天狼院書店に「川谷絵音」と「ベッキー」を採用したら良いと、私が本気で思う理由
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
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記事:あやっぺ(ライティング・ゼミ平日コース)
2017年5月22日の夕方。
天狼院書店店主である三浦さんのFacebookタイムラインに、
【予告/スタッフ募集】
という見出しで始まる文章が投稿された。
ついに、始まったか。しかも、何という絶妙なタイミング!
私は、ほくそ笑んだ。
そう言えば、ひと月くらい前だっただろうか。
近々アルバイトの大募集をするというような書き込みを読んだ記憶がある。
調べてみると、4月24日に【まもなく大募集】という見出しで書かれていた。
約1ヶ月後に正式な募集が始まったことになるわけだ。
そして、今、天狼院書店各店舗の社員の皆さんが、日替わりでスタッフ募集の記事を投稿されている。
既に全国で続々と応募が来ているらしい。
私は、今回自分が応募したくて待ち構えていたわけではない。
いや、正直に言うと、一時期はインターンとして関わらせてほしいと思っていたことがあった。
しかし、京都天狼院のオープン前に開催された「京都天狼院 編集会議」のイベントで、インターンは学生しかなれないと告げられた。こればかりはどうしようもないと観念したのだった。
その後、2017年1月27日に京都天狼院がオープンして以来、いろいろなイベントやゼミに参加させてもらうようになり、私はちょくちょく来店している。
実際にお会いしたことがあるのは、今のところ京都天狼院のスタッフさんのみだが、他店舗のスタッフさんとも「ライティング・ゼミ」の受講等を通じて、オンラインでやり取りをさせていただく機会がある。
一人で何役もこなされる、パワフルで素敵なスタッフさんばかりだ。
自分には天狼院書店のスタッフはとても務まらないことを、私は嫌と言うほど日々痛感させられている。
インターンが学生限定で本当に良かった。
私は常連客の一人という、今の立場が良い。それが一番合っている。
決して負け惜しみではなく、心からそう思っている。
そんな私だが、元経営者の端くれとして、天狼院書店ではどんな風にスタッフ教育をされているのかということについては、興味が尽きることがない。
天狼院書店のファンの一人として、天狼院書店が今以上にもっともっと、最強で無敵になってほしいと願っている。
全店舗でスタッフを大募集されている、今この時期だからこそ。
余計なお世話だとは思うが、私の勝手な仮説をぜひとも聞いていただきたい。
チーム天狼院には、「ある弱点」がある。
私は、そのことに密かに注目してきた。
それは、スタッフさんの「名前のことだま」の母音についてである。
「名前のことだま」は、苗字ではなく下の名前で見る。
例えば、店主の三浦さんの場合なら、
三浦 崇典(みうら たかのり) 母音: A・A・O・I
という母音になる。
それでは、各店舗の社員さんのお名前を順に見ていくことにしよう。
【東京天狼院】
今村 有美(いまむら ゆみ) 母音: U・I
石坂 高樹(いしざか こうき) 母音: O・U・I
小島 夏海(こじま なつみ) 母音: A・U・I
【福岡天狼院】
川代 紗生(かわしろ さき) 母音: A・I
永井 里枝(ながい りえ) 母音: I・E
【京都天狼院】
山中 菜摘(やまなか なつみ) 母音: A・U・I
山本 海鈴(やまもと みすず) 母音: I・U・U
「ある弱点」に、もうお気づきだろうか?
全店舗を見渡しても、下の名前の1文字の母音に、「E」の音を持つ人が1人も居ないのである。
1文字目以外でも、「E」の母音を持つ音が入っているのは、永井さんだけだ。
私は全てのアルバイトさんやインターン生の方のお名前を知っているわけではないが、「E」の母音の入ったお名前の方を、永井さんの他には知らない。
チーム天狼院には、「E」が圧倒的に足りないのである。
「名前のことだま」で、それぞれの音の持つ意味については、詳しく書かれた書籍やWEBサイトを参照いただくとして。
「A・I・U・E・O」の各母音が持っている、気質や性格についてのキーワードは、人間の身体の頭から足に当てはめて考えていただくと、イメージがつきやすいのではないかと思う。
「A」「I」は頭~胸で、ひらめきや企画、美意識。
[U]は身体の真ん中で、芯の強さ、調整役。
「E」「O」は腰~足で、堅実さや包容力、フットワーク。
チーム天狼院の今のメンバーには、「E」の母音が足りないのである。
ただ、幸いなことに、屋号が「天狼院書店」なので、「E」が1つ入っている。
さらに、「ん」が入っている名前は、強運の持ち主だと言われている。
「ん」が2つも入っている「天狼院」は、屋号自体が既に強運だと言える。
その強運を、最強で無敵のものにするには、足りない「名前のことだま」を持った人物を新たに採用すれば良い。
これが私の仮説だ。
私は、この上なく条件にピッタリな人物を見つけた。
昨年、世間を騒がせ、「ゲス不倫」という流行語まで生み出した、あの2人だ。
「川谷 絵音(かわたに えのん)」
「ベッキー」
私は決してふざけているわけではない。大真面目に本気で言っているのだ。
どうか怒らずに聞いてほしい。
ちなみに、川谷絵音の本名は、「川谷健太」だそうだ。本名には「E」の母音プラス、強運の「ん」まで入っている。何と素晴らしい!!
そして、ベッキーの本名は、「レベッカ・英里・レイボーン」だそうだ。
どこをとっても、「E」の母音だらけだ。素晴らしすぎる!!
チーム天狼院に圧倒的に足りない「名前のことだまの母音」を、こんなにもお誂え向きなバランスで持っている名前が、他にあるだろうか。
この2人がどんな人物なのか、私は会ったことも話したこともないし、何も知らない。
もちろん、名前だけで採用の可否を決めるなんて、ナンセンスだと思う。
どうかしていると思う。
しかし、「名前のことだま」の持つパワーは無視できないということを、経験上知っている。
私がショップオーナーだった頃、最大で25名ものスタッフを雇っていた。
私の名前に無い音を持っているスタッフには、私の弱点を補ってもらっていたという実感がある。
私の名前は「アヤ」なので、母音は「A」のみ。
アイデアを思いつくのは良いのだが、堅実に着実に実行するには、「E」や「O」の母音を持ったスタッフの力が欠かせなかった。
私がペンネームとして「あやっぺ」を使っているのは、これが人生で唯一のあだ名だったという理由以外に、「名前のことだま」の足りない母音を補う意味も込めている。
日本には昔から「名は体を表す」という諺がある。
名前は、気に入っていようがいまいが、一生ついて回る大事な言葉だ。
「えみ」「けい」「せいこ」「てるよ」「あかね」「べにこ」「めぐみ」「れいか」
「えいた」「けいぞう」「せいじ」「ひでき」「まさつね」「こうへい」「ためあき」「れん」
「E」の母音の入った名前の一例として、男女別に「え」「け」「せ」「て」「ね」「へ」「め」「れ」で1つずつ考えて挙げてみた。
店主の三浦さんはじめ、各店舗の社員さんへ。
今回のスタッフ募集に際して、もし、応募者の中に「E」の母音を持つ名前の方がいたら、他の応募者よりも少しだけ注目していただきたい。
そして、採否のボーダーラインで迷った時、もし「E」の母音を持つ応募者が含まれていたら、騙されたと思って採用してみてはどうだろうか。
これから応募を考えている、もしくは既に応募済みで、名前に「E」の母音を持つ人へ。
何としてでも採用されて、私のお節介極まりない仮説が正しかったことを、ぜひとも証明していただきたい。
さすがに川谷絵音やベッキーが応募してくることはないだろうし、三浦さんがオファーを出されることもないだろう。
「E」の母音を名前に持った人が応募されているかどうか、私には知る由もない。
それでも、天狼院書店の熱心なファンの一人として、天狼院書店が最強で無敵になることを、私は心から願っている。
素敵な新スタッフさんと出会える日が、今から本当に楽しみだ。
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