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《渋谷》【8/10(水)19:00〜第2回 森見登美彦 読書会】愛する森見登美彦作品を語り合う読書会、今回は “ 森見・阿呆万歳・登美彦 阿呆読書会 ”です。初参加も一人での参加ももちろん大歓迎!


はじめまして、天狼院書店スタッフの吉野です。

 

私の人生を狂わせた、一人の小説家がいます。突然ですが。

 

名を、森見登美彦

 

「森見登美彦氏は、今を去ること19年前(2003年)、大学院在学中に一篇のヘンテコ小説を書いて、ぬけぬけと出版界にもぐりこんだ人物である。一世を風靡(ふうび)するかに思われたが、風靡せんかった。」(『美女と竹林』森見登美彦 著 より引用)

 

一世を風靡はしなかった、などと謙遜されてはいますが、彼の小説は、少なくとも確実にひとりの ──この私の── 人生を風靡しました。

 

私は、彼の小説のおかげで、人生の方向転換を余儀なくされたのです。端的に言えば、彼のとある小説をうっかり手に取ってしまったせいで、「この人生、阿呆に生きてやろう」と心に決めてしまったのです。人生が捻じ曲がりました。責任者はどこか。

 

きっと、私と同じように、森見登美彦に人生を捻じ曲げられた人が、どこかにいるはずであろう。そんな阿呆な人たちと、私はどうしても話がしたい。思う存分、語らい合いたい。

 

そう思い立った私は、読書会運営スタッフの内野氏へメールを送った。



「森見登美彦読書会、やらん?」

 

やがて内野氏から返信が来た。

 

「ええよ」



そんなわけで、ここに高らかに宣言します。

 

やります、「森見登美彦」読書会。

 

    ◯

 

それからの私は、膨大な量の森見登美彦読書会のテーマ案を企画した。森見登美彦愛はとどまることを知らず、私は個人の情報処理能力を遥かに凌駕する妄想(テーマ案)を抱えて途方に暮れていた。その内容は様々であったが、「机上の空論読書会」「黒髪の乙女読書会」「納涼ホラー読書会」「御都合主義読書会」など、おのおの胡散臭さには濃淡があるものの、どれもが未知の読書生活への扉であり、私は好奇心でいっぱいになった。

 

そんな中、狭き門(企画会議)をくぐり抜け、見事、今回の読書会のテーマに選ばれたのは……

 

「森見・阿呆万歳・登美彦 阿呆読書会」

 

よりにもよって、この考えうる限り最も胡散臭いテーマに決定するとは、我々はもはや手の施しようのない阿呆としか言いようがない。

 

    ◯

 

皆さまご存知の通り、森見登美彦氏の描く小説には、数多くの愛すべき阿呆がところせましと登場します。

 

登美彦氏の小説を読んだ方ならば、ひとりやふたり、うっかり愛さざるを得なくなってしまった阿呆に出逢ってしまったことでしょう。そんな彼らの生き様について語り合い、あわよくば人生を楽しく愉快に生きるヒントを得ようではありませんか。

 

また、登美彦氏の小説を読んだことのない方は、氏の小説を読めば必ずや愛すべき阿呆に出逢えることでしょう。(私のオススメは『四畳半神話大系』『恋文の技術』、そして『太陽の塔』です。)まずは、何かしら作品を読んでみていただきたいものです。是が非でも。そして良かったら、私たちと一緒に阿呆万歳と語り合いましょう。

 

ちなみに私の敬愛する阿呆は、留年に留年を重ねて崖っぷちの大学八回生であるにも関わらず、しかし何かしらの行動に出るわけでもなく、ただひたすら日々を堂々と生きることだけに専念しているという ──『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』等に登場する── 樋口清太郎師匠。いったい何の師匠なのか一向に明かされる気配のない彼の生き様は、恐るべき克己心によって維持されている紳士的態度、もしくは阿呆の骨頂であり、そして私の憧れです。

 

森見登美彦作品に登場する、イチオシの阿呆な登場人物をひとり・もしくはふたり・もしくはそれ以上好きなだけ選んでいただき、当日は彼ら(彼女ら)について思う存分語りましょう。

 

・お気に入りの阿呆エピソード

・阿呆発言に考えさせられたこと

・阿呆な生き様に影響を受けたこと

 

などなどを皆さんで持ち寄って、わいわいお話をするという有意義な時間を過ごしたいものです。あわよくば、生活の知恵に。

 

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら語らにゃ損々。

 

というわけで皆さま、この機会に是非とも、愛すべき阿呆たちの生き様について語り合いませんか。どんな阿呆な会になることやら、企画者たる私がいちばん楽しみにしております。

 

乞う!ご期待。




概要

【8/10(水)「森見・阿呆万歳・登美彦 阿呆読書会」】

日時:2022年8月10日(水)
18:30 受付開始
19:00 イベント開始
20:30 終了

■会場
会場:天狼院書店「天狼院カフェSHIBUYA」(定員15名)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目20−10 RAYARD MIYASHITA PARK South3F
TEL:03-6450-6261 ■参加費:¥1,650(税込)/学生:¥825(税込)/天狼院読書クラブ会員¥0
※学割は25歳以下対象

*ご来店時、別途1オーダーのご注文をお願い申し上げます。
*天狼院読書クラブの詳細はこちらから→天狼院読書クラブ
*天狼院読書クラブの学割始めましたので、学生はとにかくここをチェック!!全ての読書会が無料になります!天狼院読書クラブの【学割】

 

感染症対策について


 《参加者のみなさまへのお願い》
□来店時のマスク着用、手指消毒及び検温のご協力をお願いいたします。
*37.5度以上の発熱等の症状のある方のイベントの参加を制限させていただきます。
*入場を制限させていただいた場合、払い戻し等の対応をいたします。
□万が一感染が発生した場合に備え、受付にて質問票に住所、氏名、電話番号などの連絡先の記載をお願いしております。
□飲食時以外は、常時マスクを着用し、大声での発言を控えていただくようお願いいたします。
□ 参加者同士のお酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けるようお願いいたします。

《会場の感染症対策について》
□会場は常時換気を徹底しております。
□施設の共用部分(トイレ、テーブル等)を定期的に消毒しております。
□スタッフの検温及びマスク着用を徹底しております。

注意事項


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・天狼院書店のスタンスとして、政治や宗教に関する本の紹介はお断りしております。
・【厳格化】天狼院書店以外の他のイベントやコミュニティ、ビジネス、サービス、飲み会、パーティー、店、企業、その他への勧誘は、即、除名行為となりますので、ご注意ください。その場合、当然ながら料金も返金いたしかねます。ただし、天狼院書店が許可した場合はこのかぎりではありません。
・決済後の返金は承っておりません。

 

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天狼院カフェSHIBUYA:03-6450-6261
シアターカフェ天狼院: 03-6812-1984

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全国の天狼院書店各店にて現金またはクレジットカードでお支払い頂けます。店舗スタッフまでお申し付けください。

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【8/10(水)森見・阿呆万歳・登美彦 阿呆読書会】


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