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飲食店で常連になるための3ステップ


記事:左次拓馬(ライティング・ゼミ)

*この文章は、「天狼院ライティング・ゼミ」の受講生が投稿したものです。
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「おっ、左次さん、いらっしゃい。カウンターにしますか」

飲食店で常連が店員さんと会話する。
暑いだの寒いだと雨が降っているだの天気の話からはじまって、以前美味しいと言っていたどこそこ産の牛肉が入っていますという話が続きまして、しまいには、店員さんの最近のプライベートにまで話が及んだりするわけです。
いやぁ、憧れを通り越して妬ましいですね。
嫉妬に嫉妬で、また嫉妬、と。
同じ金額を出して、同じものを食べているはずなのですが、断然、常連の方が充実しているような気がするわけです。勝手なひがみは重々承知、あわよくばわたしも……なんて思ったりするわけです。

そんなこんなの想いをこじらせた結果、編み出しましたのが「三顧の礼」であります。

「三顧の礼」は三国志で出てきます、蜀の劉備玄徳が諸葛亮公明を三度訪問し迎え入れたというエピソード。現代風に言うなれば、大企業の社長である劉備さんが、聡明なニートである諸葛亮君のお宅に訪ねて招き入れたという感じでありましょうか。

さてさて、飲食店で常連になるための「三顧の礼」ですが、以下の手順となります。

<■飲食店で常連になるための「三顧の礼」>
1.初訪問する
2.予約を入れて訪問する
3.一両日中に再訪する

順を追って説明していきましょう。

1.初訪問する

当然のことながら、まずは、行ってみて食べてみる、ということですね。常連になることが目的ではなく、あくまでも気に入ったお店の常連になることが目的ですので、お気に入りのお店を見つけるところからはじまります。

2.予約を入れて訪問する

さてさて、お気に入りの店が見つかり、ここの常連になりたいなぁ、と思った時の次の一手が「予約」です。
普通に行くのとの大きな違いは、“お店に自分の名前を伝えることができる”ということですね。顔と名前を覚えてもらうことが、常連の第一歩になりますので、欠かせぬ手順となります。
なお、訪問した際は、おすすめの料理を聞いたり、自分の好みを伝えて選んでもらったり、会話してみましょう。

3.一両日中に再訪する

予約を入れて訪問した次の日がベストなのですが、お店の人の記憶に残っている間に再訪します。
劉備社長がニート諸葛亮君を迎えられたポイントの一つに、気持ちを行動で示した、ということがあげられます。飲食店に対しては、食べに行く、ことが最大の礼になります。
殺し文句としては「いやぁ、昨日が良かったので、また来ちゃいましたよ」という塩梅です。
これで少なからず、お店の人の記憶に残りますので、後は皆さんのペースで常連ライフを楽しんでもらえますよ、という寸法ですね。

<■三顧の礼の注意点>
注意点はそんなに無いのですが、気をつけた方が良い点を何点か。

1.大きなお店では効果がありません

効果がゼロではないのでしょうが、接客してくれる人が違う可能性が高く、覚えてもらうまでには至りません。
例えば、近所の大戸屋で常連になりたい……と熱望しても、難しいと思われます。

2.好きな店の常連になろう

当然のことながら、自分のお気に入りの店で常連になりましょう。
常連になることが目的なのではなく、お気に入りの店をより楽しむのが目的ですから……と、それっぽいことを言ってみたり……。

<■常連になって得られたもの>
さてさて、実際に常連になるとどういうことが起こるのかを書き連ねてみます。

1.好みを憶えてもらえる

美味しい物を食べたい私としては、これが一番大きなメリットですね。
メニューを眺めただけでは気づかない料理をおすすめしてもらえることがあります。
例えるなら……本の趣味を熟知してきる友人に本を紹介してもらった……という感じでしょうか。

2.ちょっとしたわがままが言える

ここはお店によりけりですが、メニュー以外の食べたいものをリクエストすることが出来ることもあります。私はお店に「バナナタルト」をリクエストして出してもらったことがありました。

3.日常会話ができる

ほんとうにさり気ない会話ですが、仕事で行き詰ったランチの時に……など、ほっとする瞬間もありました。また、食後に本を読んでいたら、本談義からおすすめの本を紹介してもらえたこともありますね。本好きにとっては、ありがたい瞬間です。

さてさて、皆様も三顧の礼を活用し、(私が強く憧れた)常連ライフを手に入れて下さいませ。今より少し、生活の彩りが鮮やかになるかもしれませんよ。

 

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*この文章は、「天狼院ライティング・ゼミ」の受講生が投稿したものです。

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*この作品は、天狼院メディア・グランプリ参加作品です。
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2016-03-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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