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メディアグランプリ

ライティングゼミ第6講にしてようやくこのゼミの素晴らしさがわかった話


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:kotokoto(ライティングゼミ平日コース)

 
 

そういうことだったのか……。

 

バラバラバラバラーッ。
私の目の鱗が、雪崩を起こして無くなっていった。
 

「人生を変えるライティング講座」
天狼院書店が主催する文章講座だ。
私は2月からのこの講座に参加している。
小さな子供がいるワーキングマザーなので、基本的に通信での受講スタイルだ。
 

4か月間で、全8回の講義と16回の課題提出があるこの講座。

 

1回目の講義はとても面白く、初回から、このゼミの真髄となるライティングのスキルを惜しみなく教えてもらった。素晴らしかった。
ただ、
面白かったのだが、実際にそれを使ってどうやって文章を書けばいいのかは、この時点ではさっぱりわからなかった。
 

そして迎える1回目の課題提出。
私はとにかく一生懸命書いて、恐る恐る提出した。
結果は、なんと合格。
 

ものすごく嬉しかったけれど、内心戸惑った。
なぜこの文章が合格なんだろう?
教えてもらったことを何も活かせていないのに
どうして合格できたのかわからなかった。
 

その後3回課題提出し、うち2回合格した。

 

ますます複雑な気持ちになってきた。
もちろん合格は嬉しい。ただ、はっきり言って学んだことをどう使って書いたら良いのか、この時点になってもまだ解っていなかったからだった。解らないまま、書いていたのだ。
 

毎回の講義はとても面白い。ただ、自分が成長している手応えがまるでなかった。
完全に、とは言わない。影響を受けていないわけがない。が、課題はほとんど自己流で書いていた。
 

もしかしたら……。

 

私の中に傲慢な気持ちが密かに芽生え始めた。

 

もしかしたら、私はもともと文章を書く才能があったんじゃないかしら?

 

傲慢な思考である。
しかし、奢り始めた自分の鼻は、
すぐにへし折られた。
 

そこからは、3回続けて不合格。
さらに、2回課題提出できなかった回があるから
もう5回連続で合格していない。
 

あぁ、やっぱり私、成長してなかったんだ……。

 

実は、不合格になった3回は、全て同じテーマの文章だった。
1回目と2回目はフィードバックをよく読んで書き直したけれど、2回目と3回目はほぼ書き直さずに提出した。
 

なんと失礼なことだろう。
これは傲慢というよりも、完全に怠惰である。
私は単に、書くことをサボった。
挑戦することを放棄しただけだった。
 

言い訳をすると、丁度その頃から、コロナの影響で仕事が忙しくなり始めていた。
さらに保育園の自粛要請により、私は家で子供たちを見ながら仕事もしなければいけなくなった。
朝から晩まで、絶え間なく何か要求してくる子供たちに振り回されながら、その間に、仕事、仕事、とにかく仕事。
 

余裕がなかった。
だから、書くことへの努力をサボってしまった。
 

しょうがないよね。
キャパオーバー。
これ以上時間を作るのは無理だよ。
そんな言い訳を、自分に向けて何度も繰り返しながら
どんどん慌ただしく過ぎていく日々。
 

そうして、第4講も、第5講の動画も観れていないのに、とうとうライティングゼミ6回目の講義の日がきてしまった。
さすがにまずい。このままでは、何も習得できないままいつのまにかゼミが終わってしまう……。
 

多くの人の人生に影響を与えた「人生を変えるライティングゼミ」は、私にだけは有効でないのかもしれない。だって、成長している気がしないもの。
一体この先どうしたら書けるようになるのだろうか?
 

これらの答えは、第6講の中に用意されていた。

 

私はこの回の講義によって、目から鱗をたくさん落とし、
自分に足りないものが、やるべきことが、はっきりと解ったのである。
 

結局、自己流では限界が来る。
一流のアスリートにも、必ずコーチがついている。
フィギュアスケートの選手は、ジャンプなどの技術を教えるコーチの他に、表現のコーチ、メンタル専門のコーチなど、複数の専門家がついている。
一人の人間の力には限界があり、他の人の力や知恵を集めることによって、もっともっと上へ行くことができるからだ。
自分の中の、書くためのアイテムのようなものは、あっという間に使いつくしてしまう。
だから、どんどん自分の思考や経験を広げ、アイテムを増やしていくことが必要だし、まさにその為に、今このライティング講座を受けているのだ。
だったら、自分を甘やかしていないで、もっと本気で講義の内容を吸収しよう。
 

私は第1回目の講義から、動画でもう一度復習した。

 

あらためて過去の講義を聴いてみると、当初気づかなかった発見がいろいろとあった。
中でも最大の発見は
 

「このライティングゼミの内容は、4か月かけて習得するもの」

 

ということだ。

 

そうだ。まだ講座の途中なんだ。あと1ヶ月も残っているではないか。
何を焦る必要があるのか。勝負はここからだ。
今、できていなくてもいい。これからできるようになるために、練習すればいい。
私が唯一しなければならないことは、書くことだ。
とにかく書くだけなんだ。
 

時間がないと、甘えてはいけない。
私は書く努力を、もう放棄しない。
 

うさぎとかめ。

 

物語の中では、いつだってかめがうさぎに勝つ。
この世界には、一歩一歩足を踏み出し、歩みを止めなかった人だけがたどり着ける場所がきっとあるんだ。
 

ライティングゼミを受講する私の物語は、まだ終わってはいない。
ここからこの物語がどう展開していくのか、いや、自分でどう創り上げていくのか
とても楽しみである。
 

この講座が「人生を変える」ことの意味が、少しだけ解った気がした。

 
 
 
 

***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 

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2020-04-23 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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