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承認欲求をどう扱ったらいいか、悩んだことはないですか?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:赤木 広紀(「スピードライティング・ゼミ)
 
 
「僕、どうしても人から評価されたいって思ってしまうんですけど、こんな自分が恥ずかしくて……」
 
20年に渡ってライフコーチングのプロとして300人を超えるクライアントさんの目標達成や課題解決のサポートを1対1の面談(セッション)で提供してきた。
 
長年、クライアントさんの話を聴いていると、よく聞くことの一つがコレ。
 
周りから認められたい。評価されたい。
でも、そんなことを考える自分をダメだと思ってしまう。恥ずかしいと思ってしまう。
 
周りからどう思われているだろうかと、気にしてしまう。
そんなこと気にしなくていいのにと思うけど、気にしてしまう。
 
気にしてしまう自分がイヤなんだけど、また気にしてしまった……
と、どんどん自己嫌悪してしまう。
 
「こんな自分をどうしたらいいんですか?」
 
俗にいう「承認欲求」なるものを、どうやったら抑えることができるのか、という相談だ。
 
僕の周りの人たちはみんな、そんな承認欲求なんてもっていないだろう。
だって、これ見よがしに「私を見て!」と叫んでいる人なんて、ほんの一握りだし。
 
みんなうまくやっているのに、僕だけこんなにモンモンとしてしまっている。
やっぱり自分はダメだなぁ……
 
そんな悩みを打ち明けられる。
 
コーチを始めた20年前は、クライアントさんが「承認欲求を無くしたい」と言ったら、「じゃあ、どうやって無くすか一緒に考えましょう」と答えていた。
 
申し訳ない。
 
あの頃は、何も分かっていなかった。
 
そもそも無理なことを何とかできると思っていた。
いや、無知は恐ろしい。
 
今なら分かる。
 
承認欲求は生理現象と同じだということが。
 
のどが渇いたら水を飲みたくなる。
それと全く同じだったということに。
 
あなたは、のどが渇いたら、
「なんでオレはのどが渇くんだ……」
「また、のどが渇いてしまった。私はなんてダメな人間なんだ……」
 
と、嘆いたりするだろうか?
 
いや、おそらくないだろう。
 
まあ、昔の体育会系の部活動では、「練習中は水を飲むな!」と公然と言っていたから、水を飲むことをダメなことだと思う人もいるかもしれない。
 
が、大半の人は、のどが渇く自分を嘆いたり、恥ずかしいと思ったりすることはないはずだ。
 
自分を認めてほしい、評価してほしい。
 
こういう気持ちになるのは、何も恥ずかしいことでもダメなことでもなく、人間の自然な生理現象なんですよ。
 
そうクライアントさんに伝えると、
「じゃあ、どうしたら、その承認欲求は収まるんですか?」と逆に質問される。
 
「のどが渇いたら自然と水を飲みたくなるじゃないですか? それと同じで、承認が足りてないと思ったら、承認が自然と欲しくなる。だから、承認欲求があるのは生理現象と同じくらい人間には当たり前なんだということを、まず認めることなんです」
 
「じゃあ、『認めてもらいたい、評価されたい』という気持ちが出てきたら、そういう気持ちってあるよね~、と認めてあげたら良いと?」
 
「そうなんです。そうすると、面白いことに……」
 
「面白いことに?」
 
「認められたい、評価されたいという気持ちが少し収まるんですよ。これが水を飲むということなんです」
 
だが、長年、水を飲みたいという気持ちにフタをして、ずっと承認欲求を我慢してきた人は、簡単には、「あぁ、そうですか。じゃあ、認めます」とはならない。
 
大抵の場合、
 
「なるほど。でも、それって一時的な気休めじゃないですか? だからと言って、承認欲求が無くなるってことはないですよね」
 
と、反論される。
 
もちろん、その通り。
 
水を飲んでのどを潤したからと言って、じゃあ二度と水を飲まなくてもいいかというと、決してそうではないのと同じ。
 
のどがまた渇いたら、そのたびに水を飲めばいい。
 
そう、承認欲求は恥ずかしいものでも何でもない。
のどが渇くのと同じ、ただの自然な生理現象。
 
渇いたのどが潤ったら、気持ちもスッキリして「よし、やろう!」と前向きになる。
 
もし、あなたの中に「認められたい!」「評価されたい!」という気持ちが湧いてきたら、否定せずにまずはその気持ちを認めてあげてほしい。
 
認めてあげたら、きっと心の渇きは潤うから。
 
 
 
 
***
 
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2020-01-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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