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何故、天狼院のスタッフさんは元陸上部が多いのか? ~櫻井るみの場合~


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記事:櫻井 るみ(ライティング・ゼミ)

実は私は中学・高校と陸上部だった。

「部活は陸上部だった」というと、大抵「えー!! そうなんですかー!!」と驚かれる。
「見えなーい!!」とかたまに言われる。

 

それは何かい?

お前の体型で陸上部とか笑わせんな! ってことかい??

 

……とちょっとひねくれたことを思う。

 

 

 

もう、引退してから20年以上経っているのだから、体型に関しては許してほしい。

 

体育会系の部活だった人、そして運動していた生活をいきなり止めた人なら経験があると思うけど、部活を止めても胃はすぐに元には戻らない。
ゆえに、運動をしていないのに身体は部活をしていた時の食事量を求めてくる。

 

 

そして食べられるんだ、これが。

だから、元運動部はよっぽど注意していないと、引退後にはぶくぶく太る。
どこかで気付いて歯止めをかけないと、致命的に太る。
特に肉類は要注意。

 

 

 

閑話休題。
天狼院のスタッフさんには元陸上部が多いらしい。
東京のなっちゃん元店長、現店長の海鈴ちゃん、みはるちゃんに、福岡のまむさんこと今村
店長。
先日の月刊天狼院編集会議でそれを知り、海鈴ちゃんとひとしきり、何の種目をやっていたのかとか陸上部あるある等で盛り上がった。
「同じ部活をやっていた」という事実は、同じ時間を過ごしたわけではないけれど、遠く離れた場所で同郷にあったようなそんな親しみを覚える。

しかし、女の子が選ぶ部活として、陸上部というのは結構な体育会系だと思う。
実際にやっていた人間がいるのだから決して少なくはないのだけど、それにしても、一つのところに示し合わせたかのように、こんなに集まってしまうのは珍しいと思う。

何故こんなに集まってしまうのか?
元陸上部と本好きに何か関連性があるのか??

 

 

勝手に考えてみることにした。

まず、私が陸上部を選んだ理由。
小さい頃から足が速かったので、もっと早く走りたいと思った。
1番でゴールテープを切りたいと思った(実際の大会にゴールテープはないけれども)。

……というのが大きな理由。

 

でも、その裏で、
団体競技、球技が苦手だった。
剣道とか柔道とか相手と対戦するものなんてもっと無理。こわいこわいこわいこわい。

……という理由もあった。

 

 

そういえば、小さい頃は一人でよく空想……いや、妄想をしてる子だったなぁ。
その当時からもう、みんなでワイワイが苦手な子だったのかもしれない。

陸上は本当に個人的なスポーツだ。
ただひたすらに、レースまで黙々と一人で集中する。
支えてくれる人はたくさんいるけれども、実際に走るのは自分一人。

そう考えると、私は自分一人だけで完結できるスポーツだから、陸上を選んだのかもしれない。
上手くいかなかったとしても自分の責任。自分の努力不足。
誰かの何かが原因で……ということはない。
でも、いい結果が出たときは仲間と喜ぶことができる。
いい結果を出した仲間を讃えることもできる。

 

 

陸上と読書はそういうところが似ているのかもしれない。
ただひたすらに自分と向き合うスポーツ。
ただひたすらに自分の世界に入り込む読書。
黙々と走って。
黙々と読んで。
走り終わった時の達成感。
読み終わったときの達成感。
自分一人で完結できて。
でも、その良さを分かち合うこともできて。

 

あくまで読むのは自分だけ。
だけれども、その本を読んで何を感じたか、何を思ったかを分かち合うことができるし、お互いのセンスを褒め称えあうこともできる。

そういえば、陸上部の子は結構読書家が多かったような気がする。

 

 

そして、忘れては行けない「リレー」という唯一の団体種目(みたいなもの)。
全員がそれに参加できるわけではない。
リレーは当然のことながら、4人だけである。
また、4人で出る競技ではあるけれども、4人が同時に何かをするわけでもない。
それぞれがそれぞれの役割を果たすだけ。
陸上競技の中でも花形でありながら、そんなクールな種目。

天狼院のスタッフさん達は、いわば「リレーメンバー」なのではないかなと思う。

 

普段は自分の記事を書き、自分の担当している部活・ゼミの仕事をしているスタッフさん達。
だけれども、月刊天狼院書店編集部や旅部でのイベントでは、それぞれの持ち場を守りつつ、イベントが成功するように、それぞれがそれぞれの役割を果たしている。

裏方のようでいて、実は花形だよね。

 

 

元陸上部の人というのは個人プレーをしつつも、実は団体プレーもいける人だと思う。
個人で黙々と自分を高めつつ、いざとなったらチームワークも発揮できる。
そんな人が天狼院には集まっている。
だから元陸上部が多くなっちゃうんじゃないかなー。

陸上部に限らず、学生時代に何かを夢中でやってた人はみんなそうなんだろうけど。

天狼院スタッフさんの考察も是非読んでみたいところだ。
きっと私よりももっともっと上手くこの状態を説明できると思う。

 

なお、自分が元陸上部だから、多少ひいき目で見ちゃってることは否定はしません。

 

 

 

ここまできて浮かぶであろう、当然の疑問。

 

同じ個人種目なのに、何故、水泳じゃないか?

 

 

 

 

 

私、泳げない……。

 

***
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2016-07-08 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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