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インドで激モテした結果、人生が好転した


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記事:ひさだまりこ(ライティング・ゼミ2月コース)
 
 
モテる女子というのは、目が二重でぱっちりしている。色が白くて、透き通るような肌をしている。そして、ボディラインが女性らしい。間違いない。世の中のモテる女子はだいたいこの3点セットを生まれながらにして与えられているのだ。
 
私はこの当たりくじを引くことができなかった。目がとても細く、地黒。骨盤が狭いので、ウエストのくびれなんて夢のまた夢。モテる要素ゼロ。私なんてモテるわけがないと小さな頃からずっと思っていた。
 
大人になると性格やしぐさ、人への気遣いなど、モテる女子の要素がほかにもあることがわかってくる。男モテ、女モテ、人モテ。モテるにもいろいろな種類があることも知った。そのためのテクニックが存在することも知っている。
 
けれど、長年「わたしはモテない! 」と思い込んで生きてきたのだから、やはりモテないのだ。自分の思い込みが自分の世界をつくっている。思い込みをひっくり返そうとしても簡単にはいかない。
 
しかし、モテないからといって落ち込むことはない。楽しい人生を送るためにやれることは山ほどある。モテることをあきらめた私は、自分の夢に向かって突き進むことを選んだ。建築学生だった私は、途上国の建築についての卒業論文を書くため、タイやカンボジア、中国、モンゴル、インドなどを旅してまわった。
 
女子一人バックパッカー旅。モテないと決めてしまえば、女の子らしくする必要もない。髪をばっさり短くし、シンプルなTシャツとジーンズで旅に出る。なんて身軽なんだろう。モテなくて不都合なことなんて一つもない。そうだ、モテない人生はとても気楽で楽しいのだ!
 
ところがそれを根底からくつがえす毎日が待っていた。
 
「君の目はなんて美しんだ! 」
 
目の前にいる男性が私を見てうっとりしている。インドに行くと、毎日のようにこう言われる。嫌味なことを言う人たちだなと最初は思っていた。けれど、彼らは本音を言っているようなのだ。
 
インドの女性はぱっちりした丸い目で、メリハリのついたボディライン、肌もつややかでとても美しい。まつげが長く、彫りが深い。うっとりするような造形美。
 
それでも、インドの男性からすると私の細い目がなんとも美しく映るようなのだ。私が憧れるようなぱっちりした丸い目は見慣れていると言う。君の目は東洋的で本当に美しいと言ってくれた。
 
もちろん言い寄ってくる人には下心がある。それがたまらなく良い! その下心こそがもっとも重要なのだ。モテないと思い込んで生きてきた私を女性として見てくれている。本能的に求めてくれている。つまり彼らにとって私はセクシーなのだ。それが私にとってのセラピーになった。
 
インドではこの細い目がものすごい武器になる。日本では地黒でも、インドでは色白だ。メリハリのない平坦な身体もスレンダーで美しく見えるという。お茶に行こう。アイスクリームを食べに行こう。日替わりでいろいろな男性に誘われる。しかも、インドの男性は美しい。長身で目が大きく王子様のような人もたくさんいる。そして、私と一緒にいるためにみんな努力してくれる。
 
毎日のように可愛い、キレイだ、と言われ続けると私の脳が勘違いを始める。私って美しいんだ。生まれもったこの目の細さと平坦なボディラインに感謝し始める。お父さんお母さん本当にありがとう。モテる3点セットを私に授けてくれてありがとう! おかげで私はモテモテですと。
 
そして、モテると自然に目が養われていく。下心しかない人もいれば、人間性にひかれて本当に大切にしてくれる男性もいる。本気で恋に落ち、かわいそうな思いをさせてしまった男性もいる。たくさんのお誘いを受けるので、恨みを買わないよう上手に断るにも一苦労だ。モテる女性というのはこういうものなんだなと人生で初めて思い知った。モテる女の子ってけっこう大変なんだなと。
 
インドで激モテした結果、私には私の美しさがあるんだということが身に染みてわかった。世界は広い。世界に誇るアジアンビューティ。私って可愛い。帰国する頃には、幼い頃から染みついていた「モテない」という思い込みがすっかりなくなっていた。
 
そうすると不思議なもので現実が変わっていく。帰国後、なんだかわからないけど、少しだけモテるようになったのだ。生まれ持った美しさや内面の美しさ、そういうものを自分が認めた瞬間、にじみ出てくるものがあるのかもしれない。
 
「モテない」という思い込みから自由になった瞬間、趣味や勉強、いろいろなことがうまく回り始める。男女問わず、人モテするようになる。「モテる」を経験したことで、自己肯定感というものがものすごく上がったのだ。
 
モテないと思い込んでいる人、自分の魅力に気づきたい人、少し荒療治かもしれないが、ぜひインドに行ってほしい。そして、モテ人生を浴びるほど経験してほしい。
 
インドが苦手な方にはネパールかスリランカ、バングラデッシュをおすすめしたい。この4ヵ国においてはすでに実証済み。どうぞお試しあれ。
 
 
 
 
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2022-03-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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