ゼミ

もう……私にはアイデアがでてきませんという時にもしかしたら、アナロジー思考が救世主になるかもしれない《マーケティング・ゼミ》


*この記事は、「天狼院マーケティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

未来を変えるマーケティング教室「天狼院マーケティング・ゼミ」〜「通信販売」も「集客」も「自社メディア構築」も「PR」も、たったひとつの法則「ABCユニット」で極める!《全国通信受講対応》

記事:はやみん(マーケティングゼミ)

アナロジー思考って一体なんだんだ???
積読本の山から「アナロジー思考」の本を手に取り、ちょっと頭をひねってみるが残念ながら…….その答えは出てこない。

この本は天狼院書店のマーケティングゼミの課題図書の中の一冊だった。
課題図書は全部で14冊。何百冊、何千冊もビジネス書を読みつぶし、ビジネス紙でビジネス書の書評を連載されている天狼院店主三浦さんのマーケティング効く厳選の本だ。「アナロジー思考」は課題図書として6冊選んだ中の一冊だった。約1月ほどの積読本状態を経て、今私は読もうとしているのだが……

そういえば……私は……なんでこの本選んだっけ???

たしか……課題図書の発表の日の講座のあと、店舗で選びきれず、家に帰ってからググったら、

新しいアイデアは「借りてきて組み合わせる」ことで生まれる。
では、どうやって既存のアイデアを「借りてくる」のか?
そこで用いられるのがアナロジー思考である。

という商品紹介を読み、この本を読めば、私にもアイデアが湯水のように沸くようになるのでは、のびた君が「助けて〜ドラえもん」とドラえもんに泣きついたら、ドラえもんが四次元ポケットの中からひみつの道具を出してくれるように、私もアイデアが出なくて困ったら……私の脳があっと驚くようなアイデアを出してくれるのでは、そんなふうに空想、妄想し、この本を読む事にしたのだった。

アイデアがどんどん生まれれば、自分の仕事で新しい展開や今携わっているイベントでの企画や、それこそ日々のブログの投稿も簡単にできるよね〜甘い夢をみたのだった。

さっそく本を読む前に、アナロジー思考ってどういう意味だと思い、Google先生に聞いてみてところ
アナロジー
類推は類比、アナロジーともいい、特定の事実に基づく情報を、他の特定の事物へ、それらの間の何かしらの類似に基づいて適用する認知過程である。

らしい(笑)これ……日本語ですよねと思いつつ、これ以上Google先生に聞いて理解不能になりそうなので、大人しく読む事にした。

読み進めるうちに、なんとなくだが、どういう事わかってきたのである。そう、私は日常生活で、無意識のうちにアナロジー思考を使っていたのだ。

例えば初めてポケベルを持った時、もうかれこれ数十年前だが、公衆電話からポケベルに文字を送るのだが、ひらがなの「あ」という文字を送るのに、1・1と押す、「い」の場合は1・2と押してポケベルに文字を送っていた。初めのうちは、ありがとうと5文字と送るのに慣れないうちは大変だった。いちいちひらがな1文字、1文字を数字に変換するのに苦戦した記憶がある。文字を数字に変換して、電話のボタンを押して文字を送信するということが、今までに経験したことがないことだった。そこからPHS、携帯、スマフォ、そしてiPhoneと使うものが変わっていくのだが、ポケベルからPHSになった時から、もう電話のボタンを押す事で文字を送ることは難しいことではなく、携帯メールは初めてポケベルを持った時のような苦労はなかった。今iPhone7を使っているがいまではもう当たり前のことになっていた。

これは、アナロジーの中の「自分の理解」のためのアナロジーを使っていたのだった。アナロジーには他に「他人への説明」のためのアナロジーと「新しい発想」のためのアナロジーが存在している。「自分の理解」のためのアナロジーと「他人への説明」のアナロジーは多くの人が日常的に使っているのである。

そうそして私がほしいアナロジーは「新しい発想」のためのアナロジーだったのである。

アナロジー思考はレントゲンで骨の構造、状態をみることができるように、表面的なものに捕らわれることなく物事の本質、構造を見抜き、構造上同じところを見つけて、自分の理解のために使ったり、人に何か説明する時にたとえ話や比喩表現使うことで相手の理解を促進してくれるだけでなく、借りてくるという発想で「新しい発想」を生み出すことができるのだ。そうすれば自分の身の回りのものすべてがアイデアの種になるということだった。

もしかしたら天狼院書店はアナロジー思考から生まれた??? 

カフェ、イベント・部活までは私の頭で想像できる範囲だが、こたつ? 人生を変える? まで来るとわたしの想像の範囲を超えている。もしかしたら、天狼院書店のこたつや、人生を変える!ライティングゼミやマーケティングゼミは「新しい発想」を生み出すアナロジーからうまれたのか? なんて空想しながら、もしそうなら、わたしも身につけることができれば、今よりももっと面白い事、ワクワクすることができちゃう??? と思いながらどんどん読みすすめていくなかで、私が「新しい発想」を生み出すアナロジーができなかったのは、鍛えてなかったからなのではないか? と気づいたのである。

日常生活を過ごすなかで、朝起きた時まず右足をベットから出して、床に足を置こう、そのためにはふくらはぎのこの筋肉を動かしてから、かかとを……などとか、歯を磨くために歯ブラシを握る時に、まずは右手を前に出して歯ブラシを掴むために、指のこの筋肉を動かしてなどと考えて体の筋肉や骨を動かすことはない。まして人間として生きるために、生命を維持するために、心臓を一定のテンポで動かして、肺はとか考えてない。無意識のうちに生きるためにしている。

同じように人間社会を生きるために「自分の理解」のためのアナロジーを無意識に使い、よき人間関係を作り生き抜くために「他人への説明」のためのアナロジーを使っているのではないか? そうなると生き抜く、生き残るという点においては他の2つのアナロジーに比べ「新しい発想」のアナロジーは必要性低い、アイデアを生み出すことがなくても、生きる事はできるし、社会生活を普通に行うことは可能なので、あまり使うことなく、まして意図的に鍛えることなく私は今まで生きてきてしまった。

でもこの本は「新しい発想」のアナロジーは鍛えることによって、私でも手に入れることができると書いてある。そして鍛え方まで懇切丁寧にかかれているのである。わたしが今から体を鍛えて、100メートル走の高校生の陸上全国レベルの10秒前半は無理でも、おそらく、運動神経を置き忘れて生まれてきたため(笑)高校生の平均タイムも難しいそうだが、今すでに使っているアナロジー思考を鍛えること、借りるという事を意識することで「新しい発想」のアナロジーを手に入れることはそう難しいものでないと思う。そう思うとアイデアの四次元ポケットを早く手に入れるために、繰り返し読んでこの本を読みつぶしてやろうともう一度ページをめくっていくのだった。

***

この記事は、「マーケティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。

未来を変えるマーケティング教室「天狼院マーケティング・ゼミ」〜「通信販売」も「集客」も「自社メディア構築」も「PR」も、たったひとつの法則「ABCユニット」で極める!《全国通信受講対応》

「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

【2月開講/東京・福岡・京都】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜《初回振替講座有/通信受講有》

 

【天狼院書店へのお問い合わせ】

〔TEL〕東京天狼院:03-6914-3618/福岡天狼院:092-518-7435/京都天狼院:075-708-3930

天狼院書店「東京天狼院」

〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F

TEL 03-6914-3618 FAX 03-6914-3619

東京天狼院への行き方詳細はこちら

天狼院書店「福岡天狼院」

〒810-0021
福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階

TEL 092-518-7435 FAX 092-518-4941

天狼院書店「京都天狼院」2017.1.27 OPEN

〒605-0805
京都府京都市東山区博多町112-5

TEL 075-708-3930 FAX 075-708-3931
kyotomap

【天狼院公式Facebookページ】 天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。

【天狼院のメルマガのご登録はこちらから】

メルマガ購読・解除

【有料メルマガのご登録はこちらから】

【天狼院公式Facebookページ】
天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。



【天狼院のメルマガのご登録はこちらから】

メルマガ購読・解除

【有料メルマガのご登録はこちらから】


2017-02-11 | Posted in ゼミ, マーケティング・ゼミ, 記事

関連記事