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メディアグランプリ

30代をどう生きるべきか、悩んでいる人に届けたい、心揺さぶられる1冊


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:中野ヤスイチ(リーディング・ライティング講座)
 
 
人生にはもう嫌だ、辞めたいと思う時が何度も訪れるものなのかもしれない。
そんな時、どうやって、人は乗り越えているのだろうか。
 
見てみぬふり、誰かに愚痴る、誰かのせいにしてみる、誰か仲のいい人に相談してみる。
どれも、間違いないと思うし、僕もやってきた。
 
そして、その都度、僕はなんて弱い人間なんだって、自分を責めてきた。
どこかで、誰かに共感を求めて、逃げる道を探していたのだと思う。
 
過去に起きた出来事が頭に浮かぶ度に、どうせ自分になんて、何かを成し遂げことなんて、出来ないんだ、だから、変わることすら出来ないんだって、何度も想ってきた。
 
そんなちょっと霧がかかったような気持ちの30代の僕に、「まだまだ、お前の人生もこれからだ、むしろ、今から何とでもなる」と書かれている本に出合った。
 
その本のタイトルはまさに、「30代を無駄に生きるな」(永松茂久著 きずな出版)である。
 
この本を読み始めて、最初から衝撃な話が書かれている。
それを読んだ瞬間、今の僕だと思った。
 
そう、僕は今の自分がどこに立っているのか、それすらわかっていない。
もう、30代も中盤に差し掛かっているのに。
 
それを意図も簡単に見抜かれたような展開で、自分の今の置かれている状況を考えさせられ、本を読み進めながら、整理されていくうちに、どこか、自分に対して、1歩下がって見ることができるような感覚になった。
 
この本の中には、著者が大切にしている価値観や行動についても、エピソードを交えて書かれている。そのエピソードは、著者が体験した事から、誰から教えてもらった事まで、今まで学んできた事が詰まっていて、自分にも同じような事が目の前で起きたら、どのように対応するべきか、一つの道標になる本。
 
ただ、読むだけではもったいない、そう思わずにはいられないぐらい、誰かにこの本の存在をもっと知って欲しいと自分の心が訴えているのを読み終えて強く感じた。
 
社会人になって、一定のキャリアを積んで、ある程度、仕事ができるようになり、ふとした瞬間に、「このままの自分でいいのかな?」という終わりの見えない不安に襲われたことはないだろうか。
 
僕は結婚して、子供が生まれて、仕事も順調に進んでいた時に、父親の病気が発覚し、数年後に亡くなった。
 
その時に、僕は「このままでいいのか」という不安に襲われた、そして、どうのように生きるべきか、真剣に考えるようになった。
 
ただ、考えるだけじゃなくて、実際に動いてみた。
セミナーに参加したり、新たに今まで勉強した事がない分野の勉強をする為に学び始めたり、そして、気がついたことがある。
 
決して、特別な人間はいないということ。
多くの人が迷いながらも、今を一生懸命に生きている姿を、自分の信じる道を歩いている姿を見つけることができた。
 
かなり強いインパクトを僕は受けとったが、そこから、大きな行動を移すには至らなかった。まだ自分に自信が持てなかったからだと想う。
 
どこかで、自分はまだまだ足りない、どうしようもない人間なんだ、自分はあの輝いている人達とは違うんだと想う部分が強かった。
 
だから、ちょっと仕事で躓いたり、上手くいかない事があると、自然と今までの弱い自分が表に出てきて、誰かのせいにしたり、愚痴を言ったり、気分転換にSNSを見たりして、どこかに、自分の今の気持ちを晴らしてくれる、もっと簡単に見つける方法があるのだと、幻想を頂いていた。
 
この本にはっきりと書かれている。決して、簡単な方法なんて存在しないという事、悩んでいるなら、行動しろと書かれている。
 
読んでいるうちに、もっと、自分が惨めになった。
どこかで、自分が納得する答えが見つかるはずだ、見つけてから行動するべきだと想っていた自分に対して。
 
それが、一番の自分への甘えだということをこの本は僕に教えてくれた。
この本は僕と一対一の対話をしてくれているようにすら感じるほど、著者の熱量が一文一文に伝わってくる。
 
そして、自然と誰かのせいにしていた僕の思考を自分の考えや行動に落とし込んでくれ、次はどうしたら良いのか、示してくれているようにすら感じる。
 
この本には、色々な人から良い影響を受けた著者の考え方や想ったことが書かれている。
その内容を読んでいくうちに、今、抱えている自分の問題の解決方法が自然と見えてくるから驚いてしまう。
 
確かに、僕は30代をまさに今、生きている。
20代の頃に比べると体力の衰えも感じるし、今までとは違い、自分の時間が減り、家族との時間が増え、自由な時間があまり持てないと感じている。
 
30代をどう捉えたらいいのか、誰も教えてくれないし、おそらく、誰も答えは持っていない。
 
でも、自分の経験については、語ることができるのではないだろうか。
それを、著者は勇気を持って、書いてくれている。
 
もし、あなたが、僕と同じように30代を生きているのなら、これからの人生をより豊かにいきるヒントが詰まっているこの本を是非一度、手にとって読んでもらいたい。
 
きっと、自分がどのように生きたいのか、見えてくるに違いない。
 
そんな心揺さぶられる1冊に僕は出合ってしまった。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の「リーディング&ライティング講座」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミ、もしくはリーディング&ライティング講座にご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2020-11-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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