メディアグランプリ

木村拓哉さんに学ぶ、健康マネジメント


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:水野雅浩(スピード・ライティングゼミ)
 
 
皆さん、こんにちは
健康マネジメントスクール水野雅浩です。
 
私は健康マネジメントの専門家として今まで100社以上の企業、行政、大学などで講師をし、のべ6,000人以上のビジネスパーソンの健康習慣作りを支援してまいりました。
 
これから連載記事を通して、健康マネジメントにより、仕事のパフォーマンスが上がり、プライベートでも充実した生活を送ることができるよう健康習慣づくりのサポートさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。
 
第一回目は、健康マネジメントの「考え方」について。
 
突然ですが、ちょっと変わった質問です。
皆さんには、「健康的で、尊敬する方」はいらっしゃるでしょうか?
 
単なる「尊敬する人」ではなく、それに加えて「健康的で」となると、ちょっと考えてしまうかもしれませんね。
 
考えを巡らせてみると…。
 
もしかしたら、いつもスリムでいきいきしている身近な上司が思い浮かぶかもしれません。もしくはあなたを健康的な食事で支えてくれている、ご家庭のパートナーかもしれませんね。
 
「健康的で、尊敬する人」という問を立てた時に
私が思い浮かべるのは、ある有名な俳優です。
 
その方は、木村拓哉さん。
 
かつてはSMAPの解散などがありましたが、最近は、ミシュラン三つ星獲得を目指したドラマ「グランメゾン東京」が高い視聴率を叩き出し、大きな話題となりました。また、フジテレビ開局60周年特別企画の警察学校の鬼教官を演じた「教場」では、脱キムタクともいえるような演技で視聴者を魅了しました。
 
実は、私が木村拓哉さんを尊敬するきっかけになったのは、ある記事を読んだことがきっかけでした。それは今から約12年前に木村拓哉さんが視聴率30%を叩き出した伝説のドラマ『華麗なる一族』(原作:山崎豊子)の主演を演じた時のことでした。
 
木村拓哉さんは撮影の休憩時間に、毎回、緑茶でうがいをし、時間をかけて手を石鹸で洗っていました。その光景があまりにも繰り返されるので、周りの撮影スタッフが「風邪の予防ですか?」 と話しかけました。
 
すると、木村拓哉さんは一言。
「仕事をする上で、健康はエチケットだと思うんですよね」
 
最高の仕事をするために、健康であることは最低限のエチケットである。最高の作品にするために、絶対に風邪を引かないというプロ意識。木村拓哉さんの仕事に向かう姿勢を見て、撮影現場のスタッフたちの健康意識はガラリと変わりました。俳優陣はもちろんのこと、監督もヘアメイク、音声、ライティング、映像編集のスタッフ、そしてエキストラの人たちまでも全員がうがい手洗いを実行し、体調を日々整え、最高の作品を作るために一丸となりました。
 
常にトップを走り続けるプロとして、健康マネジメントにこだわる木村拓哉さんの姿勢。私達も高い品質の仕事をするためにこそ、高い状態で健康をキープしたいものです。
 
実は、木村拓哉さんが実行していた緑茶のうがいと、時間をかけての手洗い。これは科学的にも理にかなっていることが分かっています。
 
私たちは風邪やインフルエンザ対策としてついマスクを思い浮かべがちですが、ウイルスはマスクの目よりも細かいため、実はあまり効果がありません。対して、体に付着したウイルスが細胞内に入り込んでしまう前に、物理的に「洗い流す」ことが効果的なのです。
 
まずはうがいについて。
1回15秒を2回。ガラガラとのどについたウイルスをこそげ取るようにうがいをしましょう。木村拓哉さんが行っていた緑茶でのうがいは、緑茶に含まれるカテキンには抗ウイルス効果があることが分かっています。
緑茶でのうがいまではしなくても、こまめに緑茶を飲むだけでも十分な効果があります。ぜひ冬の時期こそ飲み物を緑茶にするのもいいですね。
 
次に、手洗い。
私達男性陣は、トイレに行った後も指先だけ水をつけて、軽く流して終わりにしがちです。しかし、これではほとんど意味がありません。ここは木村拓哉さんを見習って、石鹸をつけて30秒は時間をかけて洗いましょう。ポイントは、指や手のひらだけではなく、手首まで洗うこと。イメージはオペ前のドクターが手を洗う要領です。手首まで石鹸をつけて流水で洗い流す習慣をつけましょう。
 
木村拓哉さんは、卓越した演技力を保つためにこそ、健康習慣の基本となるうがい手洗いを実行し続けていました。
 
私達も、まずは、休憩時間ごとのうがい手洗いを実行してみる。そして、1年間風邪を引かないベストコンディションをキープすることを目指しましょう。この小さな積み重ねこそが、自身の仕事のパフォーマンスに繋がり、やがては木村拓哉さんがそうであるように超一流のビジネスパーソンにつながるはずです。
 
 
 
 
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2020-01-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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