子育てママこそフラガールになろう
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:エミリー(ライティング・ゼミ超通信コース)
「エミリーちゃん、おはよう!」
習っているフラダンスのレッスンの教室に行くと、
先生や他の生徒さんが挨拶をしてくれる。
「エミリーちゃん」と下の名前で読んでくれること。
それが私にとってとても嬉しい時間だ。
会社に行くと「○○さん」と名字で呼ばれる。
保育園に行けば「●●ちゃんのママ」と子どもとセットの関係だ。
家でも「ママ」と呼ばれる。夫にも下の名前でなく、ママと呼ばれている。
子育てママの私にとって習い事に行くのは、自分に戻れる時間だ。
私はフラダンスを習っているのだけど、子育てママに良い点がいっぱいなのでその魅力を紹介したい。
ひとつ目は、体を動かすことでリフレッシュできることだ。
普段モヤモヤイライラすることがあっても、レッスンが終わると、
「あー、スッキリした! 楽しかった」と元気になれる。
子育てママは家事や育児で体を動かしているように感じるけど、実際には運動をしているわけではないので、家事や育児をしても気分がスッキリするわけではない。
でも、ダンスとして楽しく運動をすることによって、体と心の両方に良いことがあった。
まず体の面では、楽しく運動ができるので産後のダイエットにも成功し、妊娠前の体重に戻すことができた。
もちろんレッスンだけでなく、家でも練習したというのもある。
ただ、家で練習するにも、楽しいから家でもやろうとやる気になれた。
なぜ楽しいかというと、フラダンスで踊る曲は、明るい曲や知ってる曲が多いからだ。そのことによって、気持ちも明るくなるという心の面でも良いことがあった。
2つ目は、子どもを連れていける教室が多いことだ。
ママが習い事をするとなると夫や親に子どもを預ける調整をしなくてはいけない。
「毎週のように頼むのもなんだか気がひけるし、めんどくさい……」
そんな風に習い事をするのをためらう気持ちもある。
でもフラダンスは、子どものクラス(ケイキクラス)があるところが多いので、必然的に子どもを連れてきているママが多い。
実際私の通っている教室では、先に子どものクラスがあり、その後大人のクラスになる。大人がレッスンしている間に、子どもたちは勝手に遊んでくれているし、先生や他の生徒さんも子どもに慣れている。
さらに、子どもたちが異年齢の子と関わりが持てるのも良い。
私の通っている教室では、0歳〜7歳ぐらいの子どもが来ているが、もちろんフラダンスを習っていない子もいる。必ずしもみんな一緒に遊んでいるわけではないが、幼稚園や保育園という枠を超えた交流ができる。
有名なモンテッソーリ教育でも異年齢交流は、良いとされている。
年少児は年長児に対して憧れを持ち、年長児は年少児のお世話をするのだ。
実際3歳の長女は、「●ちゃん(7歳のお姉さん)、好き」と言って追いかけて真似しているし、年長のお姉さんたちも「○ちゃん(長女)、かわいい」と言って遊んでくれている。
それを見ているとなんだか温かい気持ちになれるし、子どもたちにとっても良い影響がありそうだ。
3つ目は、発表会があることだ。
習っている教室の発表会もあるし、地域のイベントに参加したり、老人ホームなどでボランティアで踊ったりもする。
残念ながらコロナ禍で今はあまり発表する場がないが、参加するととても楽しい。
普段しないようなメイクや衣装を着て、スポットライトを浴びて舞台で踊る。
始まるまでの「緊張する〜」「この振り付け合ってる?」「メイク変じゃない?」とみんなでワイワイ言い合うのも楽しい。
そして、おそろいの衣装で舞台に立ち、振り付けが揃った時の一体感。
舞台に立った瞬間のあの緊張感と高揚感は、舞台に立ってみないとわからない。
ママでも一社員でもない、「私」にスポットライトが当たる特別な時間だ。
ママのいつもと違う姿を見て、
「ママ、すごい! とってもステキだった!」
と言われてとても嬉しかった。
それまで私のレッスンについてきて遊んでいるだけだった長女だけど、
実際に舞台で踊る私や子どもクラスの子たちを見て、
「私もフラダンスやりたい!」
と言ってくれたので、一緒に習うことになった。
同じ曲を大人クラスと子どもクラスで教えてくれたので、家で一緒に踊ることができた。家で長女と2人で踊っていると1歳の次女もパチパチと拍手をしてくれる。
こんな風にフラダンスを楽しいんでいると、ニコニコできる時間が増えたと思う。
ママがニコニコしていることが家族の幸せに繋がるのではないだろうか。
子育て中のママさん、フラダンス一緒にやってみませんか?
***
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