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ダイエットは無理とあきらめていたアラフィフの私が、半年で15キロのダイエットに成功した痩せる思考術


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:松本さおり(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
痩せるなんてもう無理だと思っていた。
 
20代後半~30代にかけて、子供を産むたびに増えていく体重。
若い時のように「少し食べるのを控えたらスルっと2~3キロ落ちる」なんてことはなくなり、食べ過ぎればぐっと増え、食べなくても増え、一体どうしたら痩せるのか全く分からなくなった40代後半。
 
そんな自分の変化にも「だって仕方ないのよ。若い時とは違って代謝が落ちるし、更年期に入る時期でホルモンバランスも崩れてくる年齢なのだから……」
 
そんな言い訳を自分に言い聞かせ、自分を見ないようにしてきた結果……
 
48歳の時、体重は自分史上最大値の66㎏を記録してしまった。
 
その数字を見て我に返った私は、自分の姿を鏡に映してみる。
そこに映っていたのは、ウエストをフワッと隠すチュニックTシャツを着た姿だった。
 
そういえば最近、自分の姿を鏡に映してみようなんて思わなかったな……。
現実を直視するの怖がってなんとなく目をそらしていたんだな……。
 
鏡に映った自分と目を合わせながら、そんなことを考えていた。
 
鏡の中の自分をマジマジと眺めてみる。
浮き輪が付いたようなおなかの脂肪を見たくなくてフワッとした服でごまかしている。
でも、下着の上に乗っかった脂肪はごまかしようがなくTシャツに段を付けている。
 
太ももの内側は赤くなっている。これは太ももの左右の肉が当たって擦れたからだ。
当たらないように歩こうとすると、足を開きながら歩くことになる。
自分の歩き姿って自分では見えないのだけど、美しい姿ではないことは簡単に想像できる。
そんな自分の姿を見てしみじみと思った。
「ムーミンみたいだな」
いやいや!ムーミンなんて可愛いキャラでもない。とにかく私は一刻も早くこのウエストの脂肪の浮き輪を取らなくてはならない!
 
そう決意した私はダイエットに取り組むことにした。
 
結論からいうと、私は3か月で10kgの体重を落とすことができた。
そこから3か月かけてさらに5㎏を落とし、半年で15キロのダイエットに成功した。
 
これが2年前。
今もリバウンドすることなく51~50㎏の間で体重をキープし続けている。
 
ダイエットとは、喧嘩してしまった自分と仲直りすることなのだと思う。
 
身体や心の変化に気づきながら無視した結果、太っている自分を創り出したからだ。
 
まあいいか。明日からやればいいか。
この先送りの癖も、自分との約束を守らないことを許しているということになる。
 
「まあいいか」これは自分をごまかす最大の呪いだ。
 
今までどれだけこの「まあいいか」をやってきたのだろう。
ビュッフェに行き「沢山食べて元を取らねば!」と必死に腹に詰め込み、
カフェに行き、友達の「ケーキ食べちゃお!」の言葉に、どれだけ「まあいいか」をしてきたのだろう。
でも、40代後半の私は「本当はケーキに胃もたれするし、満腹すぎると次の日調子が悪くなる」と感じていたのだ。
 
この「感じているのに、感じていなかったこと」にして「まあいいか」と食べるこのパターンをやめることにした。
 
前はチョコレートをやめられない自分がいたのだが、どうしてもチョコレートを食べたくなる時はどんな感情の時なのかを観察した。
チョコレートを食べたいと思うときは、イライラしているときだ。
ということは、チョコレートを食べたくて食べているのではなく、食べることで「あ~美味しい。幸せ!」と思うことで一時的にイライラを忘れることができるからだと考えた。
だとしたら、イライラする原因のほうを見ないといつまでたっても一時的な快楽でごまかす自分をやめることは出来ない。
 
そうやって「食べてごまかす」という行動をやめ「めんどくさいからこれでいいや」という選び方をやめ「とりあえず空腹を満たすために食べる」ということも全てやめた。
 
ここで自分に質問する。「私は本当は何を食べたいのだろう」
 
脳は、問いかけられると答えを出そうとするらしい。だから「本当はどうしたい?」という質問はいろんな場面で有効だ。
 
本当に体が欲するものを食べる。美味しいと心から感じるものを食べる。
 
そのような選び方をしていくと、体が楽と感じる適量が見えてくる。
 
満腹は眠くなる。少し胃にスペースがあるほうが体は動きやすいし楽だ。
 
自分と会話しながら、何を食べるか、どれくらいの量を食べるかを選択していく。
 
このように、人の言葉で決めるのではなく、自分がどうしたいかに合わせて選択する
「自分思考」がダイエットをする上で非常に大切だ。
 
その「自分思考」は自分の夢を叶えるときにも大切なのだ、ということを私はダイエットに取り組むことで実感した。
 
自分が、自分の想いに忠実であれば、その想いは現実化していく。
 
今では自分と会話をし自分と仲良くなっていくことが楽しくてしかたがない毎日だ。
体調もすこぶる良いし、若い時よりも今のほうが元気だと思う。
 
ダイエットに取り組むことで、たくさんのギフトを手にすることができた。
 
ムーミン体型からの脱出はいつからでもできる。諦めるにはまだ早い。
50代からでも、もっと自分らしく生きる選択をしてもいい!と改めて感じることができたダイエット体験だった。
 
 
 
 
***
 
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2020-08-22 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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