【鋼の錬金術師】書店員が本気出してハガレンのメインキャラが読んでそうな本を選んでみた《あのキャラが読んでそうシリーズ》
京都スタッフの三宅です！
漫画や小説、ドラマ、映画などなど……様々な作品に出てくるキャラクターが読んでそうな本、もしくはそのキャラの本棚にありそうな本を勝手に妄想して、紹介する「あのキャラが読んでそうシリーズ」！
第一回目と第二回目はこちらです↓
第一回：【おそ松さん】書店員が本気出して松野家の六つ子が読んでそうな本を選んでみた《あのキャラが読んでそうシリーズ》
第二回：【名探偵コナン】書店員が本気出してコナンのメインキャラが読んでそうな本を選んでみた《あのキャラが読んでそうシリーズ》
第三回目は、まさかの実写映画化が決定したと噂の、不朽の傑作少年漫画「鋼の錬金術師」の登場キャラクターから、エド・アル・マスタング大佐・ホークアイ中尉・ウィンリィ！
それぞれのキャラが読んでそうな本を、愛を込めて勝手に妄想して選んでみました。ハガレン歴代OPを聞きながら選書いたしましたよ！！！
※この選書は私の独断と偏見です。もし「こっちの本も読んでそうだよ！」というご意見などありましたらぜひ教えてくださいませ。
▼エドワード・エルリック
【選んだ本】
①西田幾多郎『善の研究』
②青木薫『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』
③司馬遼太郎『ロシアについて』
④宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
エドはまず、難しい哲学本とか読み尽くしてそうですね……！ その上で「哲学なんざピンチの時にゃ役に立たねぇよ」とか言いながら顔をしかめてほしい。だけどやっぱり本屋に行くと買ってしまう、ってスパイラルを繰り返してほしい。本屋で「あっ買っちまった」って言うエドを見たい……！！ 天狼院来て！！！（そこかい）
あと、宇宙の話好きそうだなぁと思って理系新書もセレクト。
司馬遼太郎の『ロシアについて』は、師匠から「面白かったよ」ってにやりと渡されてそうだなーと。（師匠、司馬遼太郎の旅行記とか読み尽くしてそうなイメージです）
『銀河鉄道の夜』は、昔、お母さんに読み聞かせしてもらったのを大事に本棚に取ってある、とかだといいな。
▼アルフォンス・エルリック
【選んだ本】
①ロバート・ルイス・スティーヴンソン『宝島』
②ジュール・ ヴェルヌ『十五少年漂流記』
③東村アキコ『かくかくしかじか』
④ヘンリー ニコルズ『パンダが来た道: 人と歩んだ150年』
アルはですね、『宝島』『十五少年漂流記』とかの冒険小説を読んで、エドに「ねーねーこれ面白いよー！！」とか言って、「あん？ この小説通りの旅を本気でやろうと思ったら、もっと装備必要だろーよ」とか言われて、「ちがうよもっとロマンを感じてよー！！！」と、わーんと泣いてほしい。その後エドがこっそり読んでたりしたら最高。そんなエドを見て、アルはぷくくと笑うのです。
優しいし女心分かってるし、少女漫画も好きそうだな～と思います。『かくかくしかじか』とか読んで、わんわん泣いてそうです。
あと『パンダのきた道』は、メイに「はい！」って渡されてたりとかね。「シャオメイのこともっと知ってほしイ！」ってね。
▼ウィンリィ・ロックベル
【選んだ本】
①加藤雅俊『ホントによく効くリンパとツボの本―正しい位置がきちんとわかる！』
②糸井重里『はたらきたい。』
③新川直司『四月は君の嘘』
④羽海野チカ『３月のライオン』
まず体を酷使してそうなエドを気遣って、親御さんの本棚からリンパやツボの本を取り出して勉強してんじゃないかな～とにやにやしながら入れました（笑）。
あとは仕事変態なウィンリィが好きだ！ というわけでお仕事のモチベーションを上げる本もチョイス。
仕事の息抜きには、漫画を無差別に読んでそうなイメージ。『四月は君の嘘』『３月のライオン』、読んで号泣してそう……！ エドと少年漫画の話、アルと少女漫画の話、ホークアイ中尉と青年漫画の話で盛り上がってたりしてたら楽しい。エドが旅に行ってるあいだも、「次おすすめするのは何の漫画にしよっかなー♪」とか選んでたら最高だ！！！
▼リザ・ホークアイ
【選んだ本】
①ミヒャエル・エンデ『モモ』
②ヘミングウェイ『老人と海』
③スティーグ・ラーソン『ミレニアム１ ドラゴン・タトゥーの女』
④ジョージ・オーウェル『一九八四年』
⑤ハックスリー『すばらしい新世界』
中尉は、お父様の本棚にあるものをひたすら読んだ幼少期を過ごしてそうだなー児童文学全集とか箱であるやつを読破したんだろうなーと思って『モモ』。
あと中学生くらいで『老人と海』で涙して、ずっと本棚に置いてある……みたいな渋い事してそう。
北欧ミステリとかも好きそうですねー！ 『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』みたいな、社会性もミステリ性もあるやつ。
あとは、『一九八四年』とか『すばらしい新世界』みたいな古典SFもがっつり読んでそう。任務の時も鞄にひっそり忍ばせてるんですよ……という妄想。
なぜ小説ばかりかというと、中尉の本棚を大佐が見たときに、「君も小説なんて読むんだな」「大佐も小説くらい読まないと、女の子は口説けませんよ」とかなんとか会話し、中尉がふって笑い、大佐がむって顔するとこを見たいからです！！！
▼ロイ・マスタング
【選んだ本】
①浅田次郎『蒼穹の昴』
②塩野七生『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』
③デビッド・マカルー・ジュニア『きみは特別じゃない』
④伊藤博之／柴田さなえ『男と女のワイン術』
⑤『GQ』
さぁ最後はこの方！！！ なんでトリかというと、私が大好きだからです！（笑） 一番選書迷いました……！
大佐は、歴史小説を読んで、「こんな逸話を知ってるか？」って薀蓄を語るのです。そして「それ前聞きました」って中尉に白い目で見られるのです。
『きみは特別じゃない』は、ヒューズが、ひゃっひゃっひゃって笑って「プレゼントだ！」って渡してそう～と（笑）。大佐は「………」と無言ですが、部下一同笑っちゃう。
あとは女心を分かる系の本はこっそり読んでますね絶対ね。「ほう……」とか言いながら口説き文句の練習してますね。中尉に使ってるかは分かりませんがね。使うタイミング窺ってるけど使えないとか萌える。
雑誌は『GQ』を愛読中。コーヒー片手に、週末の夜読むんですよ！！
＊＊＊
あー妄想するのちょう楽しかった！！！！
私は大佐と中尉のカップルがそれはもう好きで好きで好きで（変態）
ほかにも、リンやランファンやホムンクルスたちの読む本も書きたかった～～！
皆さんの妄想もぜひ聞かせてくださいね！
ハガレン好きの方がいらしたら、ぜひ天狼院にいらしてくださいな。
今回ご紹介いただいた本はすべて天狼院書店でご購入いただけます！
「大佐＆中尉カップルセット」などの購入もできますよ♪
（あ、もちろん全キャラセット購入できます！ 読み物としても面白い本ばかりなのでぜひ！）
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※人気のため、品切れとなる場合がございます。あらかじめご了承ください。
次回はさまざまな作品の「小悪魔」キャラからピックアップ！4月25日夜配信予定です。お楽しみに！
【おまけ】
▼スカー
豊島ミホ『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』
この本こっそり読んでたらかわいいぞ☆
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