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天狼院書店の裏フォト部にセミナーのつもりで参加したら、それはセラピーだった


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記事:Mayumi(ライティング・ ゼミ平日コース)

 
 
ある夜、福岡の本屋に女性たちが集まっていた。
少し遅れて参加した私が、まず座っていきなり目にしたのは、大きなスクリーンに映し出された女性の下着姿の数々。
 
「えー? いやいや、なんでこんな、みんなして脱いでるの?」
が最初の感想。
 
そして、カメラマン三浦さんの「こんな写真です! 全部お客さんです!」と明るい解説は続いた。
 
どう見続けても、どう考えても「いやいや、こんなに普通のお客さんが脱がないでしょ?!」というものばかり。
なんとなく参加を決めて、人を撮るコツに少し触れることができたらいいなぐらいの軽い気持ちで、ちょっとしたセミナーに参加しにいくぐらいの気持ちで本屋に足をふみいれたのに、そこは異空間だった。
 
「なにげに来たけど、すごいところに来ちゃったな…… 」と思ったものの、「ま、いっか。別に人それぞれだし…… 」とマイペースな私は、気を取りなおした。
 
いざ始まる撮影会。
 
最初は「えーっ!」と思っていた私も、周りでみんなが平気で脱いでいくところを見て、これまた「ま、いっか」と脱ぐのに抵抗がなくなっていた。
 
一着目は、控えめに着物などを着てカメラに収めていただいていたが、二着目は何の抵抗もなくキャミソール姿。女性たちの前とはいえ、まさかキャミソール姿などをさらすことになるとは思っていなかったが、そのころにはもう「本当にどうでもいい」心境になっていた。それは、キャミソール姿すら、普通の洋服姿ではないかと思えるほどの場の雰囲気になっていた。なんせ、人気のキャミソールに至っては、次々に別の女性が着まわしするほどである。
そして、いざ、そのキャミソール姿で、私も写真を撮ってもらう時間がやってきた。
終始ぎこちなかったと思うが、それはそれは不思議な感覚が残った。
この不思議なすっきりした感覚はなんだろうか?
 
撮ることの難しさは誰にもわかりそうだが、実は、撮られる方も難しかった。
ポージングというのは、繊細だ。わずかな角度の違いで写真に収めたときの絵が変わる。
撮られるということが、どういうことかがよくわかっていなかったけれど、それでも、きれいに写真に収まるということは、お互いに神経を集中させている状態であり、とてつもなく丁寧に扱われることというのはわかった。
 
撮影が終わって確信したことがある。
撮られることは「セラピーになる」ということ。
 
「心と身体はつながっている」といわれている。
片方を開放してあげることで、もう一方を開放できる。
 
肌の露出が増えることで、より人間本来の姿、自分の素の状態になることができる。
そして、それを「きれいに」撮ってもらえるということは、心の開放につながると思ったのだ。
 
セラピーというと、ハンドセラピー・フットセラピーといったフィジカルセラピーや、心理カウンセリングなどのサイコセラピーが思い浮かぶ。とくに、アロマセラピーは、すごくリラックスできてスッキリもして 幸せないいイメージがわくセラピーのひとつなんじゃないかと思う。
 
これらは、五感を使って心と身体を開放しようとしている。
手で身体に触れること、匂いによるもの、映像など視覚による癒し、音楽による癒し、発声によるストレス解消など、私たちが常々すぐに抱えがちな「もやもや」したものを、「すーっ」と洗い流してくれて、次に向かうための前向きな状態にリセットしてくれる。
ものによっては、大きく癒されたり、リフレッシュすることによって、身軽な状態になっていき、新しい扉が開いていくきっかけになるものだってあるだろう。
 
天狼院書店の裏フォト部は、意外にも、癒しやリフレッシュの空間だった。
きちんとした場所、きちんとした機材を使って、大事にしてもらうことで、さらには丁寧にあつかってもらったと感じることで、ある「セラピーを受けた」ような開放感と満足感が得られるところだったのだ。
 
私は、ぜひ撮られるより、このセラピーを施してあげられる側になりたいと思った。
意外な場所で、新しい扉が開いてしまった。
 
この一風変わったセラピーを、ぜひ皆さん体験してみてください。
 
 
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