メディアグランプリ

書きたいことをわたしらしく書けるまで


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:鵜飼優子(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
わたしは、昨年の12月から編集者として仕事をしています。仕事柄、文章を書くことが増えました。ライティングゼミにも通い、SNS投稿のつぶやきくらいでしか書いたことがなかったわたしが人生で一番書いています。
 
文章を書くようになって、ぶつかった壁。自分らしさがあまり出せない。
ついつい説明文や感想分のようになってしまいます。自分自身も文章を書いていても楽しくない。ほんとに人に伝わっているのか? と自問自答。自分らしく読んでいて、爽快で、ほっとして、それでいて笑えるような文章を書きたい! そう思っていましたが、なかなか先行きは不安でした。
 
どうしたらいいのか悩んでいる私に、文章を書くコツは、「話すように書くことだよ」と文章を何年も書いているひとが教えてくれました。「ああ、なるほど 」と思い、書いてはみるけれど、なかなか筆が進まない。そうですよね、いきなり書けるようになるわけではありませんね。そもそも、ぺらぺら話すほうではないし、思いがあってもそれを伝えるとなると、人に届くのだろうかと考えこんでしまうようなタイプ。
 
しかも、書くのに時間がものすごくかかる。タイピングの速度しかり、考えながら書くので、2000字を書くのに2時間ほどかかることも……
 
こりゃ、参ったと思っていたのですが、最近、すこーしだけど成長の兆しが! 自分で言うものなんですが。
「書きたい」とか「これネタになるな」と書くアイデアが浮かぶようになったのです!
 
これまでだと「何書いたらいいの? 」「書くことなんてないよぉ」と途方に暮れていたわたしがよし、書くぞという頭になってきました。
物の見方が変わったのはもちろん「書く、伝える」というスタンスを持つようになりました。
例えば、靴をとられてしまうというネガティブな出来事が起こったとします。通常なら、「誰やねん、とったの」「どうやって帰ったらいいねーん」と怒ったり、落ち込んで終わっていたと思います。それが、「靴をと~ら~れ~たよ~」と文章に書けば、消化されてネタとなるのです。というか、靴をとられた時点でネタだ、ネタにするしかないと思いました。これは、大きな成長。もしかしたら、靴をとられた人がほかにいたら、すると共感されるだろうし、こんな状況でとられるんだと今後の参考になるかもしれません。
とにかくネガティブな出来事も書くことで、ポジティブに変換できる。
普段からアウトプットするぞと物事をみていれば、たいていのことはネタになります。
 
なんだって、ネタになるのはおいしい。(笑) 自分の視点を変えるだけで、毎日がネタだらけなのです!
 
そのことに気づいてからは、毎日何かしら発信している人は、起きたことをすぐにネタとして、アウトプットしているから発信を続けられているんだとわかりました!
 
起きた出来事を発信するのは、川と一緒ですね。どんどん流れていかないと流れが滞ってしまう。文章を書いていかないと、思い出が色あせてしまい、失敗はもやもやしたまま。
 
だから、常に書くという意識で物事をみていこう、感じたものを言葉にしてみよう。
そう思うと、書くことってめちゃくちゃお得じゃないかと思いました。日常がネタになり、起きた出来事の角度も変わる。自分が見えている景色がかわる。
そう、これはライティングゼミで教えてもらったこと。目線が変われば、人生も変わっていく。
いつかわたしらしさ満点の文章をかける日まで。これからもどんどん書いていこうと!
結局のところ、自分らしい文章を書くには、書くしかない。書いていくしかない。急に、魔法のように書けるようになる、なんてないのですね……!
 
書いたことをネットで発信できる時代に生まれてよかったな。ライティングゼミに出会えてよかったな。
 
書き続けた先に昔の自分の文章をみて、成長したなと思えるように。書いて、書いて、書き続けていくぞと小さく心に誓ったのでありました。
 
 
 
 
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この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 
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2020-04-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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