メディアグランプリ

昨日とは違う自分に、少しだけ手が届いた


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:みさ(ライティング・ライブ大阪会場)
 
 
「今、自分に何かできることはないかな?」そう思っている方はいますか?
ライティング・ライブに参加をする前の私は、ずっと思っていました。
 
「こんな風に、書けるようになるなんて思わなかった」
前回のライティング・ライブが終わったあとの率直な私の感想です。
 
私は文章を書くことが得意ではありませんでした。
ブログだって、アカウントだけ取ってそのままの状態。
そんな私がこの講座に参加した理由は、講座の紹介文にあった一言。
 
「人生を変えるライティング教室」
 
最初は「本当かな?」と思いました。
でも、一度この言葉を目にしたら、気になって気になって仕方がない。
 
「自分の人生を変えたい」
「でも、変わらなかったら?」
 
そんなことをぐるぐる考えていた時、耳に入ってきた言葉。
「自己投資というのは、自分の内側に眠っている可能性に投資することです」
 
なんという偶然。
単純な私は、ライティング・ライブへの参加を決めた。
 
オンラインの参加で、難しい言葉があってもしっかり聞き取らないと。
そう思って参加した講義だったが、びっくりした。
 
専門用語がほとんどない。
わかりやすい講義で、しかも面白い文章は書かなくていい。
そんなところから始まった講義は、毎回楽しかった。
しかし、毎週の課題はとてもキツかった。
 
それでも、頭をひねりながら毎回課題に取り組む。
そうすると、3回に1回ぐらいは「おおっ」と自分でも納得がいく課題ができるようになった。
もちろん、これは天狼院書店の主催している「天狼院メディアグランプリ」に掲載されるかは別問題。
けれど、文章が苦手だった私にとっては、小さな積み上げのひとつになった。
 
さらに、掲載されることが決まったら、スマホの前で小さなガッツポーズが出る。
結果は、職場の休憩中に見ることが多いので、周囲には気づかれないように。
 
提出した課題は、掲載の有無にかかわらず、毎回、読んでいただきアドバイスがもらえるので、自分の弱かったところがわかるので、とても勉強になった。
 
「そっか、そういう見方をすればいいんだな」
新しい視点を持って、次の課題に取り組むことができる。
同じアドバイスを2回もらうこともあり、自分の甘さもしっかりわかる。
 
そして、このライティング・ライブに参加をして書くことを通じて、自分の日常の見え方や関係が大きく変わった。
 
まずは、職場での人間関係。
それまで、適当に相槌をして流していた同僚の話を真剣に聞くようになった。
 
ちょっと言い方は良くないけれど、これがネタになるかもしれない。
 
話を聞くようになると、その話自体に興味がわいてくるので、質問をするようになる。
そうすると、同僚はさらに話をしてくれる。
 
話を聞く。
これがきっかけになり、通常の業務もスムーズに流れるようになった。
 
次に色々なことに興味を持つようになった。
今までは寝ていただけの、電車の中のつり革にも目が行く。
本屋に行くと、いつもは行かない棚を見るようになったり、いつもより少し長めに歩いたり行動範囲も広がるようになった。
 
ライティングを学んだだけで、自分の見る視点が少しずつ変わっていく。
例えば、自分に起こった「ちょっと嫌だな」と思うことでさえも、「美味しいネタ」と思える自分がいる。
 
まだ、完全にそう思えているわけではない。
けれど、自然とできるようになると、自分の人生がネタの宝庫に見えてくると思うと、とてもわくわくしてくる。
多分、4ヶ月で30%ぐらいは思えるようになってきている。
 
そして、ライティングに対する自分の気持ちも変わった。
講師の三浦さんは講義の中で「文章は誰でも書ける。訓練の話です」と言っていた。
 
講座の最終日を迎えたとき、もう少し学びたいと思った。
書きたいことをしっかりと伝えるために、私にはもう少し訓練が必要だ。
 
書くことが苦手だった私が、書くことで何かを伝えられるようになりたい。
そう思うようになった。
 
基本は大事。
そう思って、ライティング・ライブの再受講を決めた。
 
前回も1冊ノートがなくなるまでメモを取っていて、お守りのように、毎日持ち歩いているのだけど、同じ説明を聞いていても、気づきがたくさんあった。
 
「そういうことか」
前回のノートに、赤字で追加したりやマーカーがいっぱい。
大きめのふせんを買ってきて、次回の講義に備えようと思っている。
 
この4ヶ月は、前回少しだけ開いた、自分の可能性のドアをもう少し大きく広げたい。
 
 
 
 
***
 
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2022-02-02 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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