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天狼院発の恋愛目的読書会に向けて、既婚者の私が気になって仕方ない幾つかのこと


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:むぅのすけ(ライティングゼミⅡ)
 
 
タイトルにある、天狼院書店発の恋愛目的読書会とは
 
『読書会といいつつ、恋愛目的の方のみ参加資格がある』
 
という
本屋さんである天狼院書店が、わかりやすく個人の恋愛を応援する内容のイベントだ。
 
恋愛を応援してくれるらしいが、実はこの天狼院書店、決して結婚相談所のような縁結びのエージェントではない。
いや、なかった。というのが今は正しいのかもしれない。
先に紹介したように、書店とあるからには本屋であることは間違いない。
店舗では確かに様々な本を販売している。
だが、恋愛応援の件とは別として、既に、いわゆるただの本屋さんではないのだ。
 
『読書の先にある体験までをも提供する』
というコンセプトに基づいたゼミやイベントを数多く主催している。
 
そのゼミやイベントについて、私なりの解釈で恐縮だが、例を挙げると
・人に読まれる文章の書き方を会得することによって、伝え方や考え方が変わり、その結果、『人生が変わる』とされるライティングゼミ
・ファナテック(熱狂的)にテーマに沿った推し本を紹介し合う読書会
・○○賞受賞の作家さんをお招きして、直に創作についての話を聞けてしまうイベント
他にも
写真や仕事術、デザインや副業について、さらには朗読や演劇などなど……
 
その多くは、たとえ店舗に行けなくても通信受講ができたり、その日時に時間が取れなくても、アーカイブ受講ができたりと、現代社会で忙しく過ごす人にも続けやすそうな仕組みになっているのも大きな魅力になっているように思う。
 
これまでに数えきれないほどの種類のものが開催されている。
そして、その種類の幅は、現在進行形で広がり続けているのだ。
私はたまたま縁あって、あるゼミの受講者の1人となったのだが、そのあと次々に繰り出されてくるゼミやイベントを知って、天狼院書店というところは、ますますとても面白いところだと思っている。
 
そんな天狼院書店が、今までに店舗内で、何度も開催されてきた本屋ならではの読書会とは、根本から性質の違う『恋愛目的読書会』をするという。
 
参加の自薦・他薦というのや、年齢、職業も一切問われない。
そして全国5か所にある天狼院書店を通信でリアルタイムにつなぎながら行われるため、もしかしたら遠距離恋愛も始まるかもしれない。
同時に
カフェとバーを併設する天狼院で、普段の読書会では1ドリンクオーダーで行われているところを、この『恋愛目的読書会』ではオリジナルのコース料理と、飲み放題のお酒もついてくる
となれば、それはまさに、男女の出会うチャンスのためのパーティーといえるではないか。
 
栄えある第一回目が、つい先日行われていた。
どんな様子だったのか気になっているのだが、あいにく私はまだ知らない。
 
このイベントの初開催の約一か月前、私の参加するライティング・ライブという、対面で直に講義を受けられるゼミの講義中のことだった。
何がきっかけだったのかはもう覚えていないが、講師である天狼院店主がこの恋愛目的読書会についてアツく語りだした。
 
『もっと出会いを、恋愛を応援しないと、このままでは未来がヤバい!
だからウチ(天狼院)がウチらしいやり方で、カップルを増やすために本気で取り組むのだ!』
 
語られた内容は、だいたいこんな感じのことだったと記憶している。
 
他にも
このイベントが成功して、天狼院発でお客様が幸せになってくれたら、それこそが我々の幸せである!とか
カップルがどんどん増えたら、新たな事業を……など云々
とにかくアツく語っていらした。
 
云々の部分はさておき、私は店主の第一の主張について、その場で激しく同意した。
『そう! それ(恋愛目的読書会)! すごく気になってました! ぜひもっと詳しく!』
講義中にも関わらず、思わず口から出てしまっていた。
 
実は私は、講義の数日前に初めてそのイベントを知った時から、気になって仕方がなかったのだ。
出来ることなら、参加したかった。それはもう、直感的に。
 
タイトルで述べた通り、私は既婚者である。
だから私には、基本的にこのイベントの参加資格はない。
でも行きたいのである。
なぜそんなに行きたいと思ったのだろうか。
その時は自分でもハッキリせずに、よくわからなかった。
 
先に断っておくと
これはもう信じてもらうしかないのだが、決して夫以外の男性とお近づきになりたいわけではない。
いや、ちょっと違った。
私は男女問わず人が好きなので、ご縁があれば、自分の世界が広がることが楽しそうだから、初めて会う方とお近づきにはなりたいのだが、異性としての男性には、夫以外は全く興味がないので必要ないのだ。
 
時折、人様に夫のことをどんな人かと聞かれることがある。
そんな時は決まって、最近の私はこう答えることにしている。
『私のことが、めっちゃ好きな人』
そう言うと、もうそれ以上聞かれないことが多い。
たいていは、あれこれと詳しく聞きたいわけでもないのだろう。
でも、私は決してウソは言っていない。
わざわざ公にするのも面映ゆいのだが、私の夫は、本当に私を大切に想ってくれているのだ。
そして私もまたしかり、である。
 
知り合って1年+付き合って5年+結婚して約18年の、計24年。
途中で子育てをしながら人生の半分以上を共に過ごしてきた中で、もちろん何度も、それはもう数えきれないほど何度も『もう無理だ』と思ったことはある。
 
それでも思い返せば、いつも、基本的に、夫は夫なりに私に愛情を注いでくれていた。
私はそのことを、今後も自分の中で当たり前にしないようにと思っている。
 
そんな私なので、ことここにきて既婚者だけどコッソリ別で恋愛する相手を見つけるために行きたいのではない。
 
参加資格として、既婚者が参加する場合とは
どなたか独身の方の付き添いで、その方をおススメする『世話役』や『くっつけ屋』としてのみ、その場にいてもよい、とのことだった。
 
まさにソレだった。
残念ながら、ぜひ連れて行きたい独身の友人を思い浮かべたわけではない。
行くなら、私一人だ。
自身が恋愛対象者でもなければ、その付き添いでもないのに
その時私は、ソレがしたくて、できることなら参加したいと望んでしまったのだ。
 
私はイベント当日を妄想してみる。
 
ちょっぴり緊張しながらも、期待を秘めて集まる男女の中で、スタッフとは別のわかりやすく恋愛対象外の大きな印をつけた私が混ざっている。
 
決して出しゃばらず、その場の雰囲気を壊さないように楽しみつつ、さりげなく周囲を見守る。
もし、その場に打ち解けるまでに時間がかかって、緊張しすぎる方がいそうなら、そっと声をかけてみたりしようかな。
もし、話に入りたくても入りにくそうにしている方がいらしたら、私も初めだけその方と一緒に仲間に加えてもらってみたりできるかな。
 
スタッフさんは司会進行や、参加者へのコース料理のお給仕で、きっととても忙しいだろう。
もし、スタッフさんに何かを伝えたくて、迷って時間が経っている方がいそうなら、簡単な事なら私がとりあえず代わりに伺ってみることはできないかしら。
スタッフでもない私じゃ却って困らせちゃうかもだけど、私のつけている大きな印は、きっと男性にも女性にも安心材料になるだろう。
『この人は出会いに来てるんじゃないから』って、少々の雑用や連絡係、ちょっとした相談窓口にもなれるかもしれない。
それからそれから……
 
などと、放っておいたらいくらでもあふれてくる独りよがりの思い付きは、とどまることを知らなかった。
 
私のしたかったことの、ソレとは、きっと『くっつけ屋』のことだった。
それと、ちょっとした御用をさりげなくこなす役割だ。
参加者の中で、そんな役割をこなす人がいても、そう邪魔にならないんじゃないかと思ってしまう。
 
でも結局私は参加しなかった。
事前に私がスタッフさんに『くっつけ屋』として参加したいとの意向を伝えたところ、一応スタッフさんは、ぜひいらしてください、と言ってはくれていた。
それでも、やっぱりちょっと気おくれして行けなかった。
参加者に知り合いもいない、完全に目的には部外者の私は、ただのおせっかい婆だ。
たとえ『くっつけ屋』としていたとしても邪魔にしかならないのだから。
 
実際のところは、おそらく私の妄想したことなんぞ全くお呼びでなかっただろう。
先日行われた第一回目のイベントは参加者も100名近くになったようだったし、詳細はまだ知らないが、きっと大盛況だったに決まっている。
 
初回だからアクシデントもあったかもしれないが、これから回を重ねて開催されて行くにつれ、多くの出会いからカップルが生まれていくのだろう。
そう考えたら、このままそっと応援しながら見守っていけばいいのだと思えてきた。
 
だがしかし、である。
 
私は一つ忘れていた。
既婚者である私が、邪魔なおせっかい婆になることを恐れながらも参加を希望した理由が、実はもう一つあったのだと。
 
それはスタッフさんのことだ。
最終的にこのイベントにおいて、スタッフさんの立場がどういうルールになったのか、これまた私は知らないまま書いているのだが、事前に聞いた話はこうだった。
 
スタッフさんは、総じてお客様の恋愛のお世話係に徹するのだ、と。
 
なんてこった。
独身の、パートナー募集中のスタッフさんが、もし参加者に惚れられたりでもしたら、どうするというのだ。
もしくは、逆はあってはならないのかもしれないが、人の想いは止められないものなのだから、コッソリ惚れてしまっても仕方ないのではないのか。
 
天狼院のスタッフの方々は、私が知るだけでも魅力的な方がたくさんいらっしゃるように思う。
同じように感じているお客さんも、大勢いらっしゃるはずだ。
そして、もしかしたらすでに淡い、もしくは熱烈にスタッフさんのどなたかに思いを寄せていて、このイベントで様子を窺う、もしくは勝負に出るおつもりでイベントに参加を決めたお客さんがいないとは、誰が断言できるだろうか。
やはりスタッフではない、私のようなおせっかい婆のような参加者にも出番があったのではないか……
天狼院には内緒でコッソリ応援したり、逆に私がスタッフさんを守る場面があったかもしれないのに!
 
再度言うが、なんてこった。
完全にこの二つ目の理由がいつしか抜け落ちてしまって、私は参加をやめてしまったのか。
なんたる失態だ。
 
などと
またもや私の懲りない妄想はとどまることを知らずにあふれるばかりなのだった。
こんなに気になっているのだから、機会があったら当日の様子をスタッフさんに聞いてみなければならない、と改めて思っている。
 
私はこの『恋愛目的読書会』のこれからを、勝手だが心から末永く見守りたい。
そして、もし参加された方がいらしたら、こんなおせっかい婆のような参加者がいたら……ということについて、ぜひ忌憚のない意見をお聞かせいただけると嬉しく思います。

 
 
 
 
***
 
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2022-08-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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