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洗脳されたらやり返す! その方法とは?


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記事:おおつかよ (ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「あ、また鬼滅の刃の柄だ」
 
最近はマスクや携帯ケースでも見かけることがかなり多くなりました。
 
「鬼滅の刃」という漫画をご存知でしょうか? その柄とは、漫画の主人公の竈門炭治郎が着ている羽織の、緑と黒のフラッグチェックの柄です。
 
漫画が人気絶頂ということもあり、彼が着ている羽織そのものでなくても、柄の一部が目に入っただけで「鬼滅の刃のやつだ」と分かります。
 
ちょっと立ち止まって考えてみてください。
 
柄だけでどうしてその漫画を連想してしまうのでしょう? 「連想」という言い方は正しくないかもしれません。どうしてその柄を見ると鬼滅の刃と「認識」してしまうのでしょうか?
 
2色の正方形が互い違いに組み合わされているフラッグチェックは、白と黒の組み合わせがスタンダードです。グリーンと黒の組み合わせは珍しいですが、存在しない色合わせではないと思います。なのに、なぜ、その柄が鬼滅の刃にさせるのでしょうか。
 
あのグリーン。日常ではほとんど出会わない色だと思いませんか? グリーンといえばスターバックスとか、モスバーガーとか、JAとかがあります。けれど、ああいう鮮やかなグリーンではない、漫画のストーリーの雰囲気を匂わせる、くすんだような、濁ったような色は独特だと思うのです。
 
そのグリーンと黒が組み合わされたフラッグチェック柄ですから、印象的であることは間違いありません。10年たってもすぐに思い出せるくらいの印象強さでしょう。
 
鬼滅の刃に限らず、色はキャラクターを印象付ける大切な要素であることに気づきます。ドラゴンボールの悟空の胴着のオレンジとか、ポケットモンスターのピカチュウの黄色とか。
 
ドラマなら、今日から俺は! の主人公、三橋の金パツだけでなく、短ランに合わせた赤くて細いベルトも印象的です。ドラマのタイトル文字の色と連動させていて、見る人のイメージが固まりやすくなっているのが分かります。
 
ブランドはどうでしょうか。カフェブランドを例にとると、スターバックス、ドトール、タリーズ、の名前を聞くだけでそれぞれの色が頭に浮かんできませんか?
 
色が脳裏に焼き付いていて、そのキャラクターや色、または商品のイメージが植え付けられていることに気づかされます。それらのブランディングにまんまとやられてしまったワケです。
 
やられたままでは悔しい。人気ドラマ「半沢直樹」ではないですが、やられたらやり返すの精神で、色のブランディングを自分自身に当てはめてみたらどうかな、って思います。
 
セルフブランディングと言ったら気恥ずかしくなってしまいますよね。だから大げさに考えずに、ただしシンプルに、自分を印象付けるための色を持ってみるのはどうでしょうか。
 
その色は、自分が好きな色でいいと思うんです。
 
「好きな色が似合うかどうか自信がない」
 
そんな声も聞こえそうです。けれど、好きな色は似合う色であることが多いですし、好きな色を身につけているとどんどん似合うようになってくるものです。
 
例えば、ショッキングピンクが好きだったとします。じゃあそれを印象付けるために、すごいピンクのシャツを着ましょう、というような難しいことではありません。まずはそっと、その色のハンカチをバッグやポケットに忍び込ませてみましょう。人の目に触れることが少ないアイテムですから、自分が使った時に好きな色と接することでちょっとハッピーになって自分だけの楽しみができます。
 
それに慣れたらボールペンとかノートとか、文房具の色を変えてみましょう。ハンカチよりも触れる機会が多ければ、ハッピーになる機会も増えます。その次は、指輪やピアスなどのアクセサリーに取り入れてみたり、スカーフやバッグという小物に取り入れてみたり。
 
目立たないものからスタートして、人目に触れるけど面積が小さいものに取り入れるようになってきたら、そこから徐々にステップアップ。そうして馴染ませていけば「いきなりどうしたの?」なんて周りに驚かれることなく、いつのまにか好きな色は自分色になっているでしょう。
 
「あなたって〇〇色っぽい人だね」
 
そう言われるようになったら成功です! 自分と「自分の色」が、相手のイメージに刷り込まれたのです。プレゼントや花束をもらうことがあれば、贈る方はその色を意識して選んでくれることでしょう。
 
ビジネスでもサークルやママ友などのコミュニティでも、色を使って相手にイメージを刷り込ませれば自分の存在感をさりげなく強めることもできます。名前を忘れられたとしても「あの〇〇色の人」と思い出してもらうことができるのですから。
 
明日から、まずはハンカチから始めてみましょうか!
 
 
 
 
***
 
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2020-09-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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