メディアグランプリ

ちっちゃな毎日


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:百瀬裕美(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「あっという間に夏だね」
最近の日差しの強さに負けて、ついつい言ってしまいます。
風と一緒に動く雲。日陰にそっと咲いている紫陽花。たくさんの楽しい風景が見えてきていたのに、である。
全部をひとまとめにして「夏」と言ってすごしてしまう。
そんな私が、ちゃんとした文章を書けるようになりたくて、ここ数カ月間講習を受けながら週一回の短いエッセイを書き始めた。
エッセイというとかっこいい響きだが、すぐさま大きな壁にぶちあたった。
何を書いたらいいのか、全然わかんないのである。
「最近なんかおもしろいことあった?」
「なんで突然? 気持ち悪いな」
友人にネタ探しの取材をしてみるのだけれど、そうそう見つかるものではない。
 
しかたがないので、晴れた日の朝は仕事へ行く前に取材散歩をすることにした。
何年も見続けているいつもの風景。ネタなんぞ転がっていようもなかった。
「ここだよ」
ネタ君がささやいてくれたら、どんなにいいだろう。
 
しばらく続けていたら、いつもの風景もちょっとばかり変化している、という、初歩的なことに気が付いた。
きれいな花を咲かせているお宅のにはには、実は朝だけ庭に犬がいることとか。その犬は毎朝じっと垣根の葉っぱを眺めていることとか。花も咲いたり、しおれたりしていることとか。
このことをそのまま文章にしたら、きっと小学生の夏休みの日記レベルなのであろう。それでも、小さな新発見がうれしかった。
 
「30、45、25」
これは米国デューク大学が人間の習慣と変化について、人生を100%とした場合のその内訳を数字にしたものだ。
「人生の30%は寝ていて、残り45%が習慣的な行動です」
この数字のすごいところは、30と45の残りはたったの25ということである。算数ではない。お気づきになりました?
45の習慣を変えていけば、残りはたったの25。30は寝ているのだから、45の比重は人生の中で一番大きい。この45の習慣を変えることは、人生が変わっていくことにつながるということなのである。
「なんだ、そんなにすごいことなら、さっそく変えてみたい」
つぶやいた後に、はたと気づいた。
「ちょっと待って」
「習慣を変えるって、ハードル高くすぎる」
 
「自分を変えたければ、自分と真逆のことをすればいい」
メンタリストDAIGOがラジオで言っていた。
「青い服が好きならば、赤い服ばかりを着ればいい」
こんな変化だったら、明日からでもできそうだ。
とりあえず、ぷち変化でネイルの色を変えてみた。いつものピンクから、大人色の落ち着いたベージュ色へ。これがなかなか、楽しい。
仕事の合間に見る新色ネイル。きらきら光っていて、ちょっと自分が変わった感じがして、見るたびにわくわくした。
 
もっと大きな変化をしたいのなら、やはり朝習慣の右に出るものは他にないかもしれない。
朝活して、余裕をもって会社へ行って、仕事をして、定時で帰って。理想的な生活。世界中で今日もそう思いながら会社に駆け込んでいる人が何千万といるだろう。
私もそのひとり。
 
人間は朝日を浴びると、セロトニンというホルモンが分泌されるらしい。しかもこのホルモン、別名「しあわせホルモン」というすばらしい名前がついている。「しあわせ」と命名されてるのなら、黙って眺めているわけにいかない。
 
ちょっとしたことを続けているうちに、それが習慣になっていくのだそうだ。
毎日1回の腕立て伏せを続けていると、それが毎日の行動になってきて、習慣になり、習慣は嫌だメンドクサイという気持ちを消してくれるのだそうだ。すばらしい。そうしているうちに、習慣が量産化されてくるそうだ。1カ月もすれば、腕立て伏せも20回はできるようになるということのようだ。これだったらできそうである。
 
小さなちいさな変身をしてみませんか? 
するとある時、たくさんの愉快なことが周りいたくさんあることを発見できたら、もうこっちのものです。
明日から何かを真逆にして、それをちょっとの間続けてやってみませんか?
少しづつ、少しづつ、何かができるようになります。きっと近いうちに。もうすぐ夏です。きらきらした空気の中で、大きく自分をジャンプさせられたら、なんだか楽しいですよね。

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2018-06-07 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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