メガヒットを生み出すクリエイターが考えている「コンテンツ」の定義とは《天狼院プラチナノート》
どうやったら、面白いコンテンツが作れるだろう。
日々考えます。スタッフ海鈴です。
天狼院店主・三浦も、口癖のように、「面白いコンテンツとは?」を探し続けている。
世界中でヒットを飛ばすクリエイターを見ていて、そこに、何か一つの共通点を見つけたようです。
今回も、「天狼院のゼミ」の書き起こしを配信しているプラチナノートから、
起業ゼミのようすをちょこっとだけ、お見せしますね。
◼︎メガヒットを生み出すクリエイターには
「ベタになる勇気」が必要?
三浦:いま僕の中で大きなトピックなのが、「コンテンツとは何か」。
僕らが陥りがちなのは、あまりに高スペックな対象、なんとなく知的階層みたいなところばっかりを意識してコンテンツをつくりたがるんですよね。
ビジネス書の世界って、そうなんです。でも、ビジネス書って、東京や大阪、名古屋、福岡などの都市にいる一部の人しか買わない。
そうなると、普通のビジネス書の売り上げ部数の上限は5万部くらいで落ち着いてしまう。
これがロードサイドの方の書店、車で行く国道沿い、バイパス沿いにあるような本屋さんまで広がると、20万部くらいまで取れるんですよ。
難しいものをつくることは、コンテンツをつくる方としてはロマンなんですよね。
でも、結局は獲得できる読者がピラミッドの最上層だけしかない。こうなるとある意味、自己満足に陥る可能性がある。
もちろんそういう本は必要とされるので、その市場を狙ってもいいと思うんですけれども。僕も、そっちばっかり考えてた時期っていうのもありました。
いま興味があるのは、世の中のほとんどの人に刺さるもの、つまりフロー戦略をどうすればいいのかすごく考えてるんですね。
これに当てはまるものがまさに、出版界で言えば100万部、ミリオン・ヒットなんですよ。
ピラミッドの中間層までの顧客を取ると、ミリオンになるんです。
「書籍編集ゼミ」が天狼院で始まるんですが、「ミリオンズ」という100万部を体験したことのあるクリエイターだけが集まるライブをやっていくんです。
たとえばこの前、100万部になったばっかりの『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)の編集者である柿内くんが、出てくれます。
あと『海賊とよばれた男』(講談社)編集の、加藤さんとか。
ミリオンといえば、アメリカンタイムズの「最も世界で影響力のある100人」に選ばれた『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)の近藤麻理恵さん。彼女の書籍も、ミリオンを超えちゃってるんですよね。世界的にもう何百万部いってるか、もはやわからない。
『嫌われる勇気』も、韓国でまもなくミリオンになるそうです。韓国でミリオンということは、人口の半分が買っているくらいなんですよ。
だから、本当にとんでもないことやっているなっていつも思う。
僕らクリエイターとして何かコンテンツを生み出す人にとって、『嫌われる勇気』じゃないけれども、まさに「ベタになる勇気」が必要だと思うんですよね。
例えばディズニーは、もう100万部どころじゃなくて、3歳児とか5歳児から、60代、70代まで取ってるよね。
ディズニーのターゲットは、ピラミッドの最上層じゃなくて、中間層。
ハイスペックなコンテンツをつくろうと思えばいくらでもつくれる。誰も理解できないような作品をつくろうと思えばつくれるんだけれども、あえてそれをやらない。
ディズニーは「ベタなストーリーでいい」って開き直ってる気がするんだよね。
(つづきは「天狼院プラチナノート」で、過去のテキストもすべてお読みいただけます!)
ほかにも、ミリオンヒットを生み出すようなクリエイターには、他の人とは違ったティップスがあるとのこと。
起業ゼミで、三浦の見解を明かしています。
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