子育て中のママに知ってほしい、お鍋ひとつでおいしくできる『重ね煮』の秘密
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:長谷川(12月開講 日曜ライティングゼミ)
ママになると、毎日本当に慌ただしいですよね。
やるべきこと、やらなくてはいけないことがたくさんあって
常に時間に追われている方、多いのではないでしょうか。
食事をつくったり、お風呂にいれたり、
寝かしつけたり、一緒に遊んだり。
その中でも、一番手がかかると言われているのはご飯をつくること。
子育て前、私は毎日のように外食ばかりだったので、
自分でつくれるのは、パスタやチャーハンといった簡単料理ばかり。
正直なところどんなご飯を子どもにつくればいいのか、わかりませんでした。
それでも気持ちは、
健やかな成長を願って、少しでも栄養のあるご飯を食べさせたい。
味付けは大丈夫か。ちゃんと栄養が足りているのだろうか。
ほんの少しの量だけど、愛情をかけたい。
離乳食がはじまると育児書を読みながら悪戦苦闘していました(笑)。
私のように、いろいろ迷いながら、手間をかけながら
毎日のご飯を試行錯誤してつくっているママは多いのではないでしょうか。
そんな日々を過ごしていた頃、偶然出会ったのが『重ね煮』。
簡単につくれて、栄養もバランスよく摂取でき、おいしくできる
魔法のような料理の作り方だったのです。
『重ね煮』を習得するのは、箸が持てるようになるのと同じ。
はじめは難しそう、扱いづらそうに思えるかもしれませんが、
一度コツを掴み習得してしまうと、幅広く使える万能スキル。
そして一生役に立つものなのです。
そもそも『重ね煮』をはじめて聞く人も多いのではないでしょうか。
私も2年前まで知りませんでした。
「陰陽」という言葉を聞いたことはありますか?
食べ物にも「陰陽」があり、
陰性が強いものから、陽性よりのものまであります。
この陰陽を順番に重ねて煮ることで、
全体を中庸させ、おいしくするのが『重ね煮』です。
中庸とは、バランスを取り中和させるようなイメージです。
陰性のものから陽性のものへ食材を積み重ねて、
少量の水と塩を入れて火にかけるだけ。
煮立ってきたら調味料を加えできあがり。(はじめから調味料を入れる場合もあります)
日々の食卓に登場する、
お味噌汁などの汁物から煮物、和え物の他、
コロッケやパスタなどの洋食にも応用ができます。
陰陽の順番はどう覚えるの?難しくない?
と思われるかもしれません。
葉物類、果実類、根菜類、豆類、肉・魚類など、
まずカテゴリーで大枠の順番を覚えてしまえば簡単です。
主要な食材が描かれている、食材の陰陽表なども
簡単にネットで検索できますので、
キッチンの壁に貼っておくのもいいかもしれません。
最初にお箸の持ち方を練習する時、
指を入れるところが付いた練習用のお箸があるように、
『重ね煮』も慣れないうちは、表やレシピを見ながら練習し、
回数を重ねていくことで、自然と感覚で覚えられるようになります。
何事も実践あるのみです!
私が『重ね煮』にハマった理由は、
食材ごとに下ごしらえする必要がなく、
アク取りなども必要ないので時短ができ、
ひとつの鍋にまとめて入れて作るので、洗い物も激減するからです。
そして一度にたくさんの野菜が摂れ、
素材それぞれの良さを活かしながらも角が取れたようなまぁるい味になるので
子ども達も好き嫌いなく野菜も含めてしっかり食べてくれます。
この魔法のようなレシピは
私の毎日のご飯づくりの救世主となりました!
重ね煮レシピ以外のメニューももちろん取り入れますが、
お箸と同様、食卓になくてはならない存在となっています。
そしてなんと、『重ね煮』にはおやつのレシピもあるので
家にある果物などを使って、簡単につくることもできます。
毎日の食事をつくるのにハードル高く感じていた私が、
今は手作りおやつをつくるようになるなんて!
なんとも感慨深いです(笑)
そして、次男が生まれた際には離乳食にも大活躍。
ニンジンだけ茹でる。ホウレンソウだけ茹でる。
ささ身を茹でて裂いて、個別にラップして冷凍。
なんて面倒なことはする必要はなく、
いつものご飯をつくる過程で、味付け前に少量取り出し、
月齢によってつぶし方を変えれば、具沢山の離乳食のできあがり。
一人目の時より、断然楽ちんにできるようになりました。
そして毎回完食してもらえる!
ママとして、つくったご飯を全部食べてくれるほど嬉しいことはありません。
不器用な人でも、ほぼすべての日本人がお箸を使えるのと同じ。
『重ね煮』も回数をこなしていけば、身に着き自分のものとして習得できます。
そして、この習得した技は一生涯役に立ちます。
「人間は食べたものからできている」
と言われますが、
外食ばかりだった私も、
重ね煮を取り入れてから徐々に体質や味覚に変化があり、
その変化を体で感じることがモチベーションになりました。
ポイントは2週間頑張って続けてみること。
そうすると習慣化しやすくなると言われています。
まさにお箸の持ち方を習得するのと一緒。
はじめにしっかり練習すれば、あとは意識せずに使いこなせるようになります。
レシピ通りに材料がそろわなかったとしても、
まずは揃うもので作ってみてはいかがでしょう。
経験からいうと、
厳密にレシピ通りにつくると、おいしさがさらにアップするのですが、
重ねる順番と水分・塩の量さえ気を付ければ、問題なくおいしくできます。
興味を持たれた方は、ぜひトライしてみてください!
***
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