メディアグランプリ

命令、恋のためならマシンガンをぶっ放してでも奪い取れ!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:吹田ログ(ライティング・ゼミ平日コース)

 
 
「いーや、絶対そのことについての記事は書きますまい!!」
僕は喉から血が出んばかりに叫びたかったのだ。
そう思ったのだが、次々に送られてくるゼミ受講生の記事を見ていると、僕もそれを書きたくなる衝動に駆られたのだった。そして自分の成長を確認してみたくなった。
だがこれだけは宣言しておこう。この記事を読んだ人には損をさせないんだということを。これは多数の人間が見る記事なのだということを。だから、見てくれる人が「あ、またライティングがどうのこうのっていう記事か……。だったらこの記事は飛ばそ」そんな思いはさせまいと。
 
ぼくはそんな思いをチラとよぎらせながら、ある1本のメールを書き上げようとしていた。
それは恋文だった。
40も過ぎたおっさんが、恋愛かよ。っておい、しかも結婚しているんだろ! というツッコミもあるだろう。そうさ結婚もしているさ、だからといって恋文を書いたらいけないのか!? だって、だって相手にこの思いを伝えられずにはいられないのだ。このライティングという僕にとっての新しい表現方法を手に入れてしまったのだから。
いやいや、書き上げましたよ。一時間以上かかってね。どうやったらしつこくなく、それでいてイイ塩梅で、相手にこの熱い思いを伝えられるかって……。どうしたら飽きずに最後まで読んでもらえるだろうか。こんなふうにメールを書きながら、様々に考えが及んでるのは不思議だ。いや、こうして恋文をしたためているのはもっと不思議だ。いままでは、その思いをどのように伝えていたのだろうか。これで相手が動いたら、これを繰り返していたら本当に僕の人生がかわるかもしれない、そう思うと少しドキドキしてきたのだった。
 
思えば、初っぱな、運良く僕の書いたライティングゼミの記事が天狼院WEBに掲載された。はじめに褒められ俄然やる気が出たのだった。でも、それまでは本当に、文章を書くのが苦手だったのだ。だからこのゼミに参加したのだった。当初は、年賀状の1行コメントを書くのですら、ウンウンうなりながら、気の利いた言葉を探す旅に出てしまい、しまいには返ってもこれない状況が多々あったのだった。それがどうだ、4ヶ月たった今、2千字は大きな壁ではなくなっていた。もはや書くという戦闘態勢に即入れるような状況をいつでも作り出すことができる。30分あったら何か書けるかも、10分でも構想ぐらいは練られるかも、壁に穴をこじ開け状況を打開する、そんな前向きな思いにさせてくれた。
 
そんな前向きな姿勢が、僕の引けた背中を後ろから押してくれた。
恋文を書いてみようって……。
相手は今何しているのだろうか。忙しいだろうか。そんな時の文面はどうしたらいいだろうか。何をしたら、この誘いに乗ってくれるのだろうか。話すならどんな場所がいいだろうか。大人の逢瀬だよ、少しシチュエーションも考えたほうがいいだろう。いや考えすぎるとエロい、その先の動きを読みすぎるとエロい。バレてしまうとダサい。おっと先は行き止まりだ、もっとザックリと決めておいてその日の気分で対応した方がいい。それが経験のある大人というものだ。
あぁ恋文はなんて難しいんだ、だけどこの悩んでいるのが楽しい。相手の状況を考えて、これでもかこれでもかと文章をパソコンに向かってうちながらも、恐らく自分の顔は成功したときのことを考えてニヘラぁと笑みを浮かべているに違いない。酔った勢いでマシンガンをぶっ放し巨大な壁を崩壊させて練り歩く戦闘員のようなものだ。これは恐い。これでは完全に嫌われる。
 
気を取り直そう。僕は真顔で書き始めた。そして書き上げた……。
僕は胸の鼓動を抑えながら、メールの送信ボタンを押した。
「カチリ」
それもついさっきの出来事だ。
この記事が世に出ている頃には、何かしらの結果が出ているだろう。それは僕の人生を変えるものかもしれない。そして相手の人生にまで影響してしまうかもしれない。これは強力だ。1本のメールで何かが動き始めてしまうのだから。いや何も怒らないかもしれない。断わられればそれまでだ。でも、こんなことを続けていれば、いつかは人生は変わっていくのは間違いない。事態を好転させるのも暗転させるのも、相手に伝えるメッセージを書くか書かないかにかかっている。
 
僕は始めて掲載された記事に、ライティングというものは水鳥のように、すました顔をしながらも、水面下で足をばたつかせるようにもがき苦しみ書くものだったと言った。だけど、いつかは羽ばたきたいのだと。
今見返してみると、当時の記事は少々難アリの文章だった。いや今だってそう大したことは言えない、そんな立場ではないのだが、4ヶ月前の自分にはぜひ教えてやりたい。いや、それは書き方を教えたいのではない。「君は4ヶ月後、書くのが楽しくなってるぜ!」と言いってやりたいのだ。だからしぶとく書き続けてくれと。
4ヶ月書いてみてどうなっただろうか。筆の進みがなんて軽いんだろうか。
いつのまにか僕は堂々と街を練り歩いているではないか。目の前に立ちはだかるような大きな壁はなく、そしてマシンガンから楽器に持ち替えたマーチングバンドのように、楽しく前向きに軽快に音楽を奏でているみたいだ。ただし多少の音のズレはご容赦ください。まだチューニングは必要なのです。
 
追伸
メッセージは恋文のように。
お願いしたい人への仕事のオーダー、成就しますように。
ちょっとコストがわからないけど。考え方は整理して載せきった。
この思い伝わりますように。

 
 
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2018-02-02 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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