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ドライブ中は脳のトレーニングタイム


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記事:早川実花(ライティング・ライブ福岡会場)
 
 
突然だが、ドライブはお好きだろうか?
私は大好きだ。
車の運転はもちろん大好きだが、助手席ドライブも気楽で好きだ。
晴れた日の海岸ドライブなんて、もう最高の気分だ。
もちろん、単にドライブが好きなのもあるが、実は、車のナンバーで語呂合わせするのが、たまらなく好きなのだ。
語呂合わせ好きを通り越して、もう癖、マニアである。
対向車のナンバーで、また、信号停車中に先行車のナンバーで、反射的に語呂合わせしているのだ。
 
235
ふみこさんが乗っているのかな? それともふさこさんかな?
 
5656
ゴロゴロ? コロコロ?
 
1122
良いご夫婦が乗っているんだろうな。
 
といった具合にいつも車のナンバーの語呂合わせで楽しんでいる。
 
私が思うに、語呂合わせは脳のトレーニングである。
その理由、効果を3つご説明しよう。
 
1つ目は直感力のトレーニングになること。
直感が分からない、直感ってそもそも何だろうという方にはぜひ、語呂合わせをお薦めしたい。
数字を見て、パッと浮かんできた言葉が今のあなたそのもので、それが直感だ。
直感がどんなものか、直感が浮かんできた感触をつかめるようになると、直感をうまく使いこなせるようになる。
私の場合、AかBかで迷った時に、フッと思考を外せるようになった。
思考を外すと直感が冴えてくる。
迷う時は大体思考が優位になっている。
思考で考えるのが良い場合もあるとは思うが、直感で生きてみると何とも心地よく生きられている。
直感を味方につけると、驚くほど人生が好転してきたのも事実である。
 
2つ目は想像力のトレーニングになること。
語呂合わせはまさに想像力の賜物である。
数字から言葉が浮かぶ時、必ず想像をしている。
「8931」
これを見た時に、「はくさい(白菜)」と読むか、「やくざい(薬剤)」と読むかはあなたの想像にかかっている。
もちろん、読み方は人それぞれ。人によっては他の読み方をするかもしれない。
語呂合わせができるようになることと、想像力が豊かになることはセットである。
 
3つ目は語彙力のトレーニングになること。また、語彙力を増やすモチベーションになること。
2つ目の効果で想像力のトレーニングになると説明したが、想像力と語彙力は相互的に密接に関わっている。想像したものはそのものの語彙が分かっているから、言語化することができる。数字を見て、すぐに語呂合わせできるようになりたいとなれば、語彙力を増やすことは必須だし、私はこれが語彙力を増やすモチベーションになった。車のナンバーの数字で、即座にちょっとマニアックな単語に語呂合わせできた時の快感は底知れない。
 
私はどうやら他の人よりも、視覚情報を取り入れ過ぎているらしく、車の運転をしていると道端の看板の情報などをかなりの精度と確率で記憶している。
ある時、上司を横に乗せて運転している時に、
「そういえば、この眼科の看板は今日4回見ましたね」
と言うと、何でそんなこと覚えてるんだ!? と、びっくりされたことがある。
そういうわけで、目に入った車のナンバーからの語呂合わせデータも相当な数が蓄積されている。
 
これまでに語呂合わせによる3つのトレーニング効果をご紹介した。
「直感力・想像力・語彙力」
それぞれを鍛えることができるが、これらを鍛えると何が良いのか。
それは、“毎日を心豊かに暮らすベースを整えることができる“ところである。
 
直感力は暮らしの中での判断のコンパスになるし、想像力は人間関係を築く上で相手を思い遣る基礎になる。また、語彙力をつけること、語彙力を増やすことは、物事や文章の理解力と直結し、情報化社会で生き抜く上での強い味方になる。
 
最後につけ加えておきたいのだが、語呂合わせしつつも、くれぐれも安全運転で。
車のナンバーを凝視してしまう間は、助手席に乗った場合などがオススメである。
語呂合わせは、目に入った電話番号の末尾やレシートに記載の数字などでも可能なので、3桁〜5桁ほどの数字を見かけたら、語呂合わせしてみてほしい。
 
たかが語呂合わせ、されど語呂合わせ。
ゲーム感覚で語呂合わせを暮らしの中に是非取り入れてみてほしい。
「直感力・想像力・語彙力」
これらの3つの力はあなたの暮らしを彩り、時にはピンチを救ってくれるツールになり得るだろう。
 
私は今、アラフォー。
まさに老化と退化の分岐点にいる。
老いていく身体、そして脳。
語呂合わせは老化と退化に抗えるだけの可能性があると実感している。
 
そんな私は今日も今日とて、安全運転で語呂を合わせ続ける。
1156(いい語呂)は脳を活性化させることで人々に生きる喜びを与え、人類を救う、かもしれない。
 
 
 
 
***
 
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2022-05-31 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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