我流！ 気象病の乗り越えかた
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記事：まり（ライティング・ゼミ6月コース)
梅雨がやっと明けた！ と思いきや、災害級の暑さと言われる日々が続きました。異常な暑さに驚かなくなった頃には、ゲリラ豪雨や線状降水帯が各地で発生しました。お盆には台風が直撃し、今現在も日本の近海に複数の台風が存在しています。
そんな不安定な気候だと気圧も乱高下し、心身に大きな負担をかけてしまいます。台風通過前後に頭痛や古傷が痛む経験をした方もいらっしゃると思います。
今回は気象病のなかでも、わたし流の頭痛の乗り越え方について触れていきます。
まず大事なのは、頭痛が発生しても自分自身を責めないことが大事です。だって、自分を責めても、気圧はコントロールできないからです。むしろ自分自身を責めることによって、精神的に疲労してしまい、余計に頭痛を辛く感じてしまう可能性があるので、できるだけやめましょう。
頭痛で苦しんでいる時こそ、可能な限り、ゆっくりしましょう。
自律神経を整えるためにも、早寝早起きを意識し、生活リズムを整えましょう。できるだけ湯船に浸かるようにして心身の調子を整えましょう。
……と、書いてみました。が、このくらいのことであれば、検索をしたらすぐに得られる情報です。
「そんなことは知っている。頭痛があっても仕事に行かないといけないんだ！」という声が聞こえてきそうです。そんなときに何とかその場をしのげるような対処法について書いてみます。
今夏、梅雨時期の低気圧に、台風、ゲリラ豪雨で毎日のように頭痛が起きていました。そんなわたしが1番効果的だと感じたものは、アロマオイルです。頭痛が起こりそうだなと感じた時に、アロマオイルの匂いを嗅いでいました。
おすすめは、自律神経を整える効能があるアロマがブレンドされているオイルです。わたしは、肌に直接塗れるロールオンタイプです。商品名で言うと、ニールズヤードの「アロマパルストラベル」を使用しています。
ただ匂いには好き嫌いや得意苦手があるので、好みの香りを見つけるのもいいと思います。
これを頭痛の予兆があるとき、頭痛が起こってしまったときに胸元に塗っています。胸元は、鼻の真下あたりに位置します。なので、匂いが直接鼻に届きやすく、効果を感じやすいと思います。それに加えて、服に覆われている胸元に塗ることによって、周囲の人に対する匂いの配慮を最小限にすることができます。
人間が持つ5感のうち、嗅覚のみが大脳辺縁系と呼ばれる本能を司る部分に、直接影響を及ぼすことができるそうです。その影響でアロマオイルの匂いが頭痛を軽減してくれるのではないかと思います。
次の対処法は、病院に行って痛み止めを処方してもらうことです。ドラッグストア等で、鎮痛剤を購入して、飲んでいる方もいらっしゃると思います。いくら胃に優しいと書かれていても、多少のダメージは覚悟をした方が良いのではないかと個人的には思います。
病院に行って、相談することで鎮痛剤に加えて整腸剤等を処方してくれると思われます。また、鎮痛剤という対処療法だけではなく、体質改善などの気象病による頭痛を解決できるような処方をしてくれるかもしれません。
大都市であれば、気象病専門クリニックや頭痛外来といった病院があると思います。しかし、少し大都市から離れると、そういった病院がないと感じました。そうなると、「かかるべき科が分からない」という課題にぶちあたるかもしれません。そんなときは、各自治体等が提供している、医療相談ダイヤル等にぜひ相談をしてみてください。
わたしは、行動範囲には、頭痛外来や気象病専門クリニックが存在しませんでした。なので、住んでいる自治体の提供する医療相談ダイヤルに相談しました。そこで、まずは内科にかかってくださいと、指示を受けました。
鎮痛剤と整腸剤、自律神経を整える効果のある漢方を処方してもらいました。漢方の効果があるかはまだ不明です。が、鎮痛剤と整腸剤を併せて処方してもらったことによって、お腹の調子を気にすることなく、鎮痛剤を飲むことができています。
「大したことではないから、まあいいや」
忙しいからこそ、そう感じてしまうかもしれません。ですが、忙しいからこそ不調なときぐらいは、ぜひ自身を労わってあげてください。
本記事内で、アロマオイルのことや病院について言及しました。しかしわたしは、アロマテラピーの知識があるわけでなければ、医療知識を持ち合わせているわけでもありません。あくまでも、体験談として受け止めていただいたら幸いです。
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