メディアグランプリ

文章講座で書きすぎて親レベルに僕を理解されたかもしれない

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:村人F (ライティング実践教室)
 
 
もしかしたら、この文章講座の先生方は親と同じくらい僕を理解しているかもしれない。
ふと、そう考えてしまった。
 
受講している天狼院書店の『ライティング・ゼミ』では毎週2000字、原稿用紙5枚分の文章を課題として出さなければいけない。
それをかれこれ2年半以上も続けている。
しかもヘビーユーザーの僕は、追加料金を支払って週3本も締切を抱える変人だ。
そのため、これまで投稿した文章の数は軽く100を超えている。
 
こうなると課題へフィードバックをしてくれる先生方に、親と同じくらいの不思議な親近感を覚えてしまう。
 
なぜなら2000字の文章を書くには、人生を詰め込まないといけないからである。
普段思っていることや過去の経験などを煮詰めなければ、この分量にならないからだ。
しかも僕はそれを、週3本やっている。
そうなると通常ならば絶対に言わない秘めた思いもつい出てしまう。
書くネタがなくなるからだ。
実際、失恋した愚痴なんてこんな状態じゃなければ言うわけがない。
だから親に一度も話したことがないストーリーを文章講座の先生は知っているのである。
そう考えると彼らにはこの世で1番、僕を理解されている可能性すら出てきた。
 
しかしこうして考えると、僕が抱いている文章講座への奇妙な安心感はここに起因するのかもしれない。
なぜかつい行きたくなってしまうのである。
ゼミを開いてくれる天狼院書店に。
通勤路にあるとはいえ週3回も本屋に行くなんて異常なペースだろう。
 
この要因こそ、文章を投稿し続けていることなのだ。
なぜなら「読んでもらう」ことは、それくらい嬉しいからである。
 
これは自分で2000字の文章を読んでみればよくわかる。
200字の時点で気が滅入るもの。
だから書くのも大変だが、読む方も辛いのである。
 
もちろん面白ければこの苦しみも軽減される。
ただフィードバックの場合は違う。
僕が書いたつまらない駄文も読まなければいけない。
そういった酷い文章を読み込んだ上にアドバイスまでひねり出さなければいけないのだ。
この重労働を先生方にしていただいているのである。
そう考えると、彼らには感謝以外の言葉が出てこない。
 
だからこそ特殊な信頼関係も生まれる。
先生と現実世界で話した時は、心の中が裏表なく出てしまう。
これは文章を書きすぎて、嘘で誤魔化したところで見透かされるレベルまで僕をさらけ出したからだろう。
そのおかげで親友と同じレベルで相談できる。
普段だったら言わないような話もついついしてしまう。
これも何回もフィードバックしてもらったからこそできる安心感だろう。
 
しかし、だからといって甘えてばかりではいけない。
最近、多くなっているのだ。
文章を雑に書いてしまうことが。
 
締切を週3本抱えてネタがなくなってきた、という言い訳もできる。
だが、この道を選んだのは自分自身だ。
それをつまらない話の理由にするのは問題だろう。
 
なにより、ただでさえ苦痛な2000字を読むという行為を更に辛くしてしまうのだ。
それも、とても信頼している先生相手にだ。
そう考えると、普段から気をつけなければならないと気が引き締まる。
 
この意識改革こそ、『ライティング・ゼミ』最大の魅力なのだろう。
もちろん講座内では、文章を面白くするための秘術がわんさか出てくる。
やり始めた当初はそれが楽しくてしょうがなく、ついつい書いてしまったほどだ。
そうでなければ週3本もやろうとは思わない。
 
しかし、やるからには全力を尽くさなければならない。
なぜならフィードバックにて言われまくっているからだ。
「読者のことを考えているか」と。
 
これは2000字をいつも読んでくれる先生方への感謝である。
そして、その先にいる僕の話を面白いと思ってくれた友達へのプレゼントだ。
このための文章を、僕は書いている。
そう、強く意識すべきだと感じた。
 
『ライティング・ゼミ』の天狼院書店には週3回ほど行っているし、文章も毎週9000字分読んでもらっている。
ここまで来たら彼らに抱いている感情は、家族とも違う不思議な信頼関係としか言いようがない。
しかし、この心地よいあたたかさを感じられる人に出会える満足感は、他では決して味わえないものだ。
だから、僕はここで書き続けている。
 
そして、この感覚は一度『ライティング・ゼミ』を受ければわかる。
これこそがバズる文章を書けるようになること以上のメリットなのだから。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2023-09-14 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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