「髪ファースト」からはじまる2020年
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
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記事:井村紗緒里(スピード・ライティングゼミ)
2020年1月20日、今日から私の21日間のチャレンジが始まる。
そのチャレンジとは、毎日自分の髪をヘアアイロンで巻いて、先生にLINEで送ることだ。
「美人髪レッスン」を受けてから21日間は、講師の先生からフィードバックがもらえる。
レッスンを受けただけで終わってしまうのではなく、21日間続けて習慣化するのが目的だ。
私が「美人髪レッスン」の存在を知ったのは、昨年12月。
青山ブックセンターで行われた「モテ髪師」大悟さんと、ヘアライター佐藤友美さんの本の刊行記念のトーク&サイン会だった。
このイベントのことはTwitterで知った。
私は書店で働いていて、情報収集のため他の書店のTwitterを個人的にフォローしているのだが、そこにこのイベントの情報が上がっており、大悟さんの名前があった。
大悟さんの名前は前から知っていた。
数年前、自分の髪形がなんだかぱっとしない、なんとかしたいと思っているときに、『モテ髪師大悟の「自分でできる」モテ髪テクニック!』という本を見つけた。
大悟さんは美容師なのだが、美容院できれいにした髪が自宅で再現できない、ということがないように、髪を切るときに髪の巻き方もしっかり教えてくれるそうだ。
そうして自分でもきれいな髪形を作れるようになったお客様から「モテるようになった」という声が相次ぎ、「モテ髪師」として活動されている。
大変な人気で、大悟さんの予約は5年待ちとのこと。
ヘアアレンジの本でそういったプロフィールを読んで、この本なら5年とか待たなくても自分にもアレンジができるようになるかもしれない! と勢い込んで購入してみたものの、本だと静止画なので動きがわかりづらい部分もあり、一、二回やって身につかないまま終わってしまった。
当時から今まで、私はおしゃれ難民である。
服を買ったりするのは好きだが、メイクは基本的に面倒くさい。
メイクの本を買って練習してみたりすることもあるが、あんまり満足のいく出来になったことがない。
髪形にしても、美容院でパーマをかけたりしても、自分でうまく再現できない。
なので、最近は「そんなに手をかけなくてもなんとかなる髪形」をオーダーしてしまう。
鏡を見て、「なんかぱっとしないけど、何からどうしたらいいのかわからない」という状態が続いていた。
そこで、「直接話を聞けば何か分かるかもしれない」と思い立ち、まずはトーク&サイン会に行ってみることにした。
当初の目的の大悟さんのお話も面白かったのだが、ヘアライター(髪のこと専門のライター)の佐藤友美さんのお話は、私の今までの思い込みを覆すことばかりだった。
彼女いわく、人は他人のことをほとんど「髪形」で認識しているのだそうだ。
その髪形には「キャラクター」があり(黒髪ぱっつん前髪だと「幼い」など)、自分の内面のキャラクターと外面のキャラクター(=髪形)を一致させると、生きやすくなる。
「こうなりたい」というイメージがあれば、まずそのイメージを髪で演出すると、周りがそのイメージで自分を見てくれて、それが自己肯定感につながるという。
自分を変えるならメイクやダイエットよりも、まず髪。「髪ファースト」なのです!
という熱いトークを聞いて、「今すぐ美容院に行きたい!」と思ったけれど、DAIGOさんのお話ででてきた「日本美人髪協会」も気になっていた。
それは大悟さんが立ち上げた協会で、ヘアアイロンのスタイリングを教えてくれる講座を開いているという。
「これだ!」と予約する気満々だったが、12月は自分が忙しく、予約は2020年の1月になった。
そして、今日が美人髪レッスン当日。
自分がまったくダメでうまくできなかったらどうしよう……という心配があったが、先生は明るく気さくな雰囲気の方だった。
しかもほめ上手。
「いいですね~」
「うまくできましたね!」
とほめられて、だんだん自分のテンションも上がってくる。
やり方を細かい8ステップにして、それを唱えながらやっていく。
最初は先生のお手本を見て、次はヘアアイロンの電源を入れずに動きのおさらい。
次は電源を入れて実践。
先生が撮ってくれたビフォーアフターの写真を見ると、やはり何もしないのとは違って、ツヤや動きや柔らかな感じがよくわかる。
今の私の髪はショートボブで、髪が伸びてからレッスンを受けたほうがいいのでは……と少し迷っていたけれど、やっぱり思い立った時に受けてよかった。
というわけで、今日から冒頭の21日間ミッションにチャレンジ。
ミッション成功のあかつきには、美容院で「家でうまくできないかも……」とか考えずに好きな髪形をオーダーするのが目下の夢だ。
初詣のおみくじでは「凶」だったけれど、上り坂の1年になるように自分の気分も上げていきたいと思う。
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