メディアグランプリ

未来がギュッと待ち遠しくなる「ワクワクカレンダー」のススメ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:長谷部さちこ(ライティングゼミ・日曜コース)
 
 
毎日を楽しく生きるためには何が必要なんだろう。
 
特に何か困っていることがあるわけでもないし、体調も悪く無い。人間関係で問題を抱えているわけでもないし、これからの生活に大きな不安があるわけでも無い。でもなんだか同じ毎日の繰り返しでパッとしないんだよなぁ。ちょっと昔の言葉で表現するなら「なんだかリア充していない」感じとでも言うのでしょうか。
 
少し前の私は目の前に霞がかかったように、見えているようで見えていない、起きているようで眠っているような毎日を過ごしていました。必要最低限のことは淡々とこなしていたから、私の気分は曇り空だったけれど、きっと周りには迷惑はかけていなかったはず。他の人に迷惑をかけずに生きていくのは大切なことだけど、それだけでは満たされないような毎日を過ごしていました。
 
私の毎日には何が足りなくってこんな気持ちになるんだろう?もうちょっと楽しくワクワクしながら毎日を過ごしたいなぁ、とモヤモヤの原因を考えた時に気付いたことは「今はそれなりに楽しいけど、未来にワクワクする予定がない」ということでした。明日も明後日も、もしかしたら来週も来月も来年もこの調子でいくのかも知れない。そういうマンネリ感が怖いのだということに気付いたのです。
 
そこで私は少しでも興味を持ったもの、楽しそう、面白そうだなと思ったイベントをカレンダーに入力していくことにしました。気になる映画の公開日、読みたい本の発売日、気になるイベントのオンライン配信の日程など。
 
これらの日程はいつもスケジュールを管理しているカレンダーアプリに入力するのではなく「ワクワクカレンダー」と題して別のカレンダーアプリをダウンロードし、通常のスケジュールとは別に入力するようにしています。これから楽しいことがどれだけあるのか、一眼で分かるようにしたのです。
 
いつも使っているカレンダーアプリに入力しても良いのですが、興味関心が生活に負けてしまうような気がしてしまったり、こんなことをしている場合かと我に返ってしまったりと、せっかくのワクワク感が薄れてしまうと感じたのであえて通常のスケジュールアプリとは分けて入れています。
 
ワクワクカレンダーを導入してからというものの、少しずつですが私の毎日は潤ってきました。
 
しかし、ここでまた問題が一つ発生したのです。誰かが作り出す楽しみを追うだけでは自分の機嫌を誰かに委ねてしまう。つまり、私は誰かが楽しみを作ってくれないと楽しめない人になってしまうのです。
 
これはまずいなと思い、ワクワクカレンダーに以下の3つを追加しました。
 
1、季節のイベントを入れること。2、誰かを喜ばせるイベントを入れること。3、学びになるイベントを入れること。それぞれ言葉の意味の通りですが、この3つを日常に取り入れることを意識するだけで毎日がグンと彩られました。
 
季節のイベントは今の期間しか出来ないことを考えて楽しみます。例えば「綺麗な紅葉を観に行く」という目的を設定すると、その目標を達成するためにはInstagramで紅葉スポットを探したり、付近の美味しいお店を探したり、ドライブコースを考えたりと存分にワクワクするための下調べが重要になります。下調べの内容を1枚の紙にまとめ、旅のしおりを作成すると「紅葉を観にいく」というイベントは大切な思い出になるでしょう。
 
誰かを喜ばせるイベントは誕生日などをお祝いするだけではなく、いつもお世話になっている誰かに感謝を伝える日としています。その人に会うタイミングで好きなお菓子や、旅行先のお土産をプレゼントしたりしています。また、「この人に会ったらこの話をしよう」というネタ帳も作るようになりました。
 
学びになるイベントは、これまでに経験したことのないことをする、今やっていることを深める、の両方を意識して同じくらいの頻度で取り入れるようにしています。興味の幅を広げながら腕を磨いていくイメージです。
 
この3つに関することはどんな些細なことであっても(この日にはこれを決めるなど)ワクワクカレンダーに入力するようにしました。
 
そして一番意識していることは、これらのワクワクイベントやワクワクの仕込みを定期的に行うということです。私は毎週金曜日の15時からはこれからのワクワクを考える時間、仕込み時間として確保しています。非日常を楽しみ抜くためにはまず、日常を飽きるほどに感じることが必要です。縛りなく自由になりたい、と思うためには少しの窮屈も大事なのだと思えるようになりました。
 
こうして通常のスケジュールに並ぶくらい同じように埋まってきたワクワクカレンダー。このカレンダーアプリを開く度に次の週末は何をしようか、来月は何をしようかと自らで楽しみを考えられるようになってきたのです。
 
その時にしか出来ない季節のイベントを考えること、誰かを喜ばせる日を作ること、自分を深める日を作ること、これらの計画をぜひみなさんも日常に取り入れてみてください。
 
 
 
 
***
 
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2020-10-04 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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