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メディアグランプリ

私、向いてないのでしょうか?と涙した新卒女子社員のあなたは今の私より立派だった



記事:せいじ松本(ライティング・ゼミ)

「私、向いてないのでしょうか…… プログラミング全然わからなくって、授業についていけません……」

ふと6年前の出来事を思い出しました。

その頃、長年の勤め人SEからフリーになった私は、あるIT会社さん新入社員研修で「プログラミング」講座を担当しておりました。

それは5月のゴールデンウィーク明け。新入社員研修も1か月が経った頃でした。
その日の仕事が終わり、インストラクター室で業務報告を書いていた私のところへ訪ねてきた彼女。
堀北真希さん似の堀北さん(仮名)は、くりっとした二重瞼のマナコはうるうると、今にも泣きださんという勢いで訴えてきたのでした。

プログラミング初心者クラスを担当すると必ず数名はついて来られない人が出てしまいます。
ですが、大概のケースでは、出来の良い人が作ったプログラムを見たり、インターネットで調べたりと自力で要領よく対応するものです。しかし、堀北さんは少し深刻でした。

堀北さんは東京の難関私立大学文系学部の出身で、それまでにプログラミング経験などまったくない方。
とはいえ日本のIT企業では堀北さんのような文系出身・プログラミング未経験者を採用するのは当たり前で、入社後の研修、配属後のOJTで鍛え上げる、というのが一般的なのです。
ですから、堀北さんの他にも、プログラミングなどしたことない!という生徒さんはわんさかおりました。

「他の人たちがどんどんプログラム作れるようになっているのに、私、全然わからないんです……
 課題が出ても、何をどうすれば良いのか分からないんです……」

半泣き状態の堀北さんのあふれる思いは終わりません。

「私、向いてないのでしょうか… 転職した方が良いのでしょうか… でも今やめても、どこの会社も採用してくれないでしょうし、私、プログラミングできるようになりたいです!」

聞けば堀北さん、プログラミングの授業が始まってからというもの「私、この会社、向いてないの?向いてないの?」と、夜も寝られなくなるほどに悩み、憔悴しておりました。

こんな堀北さん、実はとても優秀な生徒さんでした。その堀北真希似のルックスはさておき、新入社員研修の他の講座ではいずれも高評価、他教科インストラクターの皆さんからのお憶えめでたき方でした。

真面目さと優秀さゆえ、私や周りの同期社員に素直に助けを求められず、ドツボにはまってしまったんですね。半泣きで話す堀北さんの姿に同情するとともに、申し訳ないですが少々滑稽にも思ってしまいました。
(あ、もちろんインストラクターとして深刻に悩むほどの生徒を出してしまったことを反省しました。)

堀北さんの「どうにかしたい!」という強い思いの直訴が研修部門を動かし、原則認められていない補講を特例として行うことになりました。
毎日終業後に1時間。正直面倒くさかったのですが、「うふ、ラッキー♪」とも思う不謹慎な私ではありましたが、1週間の補講を経て、プログラミングの壁を乗り越えてくれた堀北さんは無事、補講から独り立ちして行ったのでした。

自分のことを振り返ると、これまでに未経験・新しいことに取り組まなければならないことは何度もありました。
新しきことを学ぶ、それはそれで楽しいことですが、中々うまく結果を出せないことの方が多く、堀北さんのように、そんな自分に苛立ったり、落ち込んだりすることが多かったように思います。

残念ながら、嫌になってそこで止めてしまったことも沢山ありました。その一方で続けている・続けざるを得ないこともあり、それらのレベルは低くても何とはなしに形になっている。(と自分では思っています。)何事もそうですが、止めてしまえば、その時点でそれっきりですね。

この5月、途中からの参加まだOK!とのことで天狼院さんライティングゼミ2.0を衝動的にポチッと申し込んでしまいました。
「ライティング」、自分にとっては未知の分野ですが、天狼院さんへの興味、ただ単に「ライティング面白そう!」というごく軽い思いからです。

早速、ゴールデンウィークを使ってビデオで過去分講座をキャッチアップ。
「なるほどABCユニットってそういうことかぁ」などと感心しながら、さぁ、いざそれらの天狼院秘伝を使って文章を作るぞ! とトライしても、むむむ、なかなか筆が進みやしません。
実践は容易ではありません。

私はこんなレベルなのに、他の受講者さんのレベルが高い。他の方の文章がずるいくらい面白くって夜中についつい読みふけること多々。

申し込んでから1週間、早くも「あぁ、やはり簡単ではないなぁ、書けるようになるんかなぁ……お金無駄にしちゃったかなぁ」と悶々としている私、そう、気が付けばそこにはプチ堀北さん状態の私がおります。

堀北さんのことを思い出しちょっと反省です。いい年のおっさんが「わたし、向いてないかも……」と何もせず、ただ愚痴る姿は、滑稽であり気色悪いものです。

まだ講座は始まったばかり。これまでの3回、見ること聞くこと初めて新鮮なことばかり。さらにあと5回もの講座が残っております。未知なる秘伝はまだまだ沢山あるのです。

あの日の堀北さんを見習って気を取り直してのリスタート。仕事から帰宅してウンウン唸りながら文章を書いてみる。

目下の目標は7月までに1回は天狼院さんのホームページに掲載される文章を書くこと。書きますよ。
うーん書けるかな……

と気丈に振る舞ってみるが、きっと分からない時は堀北さんのように泣き付きに行くかもしれません。その時は三浦先生、スタッフの皆さん、おじさんだからと嫌がらずに相手して下さいね。

とにかく掲載めざします。
 

***
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、店主三浦のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

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2016-05-12 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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