メディアグランプリ

偶然はない必然があるのみ


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記事:北川悦子(ライティングゼミ平日コース)
 
「これ面白いよ」
サラリーマンだった私がメンタルコーチ業に職替えしたおかげで、妹と話をする機会が増えた。その妹が、巷の話題、テレビで見た話、身近で起こった出来事など、何気ない話をするのだが、結構私が興味を持っている内容の話題であったりするのだ。
 
その妹が、「こうして思考は現実になる」パム・グラウト著、を読んでいるという。そして面白いといって勧める。そうね、最近のブーム的なことなのかもしれない。すでに私は、2014年出版された年に、その本は読んでいる。本棚にまだある。だが、その内容はあまり覚えてはいない。
 
その本の中の実験で、48時間以内に、黄色い車と黄色の蝶を見る、というのがある。その実験を行ってみたというのだ。その時から黄色の車をまず探そうと試みた。「黄色い車、見ないな。なんで見ないのだろう?」と思いならが過ごしたらしい。そして48時間後、「黄色い車なんて全然見えないじゃない! 私に黄色い車をみせてよ!」と怒ってしまったという。その時、街の中心部へ出ていた妹は自宅へ車で帰る15分の間に、やっと黄色い車を見ることが出来たらしいのだ。
「何台みたと思う?」
 
さて、その黄色の車、何台みる事が出来たのか、想像をしてみてほしい。普段街中で自動車を見る時に黄色い車は、時々見かけるくらい。珍しい方の色だと思う。そんなに台数があるとは思えない。小さな地方の田舎町であればなおさら見かけないのではないか。
 
そんな地方の街で、15分の間に見かける黄色の車。
私は「3台は見た?」と応えたら、「10台!!」という。
 
なんということだろう。「黄色の車みせてよ!」と本気で怒ったのだろう。そうしたら10台の黄色の車を見ることが出来たのだ。わお! 思考は現実になる、というのは本当よね!
どれだけ本気でそれを思うことが出来るのかが、大きな分かれ目ということよね。
 
妹は最初の48時間は「全然見えない」と思いながら過ごしていた。そう、「全然見えない」を現実化していたのだ。その実験を疑っていたからだ。というか実験自体をではなく、自分自体を疑っていたのだろう。
 
改めて、本棚でホコリをかぶっていたその本を読んでみた。内容を一部覚えていた。だが、ほんの一部。その当時、内容の通りの実験をしては見たが、本の通りに現実にできたわけでなかった。いつものハウツウ本のように、読んだだけで、出来たつもり、わかったつもり。それだけで終わってしまっていた。自分の生き方なりを変えたわけではなかった。
 
ただ、書いてある内容がこんなにも、今の自分の仕事に結びついている内容になっているなんて、思いもしなかった。
 
自分の意図がすべて。意図したことは叶う。フォーカスするところにエネルギーが流れる。
 
最近、仕事に悩みがあった。そんな時に、改めてこの本を読み、内容に気づかされる。なんて偶然? いえいえ、偶然はない必然、なのです。本当に伝えたいことが、2014年の時点ですでに私の手元にあったなんて!
 
その2014年からすでに別の形でも、いろいろな心理系の学びを続けてきている。今、まさに、忘れていないか? 初心に戻って、自分にもできることなのだ、と気づけ! と言われたような気がした。
 
一度読んだだけで分かったつもりだったが、再度読むことで、そこから受け取る内容は、こんなにも違ってくるのか。以前に気づかなかった、気に留めることもなかったところが目に入ってくる。今回はページ毎に、そうそう、うんうん、とうなずきながら、すべての内容が自分の中で消化されていくように感じた。それは自分が成長したからなのか、または、いまの時点で受け取る必要がある物が受け取れているということなのかもしれない。
 
人は、見たいものを見て、聞きたいことを聴いて、感じたいことを感じている。
みたくない物は、そこにあっても見えないし、聞きたくないことは、そばで言っていても聞えない。感じることも、望んでいることしか感じていない。現実はすべて、自分の中にある思考が、意図が、現れているだけ。
 
今の私は、少し助けが欲しかったのだ。妹という人物を引き寄せ、この本を再度読むことになり、そうすることで、再度思い出して、学んできたことが沢山あったということに気づいた。その学びは、すでに自分でわかっているよね、すこし迷路の中に入っていたかもしれないが、十分それでいいのだよ、と確認したかったのだ。
 
明日からの48時間で、実験をしてみよう。どれだけの黄色の車と黄色の蝶が見られるのか。怒りを伴うくらい本気で行う実験結果がどうなるかは、わかっているけど。楽しみだ。
 
 
 
 
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2020-02-07 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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