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メディアグランプリ

出戻り、行かず後家、婚約破棄にIターン


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記事:Shoji THX Yamada(ライティング・ゼミ)                       

 小生が、仕事以外で諸中伺う処が有る。
この春から、そこのスタッフが増えた模様だ。事業として、拡大しているからだろう。

ある者達は、一流企業に就職したにもかかわらず、一年経たずに戻って来た。
ある者は、就職活動はしたものの、一般企業の業務に飽き足らず、まだまだ不安定な職務を続ける選択をした。
ある者は、有名事務所のオファーを断り、またある者は、学生の身分のまま、時給の安い現在を選んだ。
ある者は、長年超一流企業に勤め高給を受けていたにもかかわらず、その特権を捨ててここにやって来た。酔狂な事に。
その理由を尋ねると一様に、一般論で語られる安定した職業が、お仕着せでつまらないと答える。

公私で、若者と知り合う機会が多い。俗にいう‘ゆとり世代’も居る。
にもかかわらず、おもねって言うのではないが、我等世代よりも優秀な若者が多いと感ずる。

元々、偉そうな経験則を押し付ける年寄りが嫌いだ。
自らも、そうならないように過ごしてきた。
そもそも、年長者よりも若者の方が、正しい判断をするに決まっている。
何故なら、若年者の方が後から生まれて来ているからだ。
年長者よりも、確実に進化しているからだ。優秀な筈だ。
即ち、年寄りは若者より猿に近い訳だ。

他人様の事なので、トヤカク言わないが、昨年マスメディアを賑わした大型家具店の親子喧嘩。外野から見れば、子供の意見の方が時代との整合性が有ると、手に取るようにわかる。
但し、その判断が正しい結果を導くかというと、そうとは限らない。
良い結果には、やはり経験が必要だ。
経験は、年寄りが長けている。これは、然りである。

その一方で、若者は若者なりの決定を下している。
年長者から見れば、当然‘青臭い’理由から、十分な効果を出し切れない結果となる。
何故そうなるかは明白だ。若者の決断には、時間というフィルターが掛かっていないのだ。
年長者の決断には、歴史が付いている。ただそれだけと言ってよい。

古い話に成るが、小生の学生時代は、今ほどではないにしろ不景気であった。
第二次オイルショックというやつの、余波が残って居た。
バブル景気に踊るのは、もう少し後だ。
その頃の学生は、今の学生さんに比べて決定的に不真面目だった。
「あいつ暇だなぁ。真面目に授業出てやがる」といった、冗談が横行していた。

正直なところ、現代と違って学閥が強く、在学している学校によって、入社可能な大企業は、ほぼ決まっていた。
しかも、まさかその大企業が倒産の危機に瀕すなどとは、想像だに出来なかった時代だ。
従って、大学に入りさえすれば、おおよそ喰い逸れることは無いと考えていた。

一方、反骨心の有る者は、企業に属すことを嫌い、自由業というフリーランスを好んだ。
これは、現代のフリーター(名付け親はタモリらしい)とは違い、自ら選んで正規社員を避けたのだ。三浦店主のいう、起業したのだ。極々稀ではあったが。
これが、結構格好よく見えた。その代表があの、糸井重里氏や川崎徹氏である。

言い訳をすると、小生を含めた多くの者が、自分の実力を見限り、正確には冒険することを怖がり、体制に呑み込まれることを良しとしたのだ。我慢しながら。
いつの世でも、反体制派が、妙に格好よく見える。それだけだったかもしれない。
しかも「起業=世の中から弾かれた者」といった、イメージが根強くあった。
だから今でも、自らが決断した(出来た)者を、上目づかいで見てしまうのだ。

最近の世相では往々にして、好まぬ決断としての非正規被雇用が、増えているらしい。
では、正規被雇用が正しいのだろうか?
小生を含めた親世代は、子供等が正規雇用の仕事に就くことを好む。あくまで、自分等の経験と願望からであるが。
それはまるで、若い頃の後悔を回顧しているかのようである。
時間のフィルターを通して、したり顔をしているに過ぎない。過去に対しては何とでも言えるのだ。

今の時代、大企業が倒産するのだ。公務員以外は、安定なんかしていない。
その上、企業戦士なんて、以前ほど格好よく見えない。
しかも、正規雇用にしがみついた大人達が、皆疲れ切っていて反面教師にしかならない。
憧れを持たれない大人の発言なんて、若者が聴き入れてくれる筈もない。

天狼院スタッフや若い層の常連さんが、快く相手をしてくれること・受け入れてくれること。
現在これが、小生のリトマス試験紙である。
自分が、嫌っていた大人に成って居ないかの。

戻ってくれて、有難う。
居続けてくれて、有難う。
出て行かないでくれて、有難う。
そして、巻き込まれに来てくれて、有難う。
皆さんが、そこに居る事実が正解です。

これからも、皆さんの御手を煩わせます。
誰よりも、そこ(天狼院)を皆さんと伴に楽しみたいから。

 

***
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2016-04-19 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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