【発表/リニューアルオープン】福岡天狼院が天狼院書店「福岡天狼院 Style for Me」として生まれ変わります!《2018年5月17日(木)OPEN》
いつもありがとうございます。
天狼院書店スタッフの川代です。
5月後半より、福岡天狼院の店長に着任することになりました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は以前にも福岡天狼院の店長をしていたことがありました。
そして、私が福岡から東京に異動になったのが、ちょうど1年前の、2017年5月でした。
これまでの人生の中でほとんど一度も行ったことがなかった福岡で働くことが決まり、とんでもなく不安な気持ちで出勤していました。
大丈夫かな。
やっていけるかな。
受け入れて、もらえるのかな。
そんななかで、「福岡」という街は、そして福岡の人たちがいる空間は、私の中で驚くほど居心地の良い場所に変わっていきました。
1年前、福岡を離れ、東京に行く前日の夜には、みっともないほど泣いていたのをよく覚えています。
短い時間の中で、福岡という街の存在がとてつもなく大きくなっていることに気がつきました。
そして東京に戻ったあと、もう一つ、気がついたことがありました。
私は福岡という街で過ごす中で、何を得たのか。
成長できたのか。人の役に立つ人間になれたのか。
正直に言って、福岡にいたことで自分が大きく変わることができたかどうかはわかりませんでした。
けれども、福岡にいた時間で、私は「私」のことを、とても深く知ることができたのだということは、確信していました。
福岡という街には、独特の空気が漂っています。
そして、自分のやりたいことや、自分の感じたことに、とても素直な人が多い。
物創りがしたい。
新しいサービスを作りたい。
面白い人が集まる場所を提供したい。
「こういうものがほしい!」「こういう場所がほしい!」「こういう人になりたい!」
福岡の人というのは、「なりたい自分像」を追い求めたり、「自分らしさ」を叶えることに対して、とてもいい意味で「貪欲」なのだと気がついたのです。
何か、面白そうなものや、自分が好きになりそうなものがあれば、ためらいなく手を伸ばすことができる。
そんな自分の欲求に素直な人たちが集まる場所で働いていたからこそ、私自身も刺激を受け、自分の可能性を模索し、「なりたい自分」と向き合うことができたのだと気がついたのです。
福岡天狼院は、今年、2018年の9月で3周年を迎えます。
そのタイミングでリニューアルが決定し、福岡天狼院の店長に着任する事が決まったとき、まず考えたのは、その貪欲な人たちが集まる福岡という街で、福岡天狼院には何ができるだろう、ということでした。
福岡には、面白い人が集まります。
博多美人もたくさんいる。
コンテンツもたくさんある。
おまけに、人々は情報に敏感で、常に新しいものを追い求めている。
そんなめまぐるしく変化している福岡の街で、福岡天狼院には、何ができるのか。
私には、何ができるのか……。
わかりませんでした。
ぐるぐるとひたすら、考えました。
けれどもきっと、福岡天狼院にしかできないことが、あるはずだ。
「Style for Meっていうのは、どうですか?」
福岡天狼院のリニューアルに関する会議をしていたとき、気がつけば、私の口からは、そんな言葉が出ていました。
最近できた「Esola池袋店 STYLE for Biz」みたいに、何か新しいブランド名があるといいよね、という流れのなかで、ああでもないこうでもないと、社長の三浦も頭を悩ませていたときでした。
「Style for Me」
そのフレーズが頭にふっと浮かんできたとき、これは、運命なんじゃないかとすら、思いました。
これだ。
これしかない。
ハイパーコンテンツが集結している福岡の街で、福岡天狼院にしかできないこと。
「なりたい自分になるための書店」
私らしさって、なんだろう。
私が求めている「自分」って、いったい、何なんだろう。どこにあるんだろう。
SNSが発達し、毎日色々な情報が大量に飛び込んでくる今の世の中で、自分が何をしたいのか、何を求めているのか。何が正解で、何が不正解なのか。何が成功で、何が失敗なのか。
考えれば考えるほど、わからなくなってくる。
「私らしい私」になりたいのに、そもそも、「私らしさ」がどこにあるのか、全くわからない。
天狼院書店は、そんな中で、自分の可能性を模索できる場所を提供することならできる、と思いました。
そしてそれは、天狼院書店にしかできないことなのだ、とも。
ここには、さまざまなコンテンツがあります。
長期的なスパンでほしいスキルを身につけられる「ゼミ」。
同じ共通点を持った人、同じ趣味を持った人と知り合うことができる「部活」や「ラボ」。
本好き同士で思う存分本について語り合える「読書会」。
店主三浦が主宰する新しいタイプの劇団「劇団天狼院」。
そしてもちろん、私たちスタッフが好きで好きでたまらない本や、お客様におすすめしていただいた本を並べた「本棚」があります。一人でも、友達同士でも、家族でも、恋人同士でもくつろげる「カフェ」もあります。
WEB天狼院書店では、スタッフの熱い思いを発信することもできる。
このほかにも、お客様が求めるものであればなんでもやるというのが、天狼院の暗黙のルールです。
天狼院には、無限の可能性がある。
「福岡天狼院 Style for Me」は、来ていただいたお客様に、カスタマイズしてご利用いただく書店でありたいと思っています。
「私らしく」を叶えるために、その日着る服の組み合わせを選ぶように、楽しみながら、自由に使っていただきたい。
今日は、「こんな自分になりたいな」と、その欲望の赴くままに、コンテンツを選んでいただきたいと思っています。
また、お店じたいも、お客様のリクエストに合わせて、柔軟に変化し続けたいと思います。
「福岡天狼院 Style for Me」は、あなたのための書店です。
あなたが好きなように、あなたらしくなるために、あなたがほしいものを選んでください。
そう言いつつも、このお店を一番求めているのは、私なのかもしれません。
「なりたい私になりたい」
私自身も、そんな貪欲さを失わず、また福岡の地で働きたいと思っています。
「福岡天狼院 Style for Me」は、5月17日(木)18:00にリニューアルオープンの予定です。
改装に伴い、5月15日(火)、5月16日(水)は、誠に勝手ながら、お休みをさせていただきます。
新店舗に新しく加わるコンテンツや、改装の様子は、順次公開させていただきます。
楽しみにお待ちいただければと思います。
新しくなった福岡天狼院で、みなさまにお会いできるのを、心より楽しみにしております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
福岡天狼院 Style for Me
新店長 川代紗生
天狼院書店「福岡天狼院」
〒810-0021
福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階
【福岡天狼院へのお問い合わせ】
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