ホットクック マイラブ。
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:佐藤久美子(ライティング・ゼミ平日コース)
「ホットクック」ってご存知ですか? 材料を入れてボタンを押すだけで、勝手に調理をしてくれる便利な調理家電です。
いや違う、これじゃ足りない。こんな文章で済ませることなんて出来ない、わたしのホットクック愛。
今となってはわたし、ホットクック無しの暮らしなんて考えられない!というくらいのアツい想いがあるんです。
「わぁ、やっちゃった!」 40代に入り急に、ちょっと前のことをうっかり忘れるようになりました。
月に2回しかない大事な缶ゴミの日、朝のうちに出しに行こうと思っていたのに忘れて収集車が行ってしまったり、
洗濯物が洗い終わって「後で干そう」と思っていたら洗濯機にそのまま忘れて、濡れたまま夕方になっていたり……。
こういう時の後悔と同時に訪れる切なさは、若い頃とは違うインパクトがあります。
煮込み料理にタイマーをかけていたのにそれが鳴った後、あともうひと煮込み! と思い、また机仕事に戻ったばっかりに、うっかり結婚祝いにもらったル・クルーゼの鍋を焦がしてダメにしてしまった時は、焦げついた鍋底を洗いながら本当の意味で若さに終止符を打たれたような、重めの絶望感を覚えました。
ホットクックを知ったのはちょうどそんな頃。
初めての出会いは、愛用している雑貨店のブログ記事でした。シンプルな雑貨に囲まれたおうちで、朝ホットクックにカレーの材料を入れて予約ボタンをポチ。仕事を終えて帰宅するといい香りと共に柔らかく煮込んだチキンカレーが出来上がっている、そんなステキな暮らし。
他にも経済評論家の勝間和代さんや、いろんなライターさん達がこぞって絶賛していて、それらは単なる時短、ラク家事! というだけじゃない、時短で出来た時間を使って暮らしを大切にしたいよね、という人たちからの評価が多いんだなぁと感じました。
そして、ふと気がついたんです。そう、このネーミング。これを読んでいるあなたも薄々気がついたかもしれないけれど、この商品名「ホットクック」はきっと「放っと クック」が掛かっている!
え??
放っておけるからホットクック!?
……。
すごくベタだけど、なんだかトキめく!笑
これなら忘れても大丈夫、むしろ放っておくことに全力でOKを出されている!
ということで昨年末思い切って、我が家にホットクックを迎え入れたのです。それからなんと、ほとんどガスコンロを使っていません。
子育てしながらの家事や仕事していると、どうしても時間が足りない日々が続きます。仕事を終えクタクタになって帰宅してからの毎日の料理ってすごく億劫だし時間がかかりますよね。
とにかく少しゆっくりしたい、明日の準備もしなきゃいけない、そんな時に凸凹のジャガイモの皮を剥いたりするのって本当に気が滅入る。
よく考えたら火を使って混ぜたりゆすったりしながらフライパンや鍋をずっと見つめていないといけない料理って、すごく原始的じゃない!? そんな八つ当たり的苛立ちさえ感じてしまいます。
だけどホットクックを使えば、材料を入れてボタンを押した後は、出来上がるまで手出しは一切無用。本当に何もしなくても良いんです。忘れた頃に「ピンピロピロリロリン♪」と完成の音色が聞こえたら出来上がり。
大根の煮物や肉じゃが、豚の角煮も柔らかくちゃんと味がしみているし、毎回安定の出来上がり。材料を切って入れるだけなので実際の作業時間は10分かかりません。
出来上がりまでの間に、まな板を洗ったり、洗濯物をたたんだり、メールをチェックしたり、ゆっくりお茶を飲むことも出来るんです。本当に、頼もしい!
更には野菜の水分を使って無水調理をしているから、野菜がすごく美味しい。野菜嫌いだった息子が驚くほど食べるようになり、我が家の野菜消費量は格段に多くなりました。
野菜の甘み、無水調理。 あぁ、この言葉の響き。ただ必死に生活するだけではない「ゆとりある暮らし」に憧れつつも、そんな余裕は全くない日々だったので、時短しながらそれが叶えられるなんて嬉しい驚き!
余分な手間はできる限り省きたい、だけど生活を楽しむような豊かさは大切にしたい、そんなワガママな気持ちを大きな身体でどーんと受け止めてくれるのがホットクックなのではないかと思います。
とはいえ、実際に購入を考えている方の為に、デメリットもあげておきますね。まず本体はとても大きくて少々場所をとります。我が家は小さめサイズの2〜3人用ですが、それでも炊飯器より少し大きいくらい。場所の確保が必要です。
それから付属のまぜ技ユニットを使えば炒め物もできるのですが、やっぱり仕上がりはかなり水っぽいです。炒め物というより炒め煮な感じ。適しているのはカレーやシチュー、スープや煮物などじっくり加熱するものですね。
それらの点や、ちょっと高めのお値段を考慮しても、それでもやはりホットクック・ラブ、というユーザーさんは多いです。是非一度、検討してみてくださいね。
こんな感じで、募る一方のホットクック愛。あれ? シングルマザーのわたし、いつかお料理上手の旦那さんと出会いたいなんて思っていたけど、ホットクックがあればもはや大丈夫なんじゃない?! 一抹の不安を感じつつも、やっぱりホットクックは私にとっての神アイテムなのでした
*** この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
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