レンタカーの「チョクノリ!」サービスが便利すぎたのでみんなに知ってほしい
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事: 森 団平(ライティング・ゼミ平日コース)
もう、タイトルで全てを語ってしまった気がするが、「チョクノリ!」が便利すぎるので、ぜひみんなに知ってほしいと思って書くしか無いと思った。
これは、僕にとっての「魔法のじゅうたん」だ!
さて、まずは「チョクノリ!」について簡単に説明しておきたい。
「チョクノリ!」とは、トヨタレンタカーで2019年10月から開始されたサービス名だ。
「チョク=すぐ」「ノリ=乗れる」サービスだ。
つまり、カウンターで手続きをせずに「無人貸出」出来るレンタカーであり、無人であることから「24時間いつでも借りる・返すこと」が出来るレンタカーなのだ。
このサービスがなぜ便利すぎるのか?まずは「チョクノリ!」を始める前の僕の旅の経験から話していきたい。
僕は自他ともに認める旅好きで暇さえあれば、出かけては写真を撮ったり、ご当地グルメを食べることを人生で一番の楽しみにしている。
ちなみに、写真は夜景や星を撮るのが好きなので主に夜行性である。
そんな僕の旅は金曜日の夜から始まる、会社が終わり次第、スーツケースを手に東京駅から新幹線に乗るのだ。
そして現地についたらレンタカーを借りて、美味しいものを食べて、夜景撮影に繰り出す。
週末いっぱい、旅を楽しみレンタカーを返して家路につく。というスケジュールが多い。
お気づきになられただろうか?
この旅の行程は全て「レンタカー会社の営業時間」の制限を受けているのだ。
レンタカー会社の営業時間は概ね朝9時から夜20時頃であることが多い。
つまり、僕は、夜20時までにレンタカー会社に到着し、夜20時までに車を返却する必要があるのだ。
ある時、5時即で会社を退社して旅に出ようとしたときだ、上司に呼び止められ急ぎの仕事を依頼された。ごもっともな指示だったのですぐ取り掛かり、最速で終わらせたものの、予定していた時間にレンタカー会社に着くことが出来ず営業時間を超えてしまった。
その時は事情を話したところ、特別にお店を開けて待っていてくれたのだが、大変申し訳無い気持ちになった。
勿論、もう一時間現地に居ることができればもっと遊べたのに、旅を楽しめたのにという事はたくさんある。
全てはレンタカー会社の営業時間の制限のせいだ。
とはいえ、24時間営業のレンタカーサービスがこれまでになかったわけではない。某社は人口密集地では24時間サービスを行っている店舗もあるし、他社では24時間サービスを売りにしている会社もある。
ただ、圧倒的に対応店舗が少ないのだ。特に地方に行けば行くほどその傾向が強い。
それらの問題を全て解決してくれたのが、トヨタレンタカーの「チョクノリ!」サービスだ。
2021年1月現在、「チョクノリ!」対応店舗=「チョクノリステーション」は37都道府県で展開している。店舗数は200以上あり、現在進行系で増え続けているので使えるシチュエーションが他のレンタカー会社に比べると圧倒的に多い。
「チョクノリ!」導入後の旅について書こう。
今回は、ふと思い立って山梨県に行きたくなった。ニュースサイトを見ていたら丁度、「ダブルダイヤモンド富士」が見られるというではないか。これを逃す手はない。
「ダブルダイヤモンド富士」とは富士山の山頂から朝日が登ることを「ダイヤモンド富士」と呼び、それが池や湖に映りこんでダブルでダイヤモンドになるスーパーレアな自然現象だ。
しかし既に時刻は夕方、今から移動してもレンタカー店は営業していない。
そこで諦めなくてもいいのが「チョクノリ!」だ。
24時間いつでも借りることが出来て、予約は借りる時間の1時間前まで可能だ。最終電車で現地について深夜1時から借りるなんてことも出来てしまった。レンタカーの空き状況もアプリで地図上から確認できるので、一店舗ずつ空きを検索する必要もない。
勿論係りの人は誰もいないが、アプリを入れたスマートフォンが鍵代わりになるので、着いてすぐに乗り始めることが出来る。
その後、丸々一日レンタカーを乗り倒し最終電車の出る22時前に店舗に返却。返却手続きもアプリ一つで出来てしまう。
通常であれば、給油をしてから返さないといけないが、アプリで精算できるので給油の必要もない。もし、時間通りに返せなかったとしても時間単位で延長精算を自動で行ってくれる。
もし、「チョクノリ!」がなければ僕は泣く泣く「ダブルダイヤモンド富士」を諦めていたところだった。「チョクノリ!」に感謝。
このサービスを使い始めたおかげで僕の旅の可能性は何倍にも広がったと感じている。いつでもどこにでも僕を連れて行ってくれる。僕にとっての「魔法のじゅうたん」だ。
さて、僕の例はあまりに極端だと思われる方も多いかもしれない。
しかし、残業で友人との旅行に間に合わなかった時や、電車の動いていない時間に移動する必要が出た時等にこのサービスは真価を発揮する。
深夜移動の多い、登山、スキー・スノボ等とも相性が良い。
勿論、普通にレンタカーとして使う場合も、通常であれば借りる手続きをするのに窓口で10分~15分程度時間がかかる所がすぐに出発できるというのもとても使い勝手が良い。
ここまで、良いところばかりを書いてきたが、最後に注意してほしい点についても書いておきたい。
・車種が少ない
基本的には「ヴィッツ」等の乗用車のみの為、大人数の移動などには適さない。
・ワンウェイには対応していない
同一店舗に返却する必要があるため、旅の出発地点と終了地点が違う場合は利用できない。
・スマートフォンの電池が切れると大変なことになる
スマートフォンの電池が切れると、ドアの施解錠、エンジン始動ができなくなる。
これらの点に着いては注意する必要があるが、この「チョクノリ!」サービスは僕の旅の概念を変えてくれた。
ぜひ、皆様にも体験していただいてこの使い勝手の良い「魔法のじゅうたん」を気に入ってもらえると幸いだ。
***
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