人生を変える、一日10分の習慣とは？
＊この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか？賞を取れるのか？プロも通うのか？〜
記事：遠山知恵子（ライティング・ゼミGW集中コース）
人生を変えたくないですか。
それが一日10分でできるとしたら、どうでしょう。
『一日10分だけ、それを継続することで、今までの人生が劇的に変わる』
といういかにも怪しい謳い文句に、私はまんまと乗っかってしまった。そして今も乗っかり続けている。
『それ』とは。『感謝の習慣』
あなたにも自信をもってお勧めする。
手順はこの通り
１． 朝、以下の言葉を言う（もしくは書く）
「今日も予想もつかないこと、わくわくすること、とてつもなく素晴らしいことが起こる」
２． 夜、一日の出来事で三つ感謝したことを言う（もしくは書く）
それだけ！
ちょ、マジ？と思ったあなた。
マジです。
できれば4週間続けること。4週間続けると習慣化するから。
詳しくは『「感謝」で思考は現実になる』（パム・クラウト作）を読んでいただきたい。そこには、もう少し詳細のワークが書かれているので、感謝の習慣づけを深めたい人にはお勧め。
一人でやっていても続かないという人には、SNSでコミュニティなどに参加するのがお勧め。他の人の感謝の言葉を見ているうちに、ハードルが下がってくるのがわかるはず。
なんでこんなに『感謝』をお勧めするのか。それはあなたに『人生を変えてほしいから』
3年前の私のように……
3年前のちょうどいまくらい。私は一つのターニングポイントを迎えていた。
体を壊して、二年半会社を休職してちょうど復活したのが三年前だった。体っていうか正確に言うと壊したのはメンタルだった。会社には戻れそうで、でもそんな自信もなく。差し迫って休職の期限が切れそうだったので、戻っただけだった。
そんな時に出会ったのが「『感謝』の習慣化」よく「だまされたつもり」っていうけど、この怪しさ満載の『習慣』に最初は本当にだまされたつもりでやってみた。だめでも命までは取られないだろうくらいの勢いで。
そうしたら。人生が変わった。
まず、寛容になった。腹を立てる頻度が減った。
要は昔の私は相当な『怒りんぼ』だったのだ。そんな自分がいやで『アンガーマネジメント』を学んだりもしたけれど、なかなかうまくいかなかった。完璧主義者だったのかもしれない。そういえば子どもの頃のノートはうまく書けないところがあったら、破り捨てて最初からきれいに書き直していた。今となっては考えられないけど、本当にそんなことをしていた。そして、この性格が自分のメンタルを壊すことになるのだけど、それはわかっていながらどうしようもなかったのだ。
次に、周りのささいなことに気が付くことができるようになった。
例えば、周囲の人に自分がいかに支えられているか。例えば、道端に咲いている花の美しさ。昔の自分は自分と一部の人だけが頑張っていると思っていた。でも違う。いろんな人のおかげで今の自分があるのだということが、頭でなく、感覚で分かってくるのだ。
自分のまわりに『感謝』があふれていたら、あまり文句が出てこなくなってくる。昔の私を知っている人には「性格がかわったねぇ」と言われるようになった。そこまで言われるとちょっといやな気もする。そこまで？ でも、大げさでなく性格も丸くなった。
さぁ。あなたも『感謝』を始めてみよう。一日10分取ることはできると思う。できなかったら……それはそれで大丈夫？
朝、起きて、ポジティブワードを宣言する。それで思考をポジティブに引き寄せることができるようになる。
夜、寝る前に、今日の感謝を三つみつける。それで幸せな気持ちで一日を終えて、次の日に引き継ぐのだ。
感謝が三つも探せない。という人は、感謝レベルのゲージを「ぐーーーっ」と引き下げるといい。
暖かい布団ありがとう。とか、いいお天気でよかった！とか、会社に行けてえらい。とか。今日見たテレビが面白かった、ありがとう。とか。そのレベルで大丈夫。毎日、母の日のテンションで何かに感謝する必要はない。安心して。
そして、もう一つ大切なことは、続けること。4週間続ければ習慣になる。4週間やり続ければ、もう一生感謝体質になったようなものだ。おめでとう！！
でも、一日できなかったからと言ってあきらめないで。昔の私のように、完璧主義にならないでほしい。すべてリセットしなきゃいけないわけじゃない。また次の日からしれっと続ければいい。
『感謝』は心をやわらかくする。そして、人生を必ず変える。
あとは、あなたが実践するだけ。まずは10分間試してみよう！
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