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子どもが縁石の上を歩いたら喜ぼう


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:エミリー(ライティング・ゼミ超通信コース)
 
 
私は仕事をしながら、小さい子どもを育てるワーママです。約1年前、長女が2歳のころモンテッソーリ教育に出会ってから子どもに対する見方がガラッと変わりました。
 
それまでの私は、長女の2歳のイヤイヤ期と自分の妊娠、そして精神的にきつい仕事という要因が重なり、毎日イライラしていました。さらに元々の真面目な性格が災いして「子どもをちゃんと育てなくては」「子どもが人から注意されないように、自分がちゃんとしつけをしていることをアピールしなくては」と思い込んでいました。当たり前ですが、子どもは自分の思い通りにならないので、ストレスがたまります。
 
2歳の長女は、家と保育園の間だけでも、いろんなことに興味津々。道の花を座り込んでじっと見たり、道の色がついたところだけを歩いたり、ちょっと高いところからジャンプしたり。一刻も早く家に帰って家事を終えて寝たい私は「ねえ、早く行こうよ。ママ寒いよ」「時間なくなっちゃうよ」「も〜、早くして!」と毎日毎日怒っていました。「でも、子どもを怒りたくないし、可哀想だし」と自分を責めて苦しい毎日でした。
 
その後、産休を取得し、無事第2子を出産。ちょうどコロナ禍でオンラインで様々な学びができるようになった時期でした。ママ向けのオンライン講座をたくさん扱っているサイトで見つけたのが、「おうちでできるモンテッソーリ教育」講座でした。
 
「「モンテッソーリ教育」って名前は聞いたことあるけどよくわからない。でも確か将棋の藤井聡太で有名だよね。我が子が自分の才能を活かして活躍できたらそれは素晴らしいことだよね」と軽い気持ちで講座を聞きました。そこで衝撃を受けました。
 
私にとってモンテッソーリ教育はイライラママへの特効薬でした。今まで子どもが無駄なことや危ないこと、同じことを何回もすること、自分で出来もしないのに「自分でやる!」と言ってモタモタしていることにイライラしていました。
でもモンテッソーリ教育の学びで子どものことが理解できると、「子どもってすごい! 必要があってこれをやっているんだ」と思えてイライラすることがかなり減りました。
 
何故かというとモンテッソーリ教育で、子どもには「自己教育力」があるということを学んだからです。子どもは自ら生きていくために自分で自分を教育・学習します。そのために同じ動きを何度もやって習得するというのです。実際、大人が教えたりしなくても赤ちゃんは何度も練習して寝返りをしたり、歩いたりしますよね。
また、モンテッソーリ教育の大事な考え方に「敏感期」ということがあります。「敏感期」とは何かというと、主に0〜6歳の幼児期に現れる感受性が特別に敏感になる限られた時期のことです。わかりやすくいうと何かにハマることです。どの時期にどんな教育を自分にするのかというのが子どもにはわかっているようです。
例えばドアの開け閉めを何度もしたり、穴に何かを詰めたり。これは自分の成長に必要な能力を獲得するためにやっているのです。
これを知ってからは、「この子にとって必要な学びだからよっぽど危ないことじゃなければ見守ろう」と思うようになりました。
 
また、この敏感期にやることは本人が十分に学習したらやめるのだそうです。
冒頭にあげた道の花の観察や道路の色のついたところだけをジャンプして歩いたり、高いところからのジャンプなどは、毎日可能な限りやらせてあげたら、そのうちやらなくなりました。きっと本人の中で学習が終わったんだなと思います。
 
敏感期のわかりやすい例として、車道と歩道の間にある縁石の上を歩くという行為があります。これは平衡感覚を養っているようです。自分も小学生くらいの時にやっていたなと記憶しています。
最近長女がこれをやり始めました。以前の私なら「危ないでしょ! やめて」と言っていたと思います。でも今は「これが敏感期ね! 成長しようとしているんだ」と喜んで見守ることができています。もちろん危なくないように配慮しています。
 
まだ完璧に実践、理解できているわけではありませんが、私の接し方が変わると長女も良い方向に変わってきたように感じます。モンテッソーリ教育に出会えたことが私にとっても子どもにとっても本当にありがたいことでした。
 
お子さんに「速く!」「ダメ!」「ママがやってあげる」とよく言ってしまうお父さん・お母さん。モンテッソーリ教育を学んでみると親自身も楽になり、子どものことをもっと好きになれると思いますよ。
 
 
 
 
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2021-04-30 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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