メンタルの不調とジャックポットの関係性
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
記事:吉田実香(26年9月ライティング・ゼミwith AI)
不定期の波に乗ってやってくる、メンタルの不調。
原因があって落ち込むこともあるし、何の前触れもなく突然落ち込むこともある。
そのたびに、ジタバタする。
そして、ジタバタしても意味がないことに、最近ようやく気づいた。
深呼吸やストレッチ、セルフコーチング、ジャーナリング、ヤケ食い、ヤケ酒、ふて寝……。
どれも一定の効果は得られるが、浮上する決定打にはならない。
そして、そうこうしているうちに、いつの間にか元気になっているから、時間が解決してくれるのを待てばいいのだとわかった。
でも、毎回ジタバタしてみる。
してみるというか、せずにはいられない。
今週も、突然やってきた落ち込みに、いろいろジタバタしてみた。
さまざまやってみたが、その中のひとつに、以前受けた天狼院のライティング・ゼミが「with AI」となって刷新されると知って、受講を決めた。
しかし、以前に一度受講を検討したものの、9月から年末まで仕事が忙しくなるため、あきらめた講座だった。
仕事で必要な資格取得のための研修も続く。
だから、今回はあきらめて、またの機会に受けようと思っていた。
が、ジタバタの一環として、急に講座が気になり出した。
気になってしまったら、「これは、やるべきだという導きだ」と、わけのわからない思い込みで開講当日にギリギリで申し込み、いざオンライン受講した。
講座はとても面白かった。受けてよかったと思った。
リピート受講だから、基礎を見直せたし、それだけではなくて新しい学びや発見もあったし、自分に足りないものもわかった。
それなのに、講座後はさらに落ち込んだ。
やっぱり自分にはできない。
課題提出が重荷。
これから忙しいのに。
書く才能がないこともわかっていたし、改めて気づいてしまったような。
どうして、申し込んでしまったのだろう……。
いつもこうやって、同じような道を辿ってしまう。
学習しない。
またやってしまったとあとから気づくけれど、同じことを繰り返してしまう。
これって、何かに似ている……。
ギャンブル依存症?
落ち込んでジタバタする私は、ギャンブル依存症だ。
私がいつも辿る道は、ギャンブルに依存し、中毒になり、やめられない構造と似ている。
何かをしたら自分がもっと良くなる、浮上できるという幻想を抱くことは、一攫千金を夢見てギャンブルがやめられない心境と同じだ。
いつか、ジャックポットを引き当てられるはず……!
落ち込んだら、ジタバタする。
それは意味がないとわかっている。
でも、何かを得られるかもしれない。
得られたら浮上できるかもしれない。
ジャックポットを引き当てて人生をやり直させてくれるように、「何か」が私に人生をやり直させてくれるかもしれない。
その「何か」を求めてジタバタする。
でも、一攫千金が夢であるように、「何か」もいつも夢のままだ。
ギャンブルをしている間はアドレナリンが出て、興奮して、おそろしいほどの集中力を発揮する。
ある意味、「生きている」という実感をするのだろう。
そして、「次こそ勝てる」という都合のいい思い込みや期待でやめられなくなる。
ギャンブルの経験はないが、ギャンブラーの心理は理解できる。
ジタバタして深呼吸やジャーナリングをしているとき、講座に参加しているときは、ギャンブルと同じように高揚感や未来への期待がある。
加えて、行動しているという満足感も得られ、その間は自己肯定感も上がるという特典もある。
今を生きている感覚になれる。
私は、その中毒なのだ。
落ち込みからのジタバタ、ジタバタしている最中の興奮と高揚感、「生きている!」までがセットで、その中毒になっている。
だとすれば、私に必要なのは、ギャンブルをやめることではなく、次のジャックポットを引き当てるまで席を離れない胆力だ。
今の私にとっては、ジタバタと始めてしまったライティング・ゼミから席を離れないことだ。
仕事の忙しさや研修を言い訳にしないこと。
本物のギャンブルであるならば、やめるのが正しい選択だと思うけれど。
私のギャンブルは、波に乗ることだ。
ジタバタ中毒は、波に乗ること自体にメリットがあるからこそ、繰り返している。
結局は、ジタバタしたいのだ。
だから、やめるのではなくジタバタし続ける。
意味がないとわかっていても、苦しくても辛くても、もがき続けて、ジタバタし続けてみる。
そうしているうちに、ジャックポットを引き当てることができる。
ジャックポットは、席を離れなかった人だけが得られるのだから。
《終わり》
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