男もスキンケアの時代だ。
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記事：takuya(ライティング・ゼミ平日コース)
スキンケアと聞いて「男が化粧なんかするな」と聞こえてきそうだが、化粧とスキンケアは異なる。
確かに最近は、男性でもコンシーラーやファンデーションを使って化粧（メイク）をしている男性も増えてきているが、そのような「化粧（メイク）」ではなく「スキンケア」のことである。
「スキンケア」とは、健康で美しい肌を保つために化粧水や乳液などを用いて肌の手入れをすることだ。
皮膚を清潔にし，肌が乾燥するのを防いだりするのを目的としている。
ホットペッパービューティーの調査によると、外見を今よりよくすること・若さを保つことへ関心を持つと答えた男性は61.1％と高い。
年齢別の内訳だと、20代の男性が74.5％と非常に高く、続いて10代男性では72％となっている。このように男性もスキンケアの関心も高く、実際メンズコスメ市場は、10年連続の増加を見せている。
ドラッグストアでも男性用スキンケア商品の売り場も広くなってきている。
私も40歳を越え、鏡をみたり、写真を見た時、目じりのシワも気になり、歳をとったなと感じていた。
そのように感じていたところ、先日、縁があってあるメンズクリニックでスキンケアの施術を受けてきた。
美容クリニックに入るのは初めてなのでドキドキしながら院に入ると、男性専門クリニックだけあって、院内が黒を基調としていてスタイリッシュでおしゃれだった。
綺麗な受付のお姉さんが笑顔で迎えてくれた。
男性専用の美容クリニックなので、待合室はもちろん男性だけだ。
一般的な美容クリニックならほとんどが女性なので、待合室で待っているだけでも気まずい雰囲気になるだろう。
その点、男性専用クリニックなので、待合室でもリラックスできた。
まず、カウンセリングルームに入り、肌年齢も分かる「肌分析機」で、まずは肌状態を分析してもらった。
顔より一回り大きい機械に顔をつっこむとカメラで読み取り、毛穴・シワ・色素沈着・赤み・ニキビなどが今どのような状態で、今後どうなりやすいのかがわかるようだ。
肌トラブルを発見し、改善点が分かりやすく数値で理解できる。
すごい機械もあるものだ。
ちなみに私の場合は、年齢41歳だが、肌年齢は43歳で「オイリー肌」だった。
自分の肌状態がわかったところでついに顔のスキンケアメニューを受けるため、施術室に入る。施術室も個室になっていて、リラックスできる。
クリニックによっては、カーテンで仕切っているだけの施術室もあるようなので、個室は嬉しい。
綺麗な看護師さんが担当でテンションがあがった。
今回のスキンケアの施術で使用する機械は、日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDAが認可している機械のようだ。
エステサロンのよくわからない機器よりかはかなり安心できる。
どんな施術が始まるのかと少しの不安を感じている中、施術がスタートした。
まず、古い角質や皮脂を軟化させながらピーリングし肌の再生を促す。
少しだけピリピリと痛みも感じたが、効いている感じがした。
普段、丁寧に洗顔したり、化粧水をつけたりと同世代よりかはスキンケアに気をつけていると思うが、それでも鼻の毛穴汚れが浮きでてきた。
その後、痛みのない吸引により毛穴の汚れを取り除き同時に保湿成分を導入することで肌を鎮静する。
吸引力が結構強く、掃除機のダイソンのようにしっかり吸われている感じがした。
そして、最後に、皮膚の表面に抗酸化成分とペプチドを導入し肌を輝かせながらしっかり保護する。
全部で約30分の施術だったがあっという間だ。
施術後に、廃液ボトルを見せてもらったのだが、施術前は、透明な液が、施術後、角質や皮脂が浮き出て、液が白く濁り、鼻の毛穴汚れが浮いていた。
皮脂が多いほど濁りが濃く、皮脂量に比例して液色が白濁するようだ。
施術後の顔の肌状態は、毛穴の汚れがごっそり取れてお肌がゆで卵のようにツルツルすべすべになった。
また、汚れが取れることにより顔色がワントーン明るくなった。
正直、あまり期待していなかったが、思っていたよりかなり顔がツルツルになったのでかなり良かった。
今回は、クリニックで施術を受けたが、男性専用エステサロンもある。
しかし、施術内容は、良く似ているが、実は全く違うらしい。
エステサロンでは、もちろん医師や看護師はいないので、一般的に売られているレベルの商品を使って、家庭用機器と同じレベルの機器を使用して、スキンケアをしてもらえるだけだ。
綺麗なお姉さんにケアしてもらえるので、それでもいいかもしれないが、もし、効果のあるスキンケアをしたいのならクリニックで施術してもらうことをオススメする。
金額は安くはないが、自己投資と考えれば高くはない金額だと思う。
特に、営業マンやお客様と接する仕事をしてたり、女性にモテたいのなら、クリニックでスキンケアを受けてみてもいいのではないだろうか。
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