やっぱりアニメはやめられない
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:橋詰純(ライティング・ゼミ平日コース)
「あーまた今日も4時になちゃう」
只今、朝の4時になるところ、早く寝なきゃ。
毎日、毎日こんな時間までアニメ見てる。
今年でもうすぐ51歳になるのに。何やってるんだろう。やめられない、止まらない。
あともう少しだけ、あと1話だけと思いながら朝になってしまう。
今、見ているアニメは「進撃の巨人ファイナル」「文豪ストレイドッグス」「ブラック・クローバー」「憂国のモリアーティ」「呪術廻戦」など、まだあるけどキリが無い。
娘に「また、朝までアニメ見てたの?」「目に良くないから少しは控えなよ!」
「ドライアイ、ひどいんでしょ?」
最近、親と子が逆転している。
「いい歳していい加減にしないと、目が見えなくなっても知らないよ!」
「ライティングの課題は終わったの?」
耳が痛い。
「もう、分かってるから、あと少しだけ」
毎日娘と同じ会話を繰り返してる気がする。
「だってぇ、半世紀生きているし、この先楽しくをモットーに生きていきたいんだもん!」
と反撃してみたけど無視された。
おととし、初めて姪っ子にコミケに連れてってもらって、ディズニー並みの行列に驚いた。
目に映るものが新鮮で、ワクワクして姪っ子と話してるうちに、2時間待ちもあっという間に過ぎていた。
世の中には色々な人や趣味があるのを再確認するのと同時に、衝撃的な感覚でした。
「50歳でもこのままでいいじゃんあたし」と言葉に出ていた。
すると姪っ子が「いまさら何言っちゃってるの、近くにこんなおばさんいると年取るのも悪くないって思えるから」とからかいながら言ってくれた。
いつも娘にダメ出しされてるから、そんな言葉がとっても嬉しかった。
好きなアニメのブースで並びグッズを選んでる幸せなひとときを味わっていた。
自分でもいつも疑問に思うっことがある。
好きなアニメのグッズを買うときは何故か2個買ってしまう。
ボールペンでも、トートバッグでも。使う用と保存用。もったいないと思ってもやめられない。
そしていつも娘に小言を言われる。
「また、2個買ったの?」「他のことにお金使えるじゃん!」「もったいない!」
この買い方は理解できないらしい。世の親もそうなのかもしれない。
でも、娘が毎回小言を言ってくれるから買い過ぎないでいられるから助かっているのも事実だけど。
仕事先で学生のバイトの子やパートさんと好きなアニメのキャラクターや声優さんの話でいつも盛り上がる。
「昨日の呪術廻戦見たぁ?」
「五条先生、めちゃくちゃかっこよかったぁ」「イケメンすぎる」
「あたし、グッズ買ったよ」
「それ、あたしも買った」なんて話が尽きない。
仕事に行ってみんなと話せる楽しさを感じられるのは幸せなのかもしれない。
コロナでお店は暇だからついつい話し込んでしまう。
アニメ好きは年齢を問わないのがいい。
コロナ前は、大学生からアニメのイベントや謎解きやディズニーに誘われてよく行ってました。
初めは、お母さんと同じぐらいの私を誘うのってなんでだろうって思っていて、娘に「社交辞令から断りなよって」言われてたりもしたけど。
娘や、姪っ子以外の20歳ぐらいの女の子との交流が親でも子でも友達でもない関係がいろいろと話せるし、お互い良い距離感で楽しい。
共通の好きなこともあるから話も尽きないし、世代を超えられてる。
コロナが流行ってイベントに行けなくなってしまって、友達とも会えないし仕事も自粛。
でも、今の時代はホント良かった。
アマゾンプライムにNetflix、dアニメ、いくらでもステイホームできる。
「サイボーグ009」「攻殻機動隊」などの画像がものすごく綺麗になっていて感動しました。
昔の映像も懐かしくて好きだけど、綺麗な映像も違う意味で良かったです。
私の中のアニメで一番は「天気の子」だったけど、ステイホームしていたおかげで
最高のアニメに出会えました。
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
「鬼滅の刃」も見たし映画も行って感動して泣いたけど「ヴァイオレット」には敵わない。
元々は小説からの原作で全て買って読むぐらいはまってしまった。
友達に「マスクは3枚は必要だからね!」と言われてたけどホントだった。
この年になって映画館で嗚咽するぐらい泣くのは初めてのことだった。
よく「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」て「どんなの?」と聞かれても全てがネタバレになりそうで「とにかく見てみて!」としか言えないんですよね。
でも、見た人はほぼ感動してくれてるから嬉しい。
先日、呪術廻戦の0巻がどうしても欲しくて本屋さんに行ったら「全巻揃っていますよ!」のささやきに惑わされ「0巻から14巻まで」何年振りかの大人買いしてしまった。
漫画が傷つくの嫌で自分のエコバックに入れず紙袋を購入までして。
ふと購入して我に返った。
「あーまた娘に怒られる」どうしよう。
とりあえず、クローゼットの隅にそっと袋に入れたまま置いた。
でも、見つかってしまった。
「ライティングの課題が終わったら読んでもいいけど、それまではダメだよ!」
監視の目が光っている。「あと、アニメ見るのも禁止だからね!」
こんな娘とのやりとりも、なんだか楽しいし、嬉しい気持ちになる。
娘のおかげでやっと締め切りギリギリで課題が書き終えた。
このあと本当は漫画読みたいし、アニメの続きも見たい。
「もう、今日ぐらい我慢しなよ!」と娘に言われる前に、今日はゆっくりお風呂に入って
寝ることにした。
でも、明日は仕事がお休みだから、1日アニメ見て引きこもりの予定ですけどね。
***
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