、その後対策を実施しており、今のところトラブルなく使用することができている。
ちなみにこんなすごいことを誰かに教えない訳にはいかないと思い、母にPay系アプリを勧めたところ、既にLINE Payを使っているとのことでたまげた。ポイントを残高に反映したり、クーポンをよく利用しているとのことだった。使いこなしているとは、できる女である。じゃあ何故私に教えてくれなかったんだと、ちょっとモヤっとした。
 
そうこうしている内に、政府もキャッシュレス・消費者還元事業と銘打ってキャッシュレスを打ち出しており、2%還元、5%還元など、いよいよ利用しなければ本格的に損をする時代が到来してしまったようだ。登録、難しいことはないよ。もうすぐ還暦の私の母ですら使いこなしている。スマホと向き合おう。
 
なおこれは余談になるが、本格的にキャッシュレス化に移行すると未だに現金でしか支払いをできないお店に行くと危うく無銭飲食をやらかしそうになるのでどうぞご注意ください。おひとり様のときにやると最悪。私はこれで店員さんに頭を下げて近くのATMに走ったことが2回あります。
 
 
 
 
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2019-12-13 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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